いっ君の金八先生 | 『しのゼミ』

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日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

長男小6いっ君の担任のK先生,メッチャこわいらしい。

いっ君が通う小学校で怖さダントツ一番な先生。

とにかくその怖さときたら,お父さんなんか目じゃない・・・といういっ君。



なに~?

お父さんなんて「目じゃない」だ~あ~

おいおい・・・・・

ちょっと待てや。

そのお父さんなんて甘チョロ的な言い方は聞き捨てならん。

言わせてもらえば,父もそこそこ怖くやってるつもり。

目をひんむいて叱ったり怒ったりすることは数知れんし。

手をあげるなんてしょっちゅうやし。

体罰不要論なんて幻想やし。

そんな「暴力親父」でも「目じゃない」と言わせるK先生の怖さとはどれくらいか?

いっ君に聞いてみると,たとえば。

いつまでも私語してると,筆箱で頭ゴチン。

いつまでもふざけてたりすると,また頭ゴチン。

とある時に,そのゴチンとした筆箱が壊れたそうだ。

聞いただけではそんなに怖くはないが・・・・・

札付きの腕白坊主たちでも,K先生の前ではシュンとなる。

きっと人間的な迫力があるんだろう。





それにK先生,メッチャ熱いらしい。

普段の授業や生活指導もさることながら。

競争とか対抗戦になってくると異様に燃えるようだ。



たとえばこの小学校の運動会はクラス対抗戦。

各学年4クラスずつあるので,「赤・白・青・黄」の4団に分かれてのぶつかり合い。

なので,自然に運動会は「他のクラスには負けれん!」っとメッチャ力が入る。

応援合戦の仕方から団旗のデザインに至るまで,張り合う要素は多い。

果ては,競技にいかに勝つかの戦略までが熱く練られる。

たとえば「台風」とか「ハリケーン」とか言われる競技の場合。

この競技では,一本の長い棒を掴んだ2~3人が横並びになって,立てられた棒の周りを回転しながら走る。

K先生曰く,その2~3人グループの人員配置に勝利のヒントがあるらしい。

なんでも,立てられた棒の周囲を回転運動する際に,外側を回る回数が多い側に,足が速い精鋭を揃えるんだとか。

確かにそうかなとは思うけれども・・・・・

そこまで考えんでもええんちゃう?と思えてしまう「熱さ」がいい。





そんなK先生の担任になってから,いっ君は少し変わった。

以前は,宿題をしていかない,日記をつけずにまとめて(想像して?)書く・・・・・そんな幾つかの悪い兆候があった。

それがK先生担任になるや否や,宿題をきっちりやるようになる。

日記やドリルも毎日やっていくようになった。

なぜかと言えば,やらないとK先生に叱られるから。

そうと分かれば,父母としてもしめたもの。

いっ君が手におえない時は,「K先生に言いつけるぞ」と言ってみる。

すると,「・・・しょうがねーなー」と父母の指示に従ういっ君。

今のところは効果覿面。

なんだか,K先生に気に入られたくってしょうがないようにみえる。





少なくともいっ君にとっては「金八先生」的なK先生。

従って教師たる者,怖くて熱くなるべしなどと言うつもりはない。

ちなみに,いっ君の同級生の中での「K先生人気」は絶大ではない。

どうも怖すぎてちょっとイヤという意見が多いらしい。

そんな怖くて熱いK先生がいて,最初はそれに不承不承従う子供らがいて。

それが,クラスとしていろいろ問題を解決したり熱く団結したりして。

たまにはありゃ?っていうこともあるが,それも何とか乗り切って。

そんでもって,クラスとして成長していけてるのがいい。

卒業まで,あと半年となったいっ君たち。

卒業後には,どの子供らも「あのK先生クラスって最高やったな」と思いだすに違いない。