放送委員のいっ君 | 『しのゼミ』

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日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

長男の小6いっ君が,この4月から小学校で放送委員をしている.

昼休みや掃除時間などに「~~しましょう」と呼びかけたり,音楽をかけたりするのが主な仕事らしい.

音楽の選曲も任されているようで,給食中にかける新しい曲を探して,珍しく父を頼ってきた.

「お父さん・・・どんな曲がええ?」

「う~~ん・・・なんでもええんちゃう?」

「お父さんの持ってるクラシックのCDを貸してくれ」

「・・・クラシックか・・・あんまし持ってへんけど」

そう言いながら,それっぽい曲の入ったCDを選んでやる自分・・・.



食事時にかかる「それっぽい」曲と言えば・・・

やっぱゆっくりと落ち着いてしっとりとした雰囲気の曲が頭に浮かぶ.

たとえば「G線上のアリア」とか・・・「カノン」とか・・・

これらの曲のゆっくりとした規則正しい旋律は,どんなシチュエーションにもマッチしそう・・・

まさに「クラシック界のユーティリティー・プレイヤーや・・・」と言いたくなる.

しばらくCDを聞いていたいっ君,予想通りというか極めて常識的?に「G線上のアリア」が気に入った模様.

「よ~し,今度はこれできまりや」っと一人満足げである.



ここで父はふと疑問に思う.

なんでクラシックやねん?

もっと元気でるようなエネルギッシュなビンビンな曲でもええんちゃう?・・・と.

いっそのこと,たらこキユーピーの歌でもかけたれ・・・と父は言いたくなる.

っで,父問う,「なぜクラシックに限るか」と.

子曰く,「ふつうの(ポップスや歌謡)曲だと,低学年の子が踊りだして収拾がつかなくなる」と.

父再び問う,「その言は誰のぞ」と.

子曰く,「担任のこわ~い〇〇先生が言っていた」と.



“低学年の子が・・・云々”という理由はきわめて説得力がないが,

今時の先生的苦しさがにじみ出ていて,とても批判する気になれない.

そんな苦し紛れを知ってか知らずか,

給食時間的シチュエーションにおけるBGM選曲で,

クラシックの選曲が「当たり前」で「常識」じゃん!・・・とするいっ君は,

大人になりつつあるのか,子どもらしさを失いつつあるのか・・・・・