
今日は、買い物に出たので、時間がなくて、あらすじだけです。
らんまん、観ていますか?
万太郎は、四国へ植物採集に出かけた。8月なので、タキの墓参りもする。藤丸は同行しているのかな?
寿恵子は妊婦だけど、しばらくは一人暮らしだ。長屋の連中がいるから、まだましだ。
万太郎の「日本植物図譜」は、その出来の良さで、日本の植物学会のレベルを、世界レベル以上に上げた。
博物館の野田も里中も、「日本植物図譜」をやっと手に入れた。彼らは図譜を観て、相当に感動している。丸葉万年草が認めら時も、トピックスになったが、万太郎のおかげで、日本の植物研究の全てが高度になり始めた。
万太郎の植物図は、「命の花」なのだ。植物の一生を、正確に、美しく、誰にでも分かるように、そして、生命を感じられるように描かれている。でも、芸術ではない。
教授室で田邊教授は、万太郎の植物図が、これからの水準になると考えている。そこへ、画工士の野宮が来た。
そして、野宮は、「万太郎の植物図のレベルで描く事が出来ないのなら、クビだ。田舎へ帰れ」と、頭ごなしに、教授から言われた。野宮の父親は福井にいるが、病気で働けない。野宮も追いつめられている。生活費を稼がないといけない。
そんな時、波多野は、生存競争から逃げた藤丸の事を思いながら、うさぎ小屋の前に居た。
俺が思うには、研究者は、ヲタ族系に属するかもね。ゆえに、研究者が落ち込んで寂しい時に慰めてくれるのは、犬じゃないし、猫でもない、やっぱり、うさぎちゃんだよね。白いうさぎは、アイドルだ。・・・。研究者は、アイドルが好きかもね。
あっ、だから、研究者は、中国や韓国のハニトラにひっかかって、お金で技術が流れるのだね。政治家と官僚は、ヲタ族じゃないのに、ハニトラにかかる。・・・じゃぁ、うさぎを飼ったらいいね。嘘です。
帰りがけの野宮が、波多野に声を掛けた。野宮は、
「顕微鏡の中で、君たちは、何を観ているのですか?」と、率直に問うた。波多野は、
「僕は、・・・今は、見えないってことを観ています。つまり、僕の知らないことを観ています。受粉で植物のどこが、どうして、変化するのか?・・そういうような、たぶん、不思議を観ているのです。分からないことだらけなのに、命を司る仕組みを見ているのです。一生、かかるかも知れません。」と、無理を承知の探求をしていると、自分を諦めたように答えた。
野宮は、
「不思議を伝えているおとぎ話は、たくさんあります。しかし、命の仕組みと生命の根源を知ることが出来るのなら、私は、その不思議を、芸術家として、正確に描いてみたい。一生、かかってでもです。絵は、私の生きる証なんです。」と、強く希望した。
波多野と野宮の魂は、揺れ合った。
二人は、万太郎の植物画を超えて、顕微鏡の中の不思議を描くために、永く協力し合うことにした。だけど、今は、まだ、確かなものは見えていない。
正当な天真爛漫者の万太郎の影響で、二人の男が、人生を掛けて、夢とロマンを追っかけるようになった。男は、純粋だおぅーーっ。
分からない不思議を求めて、それに手が届くことを希望しながら、なんとも言えない夢とロマンを追っかけて、生存競争で汚れたこの世でも、男たちは純粋に成れる、そんな雄蕊と男があちこちに居るのだ。
しかし、雌蕊と女は、それらの全体を必要としながら・・・雄蕊と男を「馬鹿だなぁ」と思う。
生き物には、そんな、奇妙な、不思議さがあるね。人生だね。旅だね。
波多野と野宮は、「俺たち」と言えるような仲間になって、固く握手をした。馬鹿な男の寂しさは、馬鹿な男にしか分からない、という事ですね。しょうがないやな。
純な男には、「俺たち」は、人生の「赤ちょうちん」だ。その心は、中で小さく燃えています。二人は、笑っている。以上。
波多野――、野宮――、頑張れーーー。正当な天真爛漫者の道は、厳しいぞーー。
さて、三週間が過ぎ、八月になった。
9月になったら万太郎が寿恵子の元へ帰るはずだ。彼は、沖ノ島から横倉山まで行って、植物採集をしている。
携帯電は、まだ、無い。
寿恵子が早産だったら、初産でも、一人で産むしかない。
なるほどね、そういう感じになるのであれば、女からすると、男の夢とロマンは、「ばかっ」に見えて、当然かもね。
夢とロマンを分かってくれ、と言う男は、出産より痛い奴だね。あーぁ~だね。うーーん。ここに、男と女の、すっとこどっこいの溝があるねーー。
社会がいい方に進化しないと、生まれて来る子供ためは、辛いのだけど、すっとこどっこいだおーー。
すっとこどっこい万太郎は、「何かあったら、そこいらの花に語りかけてくれ、そうすれば、わしに伝わるから」などと、寿恵子に本気で伝えている。花からのテレパシーだね。万太郎には、テレパシーはあるよね。
あっ、そうだなー。
スマホも進化したら、花の形になればいいね。画面は、アスカネットが研究しているような、空中デスプレイでいいやな。
空中デスプレイ付きの、花型のスマホは、他人から画面が見えない。しかし、光りに話しかけると、恋人に繋がるんだぜぃ。ロマンだろう。夢だろう。恋人同士専用のスマホだね。
このアイデアで儲かったら、俺へのお礼をよろしくお願いいたします。(プロフィール参照)
寿恵子のところには、万太郎から、たくさんの押し花(草)が、数日おきに届く。寿恵子は、その世話をするのに、ホントに、ホントに、とほほ、だ。
押し花の荷物の間に、寿恵子への手紙があった。
今日は、ここまでです。あらすじだけです。買い物に出たので、時間がありませんでした。