今日は、鍼灸院に行ってきたので、あらすじだけです。

 

 

 寅ちゃんもいろいろと言ってみるものの、新潟での一人暮らしを想像すれば、それはとても寂しい。

 幼い優美ちゃんは、寅ちゃんにお願いされて新潟へ行くことにした。

 しかし、優美ちゃんは、どんな言葉をかけてもらっても、結局は「無」の境地になるしかない。『すんっ』になるのは必然です。人生だな。

 寅ちゃんは竹中記者を「竹もと」に呼び出し、完全無欠の職業婦人として紹介する予定だった記事を、書き換えて欲しいと頼んだ。寅ちゃんは、自分がオヤジ化してしまった姿をさらけ出すことに決め、そのことを自分のバネにして、家族の土台を、さらに深い繋がりにしたいと考えているのです。

 髭ダコ多岐川は、寅ちゃんの壮行会を自宅で開くことにした。家には汐見の妻である雀がいる。

 雀は、汐見と結婚して(杏香)→汐見香子と名前を変え、子供のために日本人として生きていくつもりだ。それでも香子は、今幸せだと言っている。

 壮行会の日に多岐川の家を訪れた寅ちゃんは、香子とこっそり話をした。

 香子は学友である小橋と稲垣がいるので、壮行会には顔を見せない。彼らに素性を隠したいのだ。まーな、本当にいざと言う時があったら人の判断はわからないから、亭主の不利になる要素は作りたくないよね。

 壮行会の宴会には、小橋と稲垣と汐見、そして多岐川と寅ちゃんが参加した。

 壮行会の締めとして、髭ダコ多岐川はふんどし1枚になり、水を被った。その水をかけたのは小橋、稲垣、汐見である。やっぱり、愛の家庭裁判所は胡散臭い。

 髭ダコ多岐川は、「寂しいぞ、俺は君が去っていくのが寂しぞー」と寅ちゃんに向けて叫んでいる。ついでに、4人の男たちは抱き合って泣いた。寅ちゃんの転勤について、俺たちに悪気はない、と示したつもりなのだろう。そう考えるしかない。

 寅ちゃんは「なんじゃこりゃ」と笑うしかない。運命を補う猿芝居にもならない。

 次の日、寅ちゃんは轟事務所へ挨拶に行った。

 轟と梅子は寅ちゃんの出世を喜んだ。

 寅ちゃんはよねに、「時代も変わってきてるから、もう一度、司法試験の面接を受けてみたら」と勧めた。

 よねは梅子と一緒に、浮浪児のために炊き出しをしているのだが、すでに法律に限界を感じているのかもしれない。よねには何かが引っかかっている。女装をやめれば、試験に合格するだろう。

 昭和27年(1952)春。寅ちゃんと優美ちゃんは新潟へ出発した。新生活が始まる。

 どうやら優美は、「無」になって、『すんっ』の仮面をかぶってしまったようです。寅ちゃんはそれに気づいています。

 

 

 

 今日は、縄跳びをして腰を痛め、鍼灸院に行ってきたのであらすじだけです。眠いです。