「己を喪えば斯に人を喪う。人を喪えば斯に物を喪う。」
『己を失う(自信がなくなる)と,友人(社会の人々)を失う(信用をなくしてしまう)。人を失うとなにもなくなってしまう。』
(「言志四録」佐藤一斎著/川上正光訳 講談社学術文庫)
<しの訳>
自信を持った生活態度でいると,
ヒトが周りに集うようになり,
そうなるといろんなメリットが生じる。
いつもそんないい循環の中で過ごしていきたいものだ。
しかし,
自分のような凡人には自信なんてあってないようなもの。
あっちでえらいヒトの話を聞いてグラグラっとなり,
こっちで失敗をしでかしてフラフラっとなる,
そんなことの繰り返し。
確たる「自信」を持つ第一歩として,
まずは等身大の自分を認めてあげたい。
ある一面でズボラだけど,
ある一面ではがんばる自分。
いつもはだらしないけど,
この場面ではオレに任せっていう自分。
このままじゃアカンけど,
このままでもまぁええやんっていう自分。
無理して背伸びをしたり,
ワザと小さく見せたりする自分。
矛盾を含む多義なる存在イコール自分。