
パソコンが修理中につき、今日もあらすじだけです。
らんまん、観ていますか?
大壺助教授は、地べたを這いずり回りながら標本を集めるような植物学は、古くなったと万太郎に言う。今は、植物生理学が重要視され、来年には、ドイツに留学した細田が帰ってくるので、自分は用済みだと憤慨している。
なので、大壺助教授は非職になった。窓際族にもなれなかった。万太郎も真剣に考えるところだ。
万太郎と大壺助教授は、ヤマトグサの研究発表を思い出して、あの発見と喜びを忘れていない。しかし、それも今では、やるせない事になってしまった。
それでも、ヤマトグサは、二人とって、生きるために心の支えである。しょうがないよね。
時代と進化が残酷なのは、「残酷な天使のレ-ゼ」だね。大壺よ、天使になれ。だけど、天使の顔じゃないよな。悪魔の顔でもないけど、再就職先は世話されているのかな。
大壺は、「植物が好き」だけでは食っていけなかった。万太郎は、「植物を好き」だけで食っている。同じ好きでも、がとをでは中身が違うよね。
この世では、そのような人生模様が運命だから、そこいらの奴でも、男のロマンが、切なさから、始まるのだろうね。夢は、自分が進化することだね。
大壺は、大学を去って行った。明治27年のことだ。
代わりにドイツから帰ってきた細田が、助教授になった。細田は植物生理学に特化している研究者だ。波多野のライバルだね。万太郎は細田に挨拶をして、細々と植物採集に出かけた。
「明治27年、日本は朝鮮半島の動乱とともに、清国と戦争になりました。そして、台湾を割譲して、一応の平和条約が結ばれた。」
これって、中国と朝鮮半島が、欧米の植民地支配から逃れるために、日本を利用したんじゃなかったかな。それは、中国と朝鮮半島の1部の奴らが、欧米にそそのかされて、まんまとその手にはまり、結局のところ、途中で日本を裏切ったんだよね。違ったかな。違ってないよね。奴らは上手くやったと思ってるんだろう。
清朝最後の皇帝、アイシンカクラの人生の成り行きを見れば、本当のところが解ると思うがね。
その後、アイシンカクラ家から、発生した1族がいて、アイシン=金、なので、金と言う苗字を名乗ったみたいだね。
だから、全体、日清戦争もとどのつまりは、半島人の裏切りから始まったのだろうね。奴らは西洋の、お金に転んだ感じだね。
だけど、全くそのまんまの苗字なんだね。お金くれ、なんだね。北朝鮮の苗字、金(キム)が、それだね。なるほどね。初めて知った。調べてみるもんだ。
つまり、金(キム)族は、清朝の皇帝族とうまくすり変わっているのだろうね。
という事は、社会共産主義は、インチキと裏切りから始まったのだね。お金のためにね。資本主義は強欲から始まっているしね。お金のためにね。資本主義は、煩悩主義だよね。ならばどちらもやめて、まともな進化主義が始まるといいね。それも、まぁいいか、どうでも。どうせ屁理屈で塗り固めるんだろうから。。。
アイシンカクラフギ=清朝最後皇帝は、今でも、アイシンカクラを名乗っているようだ。続ける事はなかなか難しいよね。
まさか、日本と中国と半島は、とても深いところで繋がっているのかなぁ?その割には、日本では、半島人と中国人の犯罪者が多いよね。そう考えると、繋がってないだろうね。純正日本人と大陸型人では、人間の質が違いすぎる。
植民地支配と発展的支配は、紙一重のところがあって、何が、どこで、どのように、どんな形で良くなって行くのかは、紙一重のところがあると思う。だから、単純な言い分は、単なるプロパガンダだろうね。沈黙しても、辛いことばかりだろうけど、チャンスを待つしかないね。ただ、「裁きの時」まで、チャンスが来そうにない感じだね。あはは。
万太郎もそういう段階だろうね。園子も死んだし、自分に寿命がある限りは、自分の思う植物学をまともにやっていくしかない。そうしないと、園子に持っていきたい「徳を積んだ喜び」が、ダメになってしまう。
植物は、自然法に合わせて支え合っているから、生存競争ではなさそうだし、植物のような支え合いを芯にすることが、万太郎の純粋性だ。もちろん、植物も成長を競っているけど、競争に、正当な喜び感は必要不可欠だ。花が咲かないと意味がない。つまりは、自然法に合わせているということが重要なのだね。当たり前か。あははは。残酷な天使のレ-ゼだね。
明治27年は、景気が良かった。
料亭「巳佐登」も大繁盛だ。中居さんへの心付けも多い。
寿恵子も、芸者さんが来るまでの時間つぶしに、陸軍の上層部を相手に、八犬伝を元にした英雄の武勇伝を語るなどをしていた。これが意外に受けた。芸者さん達とも上手く繋がった。寿恵子は心付けをたくさんもらっている。
心付けをもらったときの、寿恵子の喜び方が可愛くて、すっかり上等なお水だね。子供がたくさんいるから稼ぎたいんだね。進化しないとね。
結局は、人生において、お金に目がくらむか、くらまないかだね。難しいところだ。
料亭の他の部屋では、財閥の岩崎や陸軍の恩田大佐、政治家、等々の宴会も行われていた。いつものメンバーだ。密談だ。
大日本帝国は、やっと不平等条約も解消して、世界に追いつけ、世界を追い越せの、威勢を持ち始めていた。燃えている。西洋列強に肩を並べたという感覚を持てるようになっていた。
(明治の期間のたった約40年間でそうなった。でも、この40年間と言うのは、自然法則的には合ってるね。モーぜも荒野に40年いた。なるほどね。)
その座に、寿恵子が居たので、岩崎は、万太郎のことを聞いた。寿恵子は、主人は東京大学の植物教室に助手として通っていると答えた。
岩崎は酔っているようなふりをして、ここぞと言う時は、情報収集をしている。主に、人間の質の情報収集だね。
それからしばらく日を置いて、万太郎が植物教室で標本を作っていると、徳永教授から呼び出しがあった。
万太郎が教授室に行ってみると、陸軍の恩田大佐がいた。里中教授もいる。
話しの内容は、要するに、台湾に学術調査団が派遣されることになったと言うことだ。
恩田大佐がその面倒を見ることになっていて、調査団員の選別は、里中に任されていた。
代議士の掛川を筆頭に、視察団として、台湾を訪問するのだが、学術調査団は、それに同行するものだ。彼らは、台湾で全体的な幅広い調査をするようだ。台湾を発展させるためのものだろうね。そうならないと意味がないからね。
発展的支配になるか、植民地的支配になるか、紙一重の判断が必要になるところだ。
それで、植物学研究室からは、万太郎が指名された。万太郎はびっくりだ。岩崎が恩田に、役に立つ人材だと話したのだろうね。
これから先の台湾に対して、発展的支配なるのか、植民地的支配なってしまうのかのカギを握る人物が、万太郎なのだ。
その支配のあとの未来が、吉と出るためには、万太郎の馬鹿だと言われるほどの純粋で柔軟な精神性が、必要かつ重要だったのだね。目には見えないけど、岩崎はそれに気づいていたのだ。
今日はここまでです。