短期直前集中的報告書作成法 | 『しのゼミ』

『しのゼミ』

日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

報告書の季節である.

今年度に頂いた研究費でもって,こんなこと考えて,こんなことしたら,こんなんなりました・・・という成果実績を伝える提出文書を書かねばならぬ.

頂いている研究費など一つか二つで数少ないし,自分でできる程々のことしか研究させてもらっていないので,それほど負担ではない.



報告書には,誰に教えてもらったわけでもないけれども,こうなふうに書きなさいよ・・・という形がある.

「背景と目的」,「材料と方法」,「結果と考察」・・・・・

「・・・〇〇の報告は多数あるが,△△に関する知見に乏しい」とか,

「・・・よって△△を検索することを目的として,以下の実験を施行した・・・」とか,

「・・・この結果から,◇◇ということが示唆される・・・」とか,

まぁ,書いててもつまらんっちゅうか,面白味がない無機質な文章ではある.

ちょっと笑わしたろか・・・・・というような余地は一切ナッシングだし,あっちゃイカン.

これが競争的研究費の申請書になると,研究費があたったらこんなものを買ってあんなことしよう・・・と,少し気合が入るんだが・・・,

元を辿れば「国民の血税」に行きつくんだし,手抜かず己を殺してしっかり書こうと自戒する.



さて,今週末が締め切りの研究報告書をそろそろやんなきゃなあ・・・・・ということで,先日に重い腰を上げたのだが,

「成果報告を5000字以内で(表・図を含む)」とある.

・・・っご・・・ごせんじ・・・って・・・・・・(ちょっと多くね汗

計算上は400字詰め原稿用紙で12~3枚になる(やっぱ多いわ汗).

実は中間報告書を昨秋に提出してあるので,それにデータを少し追加して書き加えればなんとか形になるかな・・・と思っていたが,

その中間報告書の文字数を数えてみたら,

なんとた~~ったの1200字. (・_・;)

ここから,約4倍にボリュームアップか・・・・・・・・

ちょっと苦しいな・・・・・・・・やべっ.



それじゃあ,しょうがない.

背景と結果考察をクドイほどに詳しくして字数を稼げば,なんとか約2.5倍ほどの3000字程度にはできそうだ・・・

「図・表を含む」ということを大いに活用して,ちょっと大きめの図表で残りのスペースを穴埋めしてっと.

全体としてなんとか4000字程度のボリュームを目指す・・・という方針に素早く変更する.



報告書書き上げのために必要な時間を6時間ほどと見積もって,

午前中の検鏡時間3時間を報告書書きにまわして,

午後の切り出しをK先生と交代してもらい,

秘書さんに頼んで留守電モードにしてもらい,

け~っこうな気合いを入れたところ,

なんとか午後3時ころには一通り終了.

朝の8時ころからはじめたので,昼食時間などを除くと,ちょうど6時間ほどかかったことになる.

我ながら恐るべし,この火事場の馬鹿力の正確さ!.



締め切りに追われないように,計画的にものごとが進めばいいけれど,

締め切りがないと,なかなか動かないのも現実であり,

それならばいっそ締め切りから逆算して,この日から始めるとか,この日までは一切やらないとか,

そんな「短期直前集中」的なやり方もある.

失敗は即自分という人間の信頼性に関わってくるため,最大限の集中が発揮できて,おそらく最短時間で仕事を捌くことができる最終手段である,



精神的には結構なストレスなため,この間は血圧はかなり上がっているであろう.

ある意味,自分の体を張ったやり方とも言える.

あんまり積極的にはお薦めができないけれども・・・・・.