成せば成る・・・か? | 『しのゼミ』

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日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

昨日は今年最後の研究会に出かけてきた.

今回の自分たちからの発表は大学院生に頼んだので気楽な参加である.

発表はまったく問題なく終わり,他の発表からもいろいろ勉強させてもらった.

さて,今年を振り返ってみると,研究発表に限って言えば,たとえれば階段を2-3段昇れたような気がする.

研究会で,みなを「おっ」と言わせるような発表を(2回だけだが)することができた,というのが今年一番の思い出だし収穫だなぁ.

「そんな発表あったっけ?」と自分を知るヒトからは言われそうだが,そんな瞬間を確かに経験した.

大学病院に配属したての頃は,研究会で発表しても「なんだそりゃ~,あれ誰?」という感じに思われていたことは,発表者である自分が最もよく分かっていた.

「それはまちがっとる!」と,発表内容を全面否定されたこともあった.

「なんでこんなつまんないことを発表すんの?」ってな雰囲気で,質問が全く出ないようなことも何度も経験した.

そんな事が重なると,気持ちが空回りしてしまいさすがに悩んでしまう・・・・・・・なにを発表していいのやら・・・・・・・・なんで発表なんかするのやら・・・・・・・・

そんな自信をほとんど失っていた頃,いつも厳しい意見をおっしゃる某先生からある懇親会で,「大事なのはこのまま続けることだよ」と一言ポツリと言われたことがあった.

(某先生は覚えておられないだろうが)本当にうれしかった.

こうなったら意地である.

逃げるのは絶対に嫌だ.

とにかく何が何でも発表し続けてやろう.

発表しないよりも発表して恥をかいた方がまし.

そう思って挑んだ今年のある研究会で,自分なりに一生懸命に考えて導き出した結論を勇気を持って言いきってみたことがあった.

そうしたところ,いつもは手厳しいその道の専門家の先生方が,自分が断じた結論に対して確かにリスペクトしてくれている・・・・・と肌身で感じた瞬間があった.

「・・・みんながある程度認めてくれた?・・・」.

当時は半信半疑だった.

次の研究会でもやはり同様のことを感じる瞬間があった.

成せば成った?・・・のかもしれん・・・・・」.

考えてみれば,こうなったらこっちのものだ.

勘違いでも大いに結構!

自分が「うまくできた!」と信じることができれば,勘違いでも「成ったも同然」である.

少しでも自信さえつけばあとは頑張っていける.



その後は,研究発表に関して若手たちにえらそうなウンチクをたれるようになってきた.

そもそもこのブログを書くこと自体もおそらくはその延長線上にある.

一年前には「ブログなんてやってる暇があったら・・・」って程度の認識だったのが,今やしこしこと真夜中にPCに向かう毎日になっている.

続けたことで少し成長したかなぁ・・・と今年を振り返ると共に,来年はさらに上のレベルを目指して頑張ろうと決意を新たにする次第である.

来年は「おっ」ではなくて,「えっ」とか「あっ」と言わせたい.