『しのゼミ』 -8ページ目

『しのゼミ』

日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

人間なんてララ~ラ~ララララ~ラ~

結局,人間タイヘンなことがあったり死に直面したりすると,

頼るというか頭に過るのは母親であって,

父では断じてない。

給料だけウチに入れてりゃ,

父なんて家に居ない方が良い。

存在してるのが鬱陶しい。

しゃべるな!ウザい。

・・・・・・

はぁ~~

なんか酔っ払いすぎて,

もうどうでもよくなっている。

お~と~こ~なんて

しゃーぼーんだま~

父なんて,

そんな存在だよなぁ。



早よ寝よ・・・・・
長女ちーの中学受験が間近に迫っている。

受験校の偏差値表を眺めては,ため息ばかりの父母。

このレベルは何とか届くんちゃうとか,この日程のココは狙い目ちゃうとか・・・

こんな間際になって,志望校選びがあっちこっちとブレまくっている。

こんなんでは,得られる結果もたかが知れてるが,まぁしょーがない。



この日は,某私立大付属中学にて模試&説明会に参加。

ちーがその中学校で模試を受けている間に,待機する父母に対して説明会が開かれている。

こんな秋も深まった今頃に,いったい何聞くことあんねん?って思うんだが,これに長蛇の列ができる。

何を見ても何を読んでも何を訊いても,心配で不安でしょうがない親心・・・か。

第三者的な物言いをしてしまったが,そんなブルーな受験シーズンまっただ中なるザ・シノ・ファミリーだ。



さて,志望校選びには「情報」は欠かせないが,やはり実物に触れることは重要だ。

まず,先生によるマンツーマンの学校説明。

これで得られる「ここだけの新・情報」なんてものは期待できないが,対応する先生の熱心さとか指導の大まかな方向性などを知ることができる。

実際に,質問に対する答えの丁寧さとか,根気よく質問に付き合ってくれる態度から,良い印象を受ける。

加えて,学校の中身を見ることができる。

少し見るだけなんだが,それでもその学校の雰囲気の一端は分かる。

たとえば,入った男子トイレがメッチャきれい。

落書きも無い。

それに,部活に精出す生徒(武道系で弓道部?)にすれ違うと,必ず「こんにちは」と挨拶してくれる。

礼儀正しく教育されている。

たった数時間の滞在だったが,自分としては好感を持つことになる。



その一方で,シノ妻の場合は・・・・・

推薦入試(最近は自己推薦なんてヘンな制度がある)における評価法に納得がいかない。

なんで内申書の点数を重視するのか理解できない,と説明会担当の先生に不満をぶつける。

そんなこと言われても先生としては困るだろうし,「こういうふうに決まってますんで・・・」という説明も歯切れが悪い。

まぁ,ちーの学校の成績が良くないんだから,しょーがない話ではあるんだが。

それに,あんな汚いトイレは見たことない,と言いだす。

女子トイレに入ったら,その辺の公園の公衆便所レベルだったそうな。

そこのトイレだけ,ひょっとして掃除し忘れてたのかもしれんが。

それから,廊下の掲示物の破れが多いのが気になったようだ。

自分的には掲示物が多いことに感心して,破れには気付かなかったが。

きわめつけは,すれちがう生徒たちはみな挨拶しなかったそうだ(弓道部の子ではなかったらしい)。

っで,シノ妻的結論としては,ここは幻滅だし,受験させるのはイヤだとのこと。



それにしても,同じ時に同じものを見た評価が,これ程まで分かれることも珍しい。

百聞は一見にしかずだが,一見しても全くわからんってどーよ?

ちょっとホントのトコどーなの?ってな感じで,妻の友人に尋ねてみる。

すると,その友人曰く,この中学は躾がなっていないらしい。

けっこう人気あるけど,入ったら放っておかれるそうよ・・・これって聞いた噂というか評判なんだけど。

ふ~ん・・・あんまり良くないんや。

なら,受けるのやめよっか。



こんなふうにして,受験校の選択は行われる(シノ家の場合)。

まるで移ろいやすい秋の空のように。

こんなんでエエんか?って思わんでもないが,まぁ完全無欠な学校など無いし,まだ受かったワケでもない。

まぁ受かったところで頑張りゃいいさ。

ところで,聞いた噂で決めるなんて,この一日,父母は何を見てきたのだろう・・・?



帰宅時。

ベート-ベンの7番がラジオから流れてくる。

いつになく気合入ってるなぁ・・・と素人目(耳?)にも思うような素晴らしい演奏だ。

クライマックスを迎え,演奏が終わり,一瞬の静寂。

引き続く万雷の拍手。

クラシック音楽における,お決まりのコースだ。



その拍手に若干先んじて,「ブラボー」の声がかかる。

素晴らしい演奏に酔った観客の興奮が伝わってくるかのようだ。

それは分かる。

良い演奏なのは分かる。

声援を送りたくなる気持ちも分かる。

分かるんだがちょっと気になる。

その「ブラボー」のタイミング,ちょっと早すぎへん?



調べてみると,ブラボーのタイミングにはルールがあるんだとか。

演奏が終わって,余韻が冷めてから叫ぶべし!

そりゃそーだろう,余韻冷めやらぬ間に叫んでしまう「ブラボー」は良くない。

それはフライングだし,下手すると演奏の感動を減じてしまう。

現実に,今回のフライング気味のブラボーは,自分の中のベートーベンの余韻を半減させている。

まぁ興奮の余り自制できないような態度は,傍から見るとはしたないし興ざめっちゅーよーなことなんだろう。



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



大相撲を,これまでに一度だけ見に行ったことがある。

あれは学生時代だったから,もう20年くらい前の話だ。

友人から大相撲の券が余ってんねんけど・・・って誘われて,急遽出向くことになる。

まぁ学生時代ならではの呑気な話だが,この大相撲観戦時に自分として是非ともやっておきたいことがあった。

それは「座布団投げ」。

最後の取り組みが終わった直後に,たくさんの座布団が舞う。

テレビ中継でよく見る光景だ。

この座布団投げをぜひ体験したいと思う自分。



会場内で誘導されたのは升席だったけど,けっこう後ろの方。

土俵から50メートルくらい離れていたかもしれん。

その日の取り組みは大きな波乱も無く,つつがなく進んでいく。

そして,最後の取り組みになる。

当時は横綱不在で,小錦が大関として全盛を誇っていた時代。

土俵に上がった小錦のあまりの巨体ぶりに,周囲からあらためて驚きの声が上がる。

そして,ハッケヨ~イ,ノコッタ!

対戦相手は忘れたが,小錦の巨体が土俵際まで押し寄られる。

ドーッと歓声が上がる。

しかし,寄ってきた相手を何とかはたき込んだ小錦が勝ちを得る。

歓声がドォワーっという大音量になる。

ちょっと冷や汗もんの逆転勝利だったような記憶がある。



その勝利の瞬間。

待ちに待ったその瞬間。

すっくと升席で立ちあがった自分。

敷いていた座布団を手に取って,フリスビーを投げるように構える。

そうして,はるか向こうの土俵に向かって座布団を投げ入れる。

クルクルと回転しながら飛んでいく座布団。

30度ほどの立ち上がり角を持った座布団の軌跡は,やがて放物線を描き始める。

そうして,そのまま自分と土俵の中間地点ほどの客席に着地。

たった数秒間の自由なる飛翔。

でも,ぜんぜん届かんやん・・・



そんな座布団投げの余韻に浸っている刹那に,やっと気付く。

座布団を投げたのは,どうやら自分が最初だったことを。

座布団が着地した升席の観客さんが,何事か?と後ろを振り返っている。

まわりの観客さん達からも,なんだなんだ?というような視線を浴る。

その後に,ひらりひらりと投げ入れられた座布団はたったの十数枚。

少なっ!

自分的には,甲子園でラッキーセブンの攻撃前に飛ばすあの「ジェット風船」のように考えていたんだが。

座布団の投げ入れって,多くのヒトがすることではないと云うことも実感する。

それを察してかどうか,同伴の友人がつぶやく。

「シノ・・・(座布団投げるの)ちょっと早すぎたんちゃう?」

「・・・そうやったかなぁ」

恥ずかしさをごまかしながら,そそくさと帰路に急ぐ自分達・・・・・



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚




称賛と興奮を表出する前に,TPOをわきまえなさい,と云うことか。



すこし筆を置いていたけれど,久し振りのエントリーだ。

それにしても10月はしんどい。

なんであんなにたくさんのことが一挙に押し寄せるんだろう。

でも,なんとか無事に過ぎ去ったようだ。

まだなんか調子が出ないけど,ぼちぼちまた続けていきたい。

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先日に,ちょっとワケありでややこしい病院人事の話があった。

そのことで,近隣病院の院長先生と事務長さんが,自分を訪ねてやってきた。

ありていに言えば,とある関係者の労働時間の配分を決めるということ。

働く時間を10時間とすると,そのうち当方にいくら,先方にいくら割り振るかという問題だ。

割り振りにルールはない。

分捕り合戦だ。

力の強い方が勝つ,早い話。



自分としては,時間的にこちらの取り分がやや多くなる,たとえば6:4くらいになるのを最低妥協ラインとして話し合いに臨む。

近隣病院さんも,当然のことながら最低でも半々,あわよくば2:1くらいの配分条件を探っているようだ。

「えー,私どもといたしましては,給金等の関係もありまして,なんとか○○の線は譲られないもので有りまして」

―― お金の話と来たか・・・

「そうおっしゃるのはもっともですが・・・・・私たちの事情をお話しさせていただければ,中長期的には●●くらいはこちらに頂けないと,そもそも両立は難しいのではないかという結論にならざるを得んように思いますけど」

―― それ言ったら,この話は無しやワなぁ・・・

「それはおっしゃるとおりですが,当院は○○省関係が経営母体という絡みもありまして,労働基準の△△の件はどーしても順守せざるを得ない立場にもありましてですね」

―― っんなこと言われても,知らんわい・・・

「その件は私どもも尊重しますが,プラクティカルな見地から見ますと,継続的且つ効果的な業務形態を保証してあげることが今できる最善であり,ひいてはお互いの利益にもつながるようには思いますけど」

―― もうちょっと,妥協してよ・・・



正直に言えば,こういう「綱引き」には弱い自分。

両者の意向が真っ向からぶつかる微妙な問題なんて,避けて通りたい。

和をもって尊しとなし,危うきは見て見ぬフリをする。

相手の立場に立ち過ぎるっちゅーか,自ら率先して先方の土俵に上がってしまう。

そんなタイプかもしれん。

っで,今回の件も,最終的には玉虫色の決着に落ち着く。

「・・・では,時間配分については,お互いの事情を考慮してだいたい半々ってことで,割り振りの詳細についてはある程度当人に任せてファジーにするってことでいかがでしょう」

―― はぁー,また折れてしもーた・・・

「そうですね,また何らかの問題が出てきましたら,今回のようにご相談申し上げることにして」

―― 問題先送りか・・・



今回の綱引きは,チョイ負けかな。

良いところまで行ったが,最後の最後で力を抜いてしまって,若干押し切られたというか,譲ってしまった格好で終わる。

でも,その過程で相手の真意が分かったし,こちらの意向も伝えたつもり。

まぁ長い目で見ればよかったのかも。



●キンキンに冷やしておいた頂きもののスイカを,みんなで食べようとする。

すでにあった割れ目を利用して,パカッとスイカを半割するシノ妻。

割れたスイカを見て「おいしそー」とでも言うかと思ったら,「おえ~~~キーモッ!」と叫び出す。

その割面がなにやらおかしな具合のようだ。

中身が腐ってでもいたか。

ヘンな色でもしていたのか。

あるいは,何かが出てきたのか。



▼原因となったスイカがこれ。

$『しのゼミ』

種を含んだ普通のスイカ。

旨そうだ。

でも,ただそれだけ。

「何がキモいん?」と訊いてみる。

「何がって・・・これがキモく無いって,それが信じられんワ」

そう言ってシノ妻はキモさを説明してくれるんだが,分かったような分からんような理由だ。

要は,スイカの種がきれいに並んでいる。

規則正しいっちゅーか,秩序的すぎっちゅーか,きれいに並びすぎっちゅーか。

それがキモいらしい。

ひょっとして,揃ってるとガシャって壊したくなる?

そう訊いてみるも,どうやらそうではない様子。

ヘンなこと言うなぁ・・・と思ってたら,後日にとあるTVトーク番組で「規則正しいものって,私ダメなんです」という女優さんのコメントを耳にした。

―――きれいに揃ってると,なんだか落ち着かなくって気持ち悪くなるんです―――

へーぇ,シノ妻だけやないかもしれん・・・そう思った。

では,そのキモさを引き起こす「深層心理」は,何なんだろう?



◆しのゼミ的「キモいスイカ」仮説その1 「錯視」

揃っていると,目の錯覚を引き起こすことがある。

その錯覚のあるものは,ヒトに落ち着かない感覚を引き起こす。

しかし,すべてのヒトにというワケではない。

つまり,その錯覚を引き起こす「感受性」は,ヒトによって違う。

たとえば,文字配列傾斜錯視と言われる下記のものをじっと見てみる。

ナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ー
ナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ー
ナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ーナマ樽ー
樽マナー樽マナー樽マナー樽マナー樽マナー樽マナー
樽マナー樽マナー樽マナー樽マナー樽マナー樽マナー
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少しすると,なんだか胸がムカムカしてくる(自分の場合)。

ちょうど,クルマ酔いと似た感覚か?

これと似た作用を,スイカの種の「規則正しさ」が引き起こしているのではなかろうか。



◆しのゼミ的「キモいスイカ」仮説その2 「連想」

このスイカの種は,「出てくる」イメージだ。

チーズからウジが湧いてくる?

埋めた筈の棺が,お墓からむき出しになる?

あるいは,お墓からゾンビが出てくる?

・・・そんな連想を抱かせるのかもしれない。

あるいは,「抜け落ちる」イメージか?

真っ赤な歯肉に,歯が何本も生えてくる。

それが,片っ端からポロポロと抜け落ちていく・・・・・



これだ!

自分的にはまさしく歯だ。

個人的にはそう合点がいくも,なんだかホントに気持ち悪くなってきた・・・・・