今日は、あらすじだけです。

 

 

 しょぼくれ責任感・土屋は、たんたんと菜摘と結に言う、「この弁当を工場で作るとなると、手間がかかり過ぎなんや。僕は、別に、部長の顔色を気にしているつもりはない。ただ、いくら高い理想を掲げても、現実的に出来なければ意味ないんや」と語った。

 菜摘はグーの音も出ません。彼女は結に「ごめん。基本的なこと、分かってなくて」とへこんでいます。

 問題を解決するアイデアがないんですね。サプリメントの入ったフリカケでも考えたらいいのにね。

 そう言えば、45年以上前に、和至は、インスタントラーメンにビタミン剤を付けて売るという実用新案を書いて、特許庁?へ申請したことがある。審査はさらにお金が掛るのでやめた。でも、インスタントラーメンの有名企業に手紙で売り込んでみた。しかし、企業から、インスタントラーメンは、おやつ代わりのものなので、栄養面は考えなくていいと却下された。それから、10年ぐらいして、麺にビタミンbなどが練り込まれるようになった。練り込みじゃ、お得感がないから意味が無いよね。あははは。

 その他にも、ヤクルトスワローズの応援に、空気で膨らませた傘が使われているのを見たけど、それより10年ぐらい前に、同じアイデアを実用新案も申請したことがある、かも。うろ覚えだけど審査はしなかったと思う。お金がなかった。

 それと、「ヒサシが二重になった帽子」も申請した。これは、特許庁から題名の変更をするようにと手紙が来た。和至は意味が解らず、そのままにしてしまった。あははは。もちろん、審査請求はしていない。その帽子は、その後、10年ぐらい経って、アメリカで流行り、日本のテレビで放送していた。

 あのさー、今考えると、和至は、何を目的にして、実用新案を考えていたのか、全く意味不明です。全然本気じゃないんだよね。あはははは。笑うね。まっいいや。宇宙の愛と運を試したかったのかなぁ???それはあるかも。

 結は自宅に帰っても、理想と現実の差について考えていた。

 そこへ、花が風呂から上がって来た。彼女は、練習試合でシュートを外し試合に負けていた。

 花の様子がおかしいので、結はすぐに声をかけ、話を聞こうとする。いいね。ナイスな判断です。

 しかし、花は、好きでサッカーを始めたのだけど、今は、シュートを決めてパパに喜んでもらいたい、と切に思っていた。つまり、シュートよりパパなのです。あのね、少女心は複雑なのです。

 しかし、これはどういうことでしょう?もしかすると、花がサッカーにあこがれた理由は、チームプレイに憧れたのかも?

 結が忙しかったから、花は寂しいと感じないようにしていたけれど、孤独だった?のかも。で、今は、メンバー内での競争もあるし、花はそういうことを良く分かっているパパとチームプレイをしている・・・のだろうね。結ちゃん、母親役としては手遅れです。

 結は花の一部始終を翔也に話した。夫婦で、考えています。

 一方、歩の会社では、「KIGofGAL」がファッションショーに出演するにあたって、問題が発生しました。プロデューサーは、アイテムについてはOKなのだが、ネームバリューが足りないと注文を付けたのです。

 そりゃー、ついこの前、作った会社なので、当たり前だのクラッカー。

 商品に自信を持った歩は、ネームバリューを上げる作戦に出る。『おいっ、元ハギャレンギャル連合を舐めんなよ』という気構えです。

 歩の話を聞いた結は、数日後の休日、東京の出版社に勤めている元ハギャレンメンバーのリサポンを自宅に招いた。歩と引き合わせるためです。すでに、顔見知りだけどね。

 しかし、歩は、ハギャレン初代総代としてではなく、いち起業家としてリサポンと向き合った。ウエブページの担当をしているリサポンは、ド・ド・ド緊張でっす。

 歩としては、コネで雑誌に採用になるのは、ダサイと思っていた。・・その方がリサポンも、社内で不採用になったときに、気が楽です。

 ウエブ担当ならば、リサポンのセンスが最先端を行っている可能性がある。これは、面白くなりそう。

 リサポンは「KIGofGAL」の商品を社内で検討し、連絡すると言った。歩は「よろしくお願い致します」と頭を下げました。

 話が一段落ついて、歩は事務所に帰る。

 そこへ、ハギャレンメンバーだった、ルーリー、タマッチ、スズリンが訪れ、リサポンと結(ムスビン)たちと、お茶会でーす。

 スズリンはネールサロンも時々やっているが、今は、土地を買って?亭主とミカン農家を始めていた。子供は5歳です。

 タマッチは日本に帰ってから、パートナーと子供たちにダンスを教えています。

 ルーリーは、ギャルモデルの事務所で専務をしています。

 ハギャレンギャルたちは、たくましく、楽しく、仕事をして、生きてまーーす。「超ー、上げー、あげー」でっすっ。

 ところが、ムスビンだけは、理想に一所懸命になればなるほど、花にも反発されるし、患者さんにも怖がられるしで、気分が冴えません。

 結の話を聞いたタマッチが、「理想が高すぎて、おこがましいんじゃない。目の前の事を一歩、一歩、やればいいよ。ダンスでも、出来ないことを悩むより、出来ることを磨いて積み上げないと進まないのよ。ムスビンならできるよ」と励ました。

 ムスビン、納得でっす。

 ということで、ギャルたちはカラオケに行くことにしましたとさっ。

 さて、ヘヤーサロンヨネダでは、いつものメンバーがたむろしている。そこへ、要蔵さんが来て、「わし、この町、出て行くことにした」と告げた。

 今日は、若い人たちは、悩みながらも何かを始めています。年寄りは、街を出ようとしています。でも、年寄りはどこに行ったらいいのでしょう。あの世ですかね?まだ、少し遠いいようです、の一席です。

 そう言えば、年寄りのナベベは、街を出て東京に行き、ギャル靴を作っていたな。

 ということは、動ける年寄りたちが、何かを作れる場所を提供すればいいのかな?

 そう言えば、徳島あたりの年よりは、木の葉っぱが売れるようになり、葉っぱを採集するために、毎日、山に登っているらしいね。足も痛くないようです。

 年寄りが、好きな時間(夜も含む)に、好きなだけ、みんなで、何かを作れる場所があれば面白いかもね。何を作ればいいんだろう。・・・分かりません。

 

 

 今日は、話があちこちに飛び過ぎて、瞑想に結び付けられませんでした。