記念日の灯を消さないために | 『しのゼミ』

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日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

先日の朝にクルマに乗ると,
硬質で落ち着いた声音の女性がしゃべりだした。

「今日はシーラカンスの日です」

―― オイオイオイ,なんやねん,それ?

ナビのおねーさんが教えてくれたところによると,
12月22日はシーラカンスの日らしい。

まぁ生きた化石の日と言われても,
それをみんなで食すワケにもいかず,
便乗する誰かが儲けるワケでもない。

ごく一部のマニアを除けば,
へぇ~そんなんあったん?とか,
どーでもええやんっていう日なんだろう。



ちょっと調べてみると,
今から70年ほど前の1938年の12月の22日。

この日に,
南アフリカ近傍で漁をしていた漁船が,
見慣れない魚を捕獲した。

それがスミスという生物学者によって,
はるか昔に絶滅したと思われていたシーラカンスだと鑑定された。

それを聞いた世界がびっくり!

その発見を記念しての「シーラカンスの日」ということらしい。

実は,
12月20日も「シーラカンスの日」と言われている。

それは上記発見から14年後の,
1952年の12月20日のこと。

最初の発見地から少し離れたコモロ諸島という所で,
シーラカンスが再び捕獲された。

その報に接したスミスは,
このコモロ諸島に急行する。

そして,
14年前のものに比べてはるかに状態の良いシーラカンスの標本を手にすることになる。

それを記念してのことらしい。



しかしそもそもなんだ。

20日なのか,22日なのか?

こういう乱立状態はいかがなものか?
っと思うワケだ。

単純に考えれば,
1938年の初発見の価値を重く見るべきだろう。

どーでもええことやねんけど,
単純に考えれば12月22日でええんちゃうと思うんだが。

それに,
仲間割れしてる場合ちゃうで~
っとも思うワケだ。

一本化されていないのは,
理念が希薄な証拠。

どーでもええことやねんけど,
このままやとこの記念日は消え去る運命にあるような気がするが。

せっかくエエ素材持ってんのに・・・・・あー勿体ないしじれったい!

っということで,
99.99%以上のヒトにとってみればどーでもいいこの
「シーラカンスの日」を盛り上げよう!
・・・っという難題に取り組んでみた。



しのゼミからのどーでもいい提案その1) ビワちゃん化計画

シーラカンスって,
賞味期限が切れ気味やねんな,
ハッキリゆうて。

アトラクションとしての商品価値がけっこう下がってる。

そりゃそーやわ,
考えてみー?

シーラカンスって意外にたくさん居るねんなぁ・・・
ってことが調査で分かってきて,
それが肝心の稀少価値を薄める結果になってる。

ちょっと残念やけどな。

こうなったら,
その流れを先取るべきやねん。

稀少価値じゃ無くって,
「もっと身近に」路線やねん。

たとえば・・・・

日本のどこかでシーラカンスが目撃されたことにする。

それも琵琶湖で。

えーうっそー!

このありえんくらい身近なシチュエーションが,
商品価値を復活させんねんな。

想像してみー,
エッライ騒ぎになるでぇ~。

名前は「ビワちゃん」。

マスコミ飛びつくでぇ。

一大観光スポットになるでぇ。

ネス湖化するでぇ。

えらいこっちゃ。



しのゼミからのどーでもいい提案その2) うなぎ化計画

資本主義の世なれば,
やっぱり経済活動と結び付けるのが手っとり早い。

っちゅーことで,
シーラカンスをなんと日本の食卓に!
という大胆な発想からの提案。

まず,
食卓にあがるにはそれなりの数がいる。

ってことは「養殖」。

シーラカンスの養殖が成功すれば,
えらいこっちゃでぇ。

たとえば・・・・

中国産うなぎに圧され気味の浜名湖で,
シーラカンスの養殖が成功する。

そーして,
12月の22日にはシーラカンスを食する習慣にする。

シーラカンスって食用に適さないと言われてるらしいけど,
わさび醤油付ければなんとかイケるかもしれん。

日本人の魚好きを舐めてもらっちゃ困る。

日本の食文化なら,シーラカンスを料理してくれる!

そして日本人なら食ってくれる!

たぶん。

なんなら「シーラカンス料理コンテスト」を開けば,
料理の達人がなんとかしてくれるって。

ダメなら「シーラカンス・パイ」もあるしな。

とにかく食卓にあげることができたとしたら,
もーこっちのもん。

どこもかしこも「土用の丑」的にシーラカンスを食い始めるでぇ~。

アタラシ物好きなるわが国民性があるしな。

爆発的人気になるでぇ~。

えらいこっちゃ。



しのゼミからのどーでもいい提案その3) ブロンズウィーク計画

5月のゴールデンウィークに続いて,
9月の大型連休がシルバーウィークとして定着し始めてる。

っちゅーことは,
ブロンズやねん!

金・銀と来たからには,
次はオリンピックを持ち出すまでもなく銅になる。

っで,
適当なところと言えば,
ここの時期しかないねん。

ズバリ,
12月の終わり。

23日は天皇誕生日,
24日はクリスマスイブで,
25日はイエスさんの誕生日。

ちょっと宗教的な問題が絡むが,
話題性の大きいこの3連日が既に存在してる。

っで,
その前日の22日を「シーラカンス第一発見の日」,
20日を「シーラカンス第二発見の日」として祝日にすれば,
ブロンズウィークの完成やねん。

そーなれば・・・・

この時期の「シーラカンスに会おう~コモロ諸島の旅」が,
エライ人気になるでぇ~。

グアム・サイパン・ハワイを上回るかもしれん。

そーなれば「小諸(コモロ)市」が黙っちゃおらんでぇ~。

「シーラカンスの街宣言」してくるでぇ~。

えらいこっちゃ。