昨年12月に足の親指の付け根が赤く腫れてジンジンした痛みに見舞われて、
そのうちかかと付近も痛くなって歩けなくなりました。
 

 

恐らく親指の付け根の痛みは「通風」によるものだと思うのですが、

かかとの痛みは「足底腱膜症」の悪化なのではないかと思っています。

 

足底筋膜症なんて聞き慣れない言葉かもしれませんね。

 

足底筋膜症(そくていきんまくしょう)の症状

私は以前から朝起きて立ち上がった直後や、
長時間の車の運転後に歩き出す時などに、
かかと付近に痛みが出る症状に悩まされてきました。
 
しばらく歩いていると痛みが消えるので病院に行くこともなかったのですが、
どうやらこの症状は、「足底筋膜炎」という炎症のようなんですね。
 
足底筋膜炎の症状を紹介している医療関係サイトを見ていると、
今まで自分が経験してきた症状が見事に合致するので間違いなさそうです。
 
整形外科に行った時に撮ったレントゲン写真には、
かかと付近に尖った突起のようなものが写っていて、
それが足底筋膜炎によって生じた 骨棘(こつきょく) というもので
それが痛みの原因になっているようです。
 
治療方法は、ふくらはぎのマッサージや、テーピング、
足に負担をかけるような運動はせずに安静にするなど、
即効性は望めないものばかりでした。
 
なので、しばらくこの痛みが続いてまともに歩けないとなると
仕事にも生活にも支障があるので困ってしまいました。
 
 
すると、
「後にも先にも1回しか出来ない治療法があるんですが。」
と前置きしながら先生が告げた治療法というのが、
 
患部(突起物付近)へのピンポイント注射
 
先生曰く、
「この注射を打って痛みが引かなかったとしても、
更にもう1回注射することは出来ないけど注射してみます?」
 
まあでもそんな事言われても、こんな歩けない状態では
仕事にもならないので注射を打ってもらうことにしました。
 
注射はまさにピンポイントでかかと内部の突起箇所を狙って針を刺します。
感覚としては2センチくらい刺したように感じました。
そして針を刺したままちょっとグリグリこねられた時は痛かった。
 
割りとすぐに痛みが消えるのかと思っていたら、
「3日くらいで痛みが引くはずです」と先生。

 

その後、本当に3日目くらいから痛みが引いてきて
やっと松葉杖無しでも歩けるようになりました。
その頃には親指の付け根の痛みも落ち着いてきました。
 

後日ネットで調べてみたらこの時の注射は

コルチコステロイドという成分のようです。

 

注意点として、 

コルチコステロイドの注射は病気を悪化させる場合があるため、

通常は数回を超えては行いません。

との記載がありました。

 
 
治療から1ヶ月以上経過した足の症状としましては、、、
 
親指の付け根は深く曲げると少し痛みを感じますが、
足底筋膜炎による起床後の歩きはじめに感じていた
かかと付近の痛みはすっかり消えてしまいました。
 

今でも仕事などで足が疲れてくると足裏に張りのような

疲労感を感じることはありますが、以前のような

寝起きや動き始めに感じていた痛みは全く感じなくなりました。

 

私と同じような足の痛みを感じている方は我慢せずに

整形外科で診察してもらってみてはいかがでしょうか?

注射を打つかどうかは個人の判断によりますが、

治療方法があることは知っていて欲しいなぁと思うのです。