皆の中心でいることは大変なことなんだ | 『しのゼミ』

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日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

台風一過の秋晴れのこの日。

ちー(長女)とみー(二女)の通う小学校で,運動会が開催された。

その開会式と閉会式で。

選手である子供らが,運動場に整列している。

並ぶ順番は団別で学年順で背の順。

つまり右に赤団・左に白団と別れていて,それぞれ内側から順に一年生・二年生・・・となり一番外側が六年生で,背の低い子が前・背の高い子が後ろという順番。

どこにでもある「学校の運動会の並び」。

そんな並びから,ラジオ体操になれば広い隊形に広がるのも,どこにでもある基本的風景。

左右と後ろ方向に広がってラジオ体操の隊形になるには,正面真中一番前,つまり一年生の一番背の低い子が中心になる。

お決まりの「体操の隊形に開け!」という合図があって。

その時に中心になった一年生で一番小~さい子がなんと みー



一年生で一番背が小さなみー。

それは,全学年で最も小さいという意味になる。

それは不名誉なんかもしれんが・・・

まぁ一番前なので,写真を撮ったりする時に見逃すことはない。

結局,開会式と閉会式で「 シノさんを中心に 体操の隊形に開け!」「1,2,3!」となる。

この名前を呼ばれるという名誉。

応援団やなくても,学年選抜リレーに選ばれなくても・・・・・

これでええやないか・・・と子供の活躍?に満足しようとするアホな両親。



っで,閉会式の「シノさんを中心に・・・」という二回目の栄誉に浴した後。

「紅組の優勝です」「わあ~~~」ってなったりするドサクサに紛れて,担任の先生に手を引かれてこっそり退場していくみー。

「アレ?・・・みーおらん」

「ホントや・・・どうしたん?」

「わからん・・・」

・・・・・

少しすると,知らん顔して並びに戻ってきたみー。

一体,何事か?



帰り道。

閉会式の顛末の理由をみーから聞き出す。

すると・・・

なんと閉会式中に耐えきれずにおしっこを漏らしたみー。

先生に連れられ,別室で着替えとなったらしい。

「あんたはホンマにもー・・・・・クックックッ」と笑って怒るシノ妻。

「だって・・・・・」とみー。

「おしっこくらい行きなさい,我慢しすぎちゃダメでしょ」

「だって・・・中心やから・・・」

「えっ?」

「中心がいないとダメでしょ」

・・・・・・・

体操の隊形の中心を死守することは,おしっこ漏らしなんかより重要なことなんだ!

そう主張するみー。

ヘンな理屈でよくわからんが・・・・・まぁよく頑張りました。