四間飛車は優秀だ・マイナビ準々決勝熊倉ー矢内 | 将棋プチ研究

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 清水を破って勢いに乗る熊倉と矢内の対戦。鈴木システム対穴熊となった。矢内はここのところ穴熊を連採しているが、どうも指し慣れていない印象を受ける。激しく違和感を感じたのが第1図。ここは△75歩が普通だと思ったのだが…。
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いくらなんでもこれで穴熊が幸せになれるはずがない。これで四間飛車がダメなら四間飛車は平成を待たずして潰れている。何か熊倉有利になる手段があるはず、と思い見ていた。

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ここが熊倉のチャンスだったと思う。本譜は▲57飛と寄ったため、後に△64角と出る手が生じ、居飛車が楽になった。私の読みはここで▲69飛。以下△58銀▲32金△69銀不成▲42成銀△同金▲同金△88飛成▲32金△31銀打▲43角△32金▲同角成(第3図)ここまでくれば1手勝ちだ。

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途中▲42同金の時に△31銀打とする手はあるが、▲同金△同銀▲41金と張り付いてやはりいいのではないだろうか。

熊倉は敗れたとはいえ四間飛車の優秀性を示したと思う。今後も自信を持って使い続けてほしい。一方の矢内は穴熊で薄氷の勝利を続けたが、次の相手は相穴熊のスペシャリスト、上田。厳しい戦いを強いられるだろう。