コーチングで学べることは、子どもの将来の仕事観にも繋がる | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

「親のためのコーチング講座 STEP2期」

 

の申し込み締め切りを

 

10月7日(金)23:59

 

に伸ばしました。

 

 

 

なので、あと2日で申し込みを締め切ります。

 

最初は、

 

「今期は人数少なくなりそうかな?」

 

って思ってたけど、予想を裏切り、今回も20人以上が参加してくれています。

 

定員は30名だから、もうちょい人数には余裕ある感じ。

 

 

 

そして、人数が増えたのもあって、参加特典で一番の目玉にしていた

 

「佐伯和也のコーチングを無料で1回受けられる」

 

ってのの枠も25名に増やしました。

 

 

 

締め切りの延長はもうこれ以上はありません。

 

なので、もし、STEP2期に申し込む人は、それまでに申し込んでくださいね。

 

お支払い期限は、申込日の少し後(申込完了メールに記載してあります)なので、申込だけを済ませておいてくださいね。

 

 

 

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親のためのコーチング講座 STEP2期

説明会動画 申込フォーム

 

※申込締め切り10月7日(金)23:59まで

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僕が教えるコーチングは、

 

「アドラー心理学」

 

を土台にしています。

 

 

 

なので、コーチングを使って目指したいことは、

 

「共同体感覚」

 

です。

 

 

 

共同体感覚っていうのは、

 

「自分も含めたその場にいる全員がその共同体に欠かすことができない存在なんだという感覚」

 

です。

 

 

 

そして、共同体感覚は、次の3つの要素に分解できます。

 

それが、

 

自己受容

 

他者信頼

 

貢献感

 

です。

 

 

 

自己受容とは、

 

「その共同体の中で、ありのままの自分でいてもいいんだ」

 

っていう感覚。

 

 

 

他者信頼とは、

 

「その共同体のメンバーを信頼すること」

 

です。

 

 

 

貢献感は、

 

「自分がその共同体のメンバーに対して貢献できている」

 

っていう感覚です。

 

 

 

STEPは、どちらかと言えば、

 

他者信頼

 

貢献感

 

を中心に扱っていきます。

 

 

 

僕が自己受容の話をよくするからか、自己受容をゴールにしている人もいるかもしれません。

 

でも、自己受容はゴールでも何でもなくて、それはただのスタートに過ぎません。

 

 

 

目指すべきは、自己受容ではなく、

 

「共同体感覚」

 

です。

 

 

 

つまり、

 

「ありのままの自分でいられるようになり、その先の他者信頼や、貢献感を目指していく」

 

ってこと。

 

 

 

自己受容だけだと何が起こるかと言えば、子どもが

 

不登校

 

引きこもり

 

ニート

 

ゲーム依存

 

暴言

 

暴力

 

全く勉強しない

 

などの状態であっても、

 

「そんなあなたもOKだよ」

 

って思えるようになって終わりです。

 

 

 

その状態を認めることは大事なのは間違いない。

 

でも、親として、子どもがその状態でいることで満足なんてしないでしょ?

 

 

 

だってさ、子どもはもっと成長するし、色んなことできるようになるし、数多の可能性を秘めてる。

 

秘めてるけど、秘めたまんまの状態なわけよ。

 

まだ何も発揮してない状態。

 

 

 

自己受容をゴールに置くなら、

 

「子どもがまだ可能性や天才性を発揮せずに、秘めたままな状態でOK」

 

で終わる。

 

 

 

言い換えれば、親自身が、

 

「この子はたくさん可能性を秘めてるかもしれんけど、ま、それが発揮されんでもいいか」

 

って子どもの可能性を諦めちゃうことに等しい。

 

 

 

だから、本当に子どもの人生の成功や幸せを願うんであれば、自己受容は大事やけども、自己受容だけじゃダメなのよ。

 

ちゃんと他者信頼、貢献感まで持っていかないといけない。

 

 

 

他者信頼と貢献感は、おそらく多くの親が気にしてるであろう、

 

「子どもが将来どんな仕事をするのか」

 

「子どもが将来経済的に豊かでいられるかどうか」

 

「子どもがちゃんと自分でお金を稼げるのかどうか」

 

みたいなところに直結してくる。

 

 

 

どういうことかと言えば、まず、

 

「仕事 = お金を稼ぐこと」

 

じゃなくて、

 

「仕事 = 他者貢献」

 

です。

 

 

 

お金をもらうことはある。

 

でも、それは仕事の本質ではなく、枝葉末節でしかない。

 

 

 

仕事がお金を稼ぐことであるなら、家事や育児は仕事じゃなくなる。

 

仕事じゃないなら、趣味とか娯楽の範疇になるんかな。

 

 

 

日本は、女性は家のこと、男性は仕事みたいな風潮があるし、

 

「お金をたくさん稼いでいる方が偉い」

 

みたいな差別思想もあるから、

 

「お金を稼いでいる男性は偉い」

 

「お金を稼いでいない女性は、たとえ家事や育児をがんばってても、偉くない(男性よりは身分が低い)」

 

ってなる。

 

 

 

また、親が「仕事はお金を稼ぐこと」って思ってると、子どもに

 

「お手伝いしたら、お駄賃をあげる」

 

っていう報酬制度を設定することがあるんやけど、これはやってみると色々と親の思惑と違ったことが出てくる。

 

 

 

それは、

 

「子どもに何かをしてもらうなら、お金を払わないといけない」

 

「お金を払おうとしても、子どもがお金を必要としてないなら、何も協力してくれない」

 

っていうことが起こる。

 

 

 

仕事をお金を中心に考えているから、子どもが仕事をするかどうかは、

 

「お金がもらえるか否か」

 

っていう判断軸になる。

 

 

 

そして、もう1つ、子どもはめちゃくちゃ重大な矛盾を抱えることになる。

 

それは何かと言えば、

 

「とても質の低い仕事をしても、自分はちゃんと報酬をもらえる」

 

っていう勘違いをしちゃうこと。

 

 

 

お手伝い制度を導入した時に起こることって、

 

子どもが家事をする ⇒ お金をもらえる

 

なんやけども、ここに1つ見落としがある。

 

 

 

それは何かと言えば、

 

「親が家事をしても、お金をもらっていない」

 

っていうこと。

 

 

 

子どもがする家事と、親のする家事。

 

どちらの質が高いか?と言えば、間違いなく、親の方よね。

 

親の方が、上手に、しかも、素早く家事をこなせるはずよね。

 

 

 

ってことは、お手伝い制度で起こる大きな矛盾というのは、

 

質の高い仕事をする親 ⇒ 何も報酬をもらえない

 

質の低い仕事をする子ども ⇒ 報酬がもらえる

 

ってこと。

 

 

 

ここで子どもが学習をするのは、

 

「仕事の質が高い/低いに関わらず、仕事をしたのであれば、報酬は支払われるべき」

 

「自分ががんばったのならば、それは報われないといけない」

 

っていうこと。

 

 

 

これを裏返せば、

 

「質の低い仕事しかできないのに、お金がもらえないと分かると仕事をしない」

 

っていうことよね。

 

 

 

仕事をしないんだから、仕事の練度は低いままで、質が上がることはない。

 

何の努力もせず、権利だけを主張して、怠惰で傲慢な性格になる可能性がある。

 

お金が欲しくなって働こうとしても、お金が欲しい時にしか働いてこなかったし、お金がもらえればそれで満足で、質の低い仕事で満足してきたんだから、子どもができることが少ないまま。

 

誰でもできる簡単なことしかできないまま。

 

 

 

その結果、

 

「働かない」

 

っていう選択をすることになるわけよ。

 

 

 

みんながみんなそういう結末になるわけじゃないよ。

 

お金を得ることは、生活をしていく上で大切なことです。

 

今日の話は、お金の重要性の話をしているのではなくて、

 

「仕事の本質は、お金を稼ぐことじゃなくて、他者に貢献することだよ」

 

っていう話です。

 

 

 

お金は、お金が必要な時に、

 

「この仕事をするからお金をちょうだい」

 

って言えば、その仕事を必要としている人がいれば、お金がもらえる。

 

 

 

仕事は、お金が必要なくても、困っている人、自分の能力を必要としている人がいるなら、仕事をしたらいい。

 

お金を稼ぐことは子どもには難しいかもしれないけど、誰かの力になり、誰かを助けることなら子どもにもできる。

 

 

 

そして、子どものうちから、

 

「他者貢献する喜び」

 

を実感してもらう。

 

 

 

子どもにとっては、誰かに貢献することに抵抗が少なくなり、お金関係無く、自分ができることであれば人を助けようと思えるようになる。

 

んで、僕ら人間には、根源的に、

 

「人と人が助け合って、一丸となって目標に向かってがんばる」

 

っていうDNAが刻み込まれてる。

 

 

 

だから、

 

「仕事の本質は、自分の能力を生かして、他者に貢献すること」

 

なのよ。

 

 

 

僕ら親が、子どもに仕事のことや、経済的な豊かさについて教えたいなら、子どもに教えた方がいいのは、

 

「他者貢献の喜び」

 

です。

 

 

 

他者貢献は、

 

「勉強する理由」

 

「何かを練習する理由」

 

にもなってくる。

 

 

 

勉強や練習は、それ自体も楽しい。

 

さらに、それ自体の楽しさに加えて、

 

「それをやることで喜んでくれる人がいる」

 

「それをやることで救える人がいる」

 

ってなったら、子どもの中で勉強をしたり、練習をしたりするモチベーションが上がる。

 

 

 

お金がもらえることでも、勉強するモチベーションには繋がりそうよね。

 

でも、子ども時代に、

 

「質の高い仕事(家事)をしているのに何のお金ももらっていない親を差し置いて、質の低い仕事(家事)をしてお金をもらう」

 

っていう矛盾した学習をしているならば、

 

「質の高い仕事をしても、もらえるお金が増える」

 

っていうイメージに結びつかない。

 

 

 

もし、そういうイメージを持ってるなら、

 

「質の低い仕事(家事)しかできない自分がお金をもらって、質の高い仕事(家事)をしている親がお金をもらっていないのはおかしい」

 

って気付けるはず。

 

 

 

そこに気付かないということは、

 

「仕事の質と、もらえるお金には相関関係はない」

 

って思っているということ。

 

 

 

だから、

 

「仕事の質を高めて、よりたくさんのお金をもらえるようになるために、勉強をする」

 

とはならんわけね。

 

 

 

なので、僕ら親が子どもに教えていかないといけないことの1つは、

 

「他者貢献の喜び」

 

だと言うわけです。

 

 

 

 

 

 

 

で。

 

これが今日、一番伝えたかったことなんやけども、

 

「子どもには将来仕事をして、お金を稼いで、自活できるようになってほしい」

 

って思うんなら、

 

「子どもに『他者貢献の喜び』を教えたい」

 

って思ってもらいたいというのがここまでの話なんやけど、そのために僕ら親は、

 

「親である自分も積極的に他者貢献のために行動しよう」

 

っていうことです。

 

 

 

自分の不安を解消するため

 

自分の問題を解決するため

 

っていうところにいつまでもいるんじゃなくて、さっさとそういうのは手放していって、

 

「自分は、誰に対して、どんなことができるのか?」

 

を考えて、やれることをやって、親も「他者貢献の喜び」を感じていてほしいのね。

 

 

 

親が他者貢献のために行動をしているからこそ、子どももその姿を見て、

 

「他者貢献をするのが当たり前なんやな」

 

って思うようになる。

 

 

 

親が、自分のできることをやって、他者を笑顔にしたり、助けたりしている。

 

そして、その結果として、お金をたくさんもらってるだけ。

 

そのお金はまた他者貢献のために使われていく。

 

 

 

私利私欲はあっていい。

 

「私利私欲があるか無いか」

 

はどうでもいいの。

 

 

 

「貢献意欲があるかどうか」

 

が大事だということね。

 

 

 

「私利私欲にまみれてるけど、他者貢献をしている」

 

ってのもいい。

 

 

 

「私利私欲はあんまり持ってないけど、他者貢献をしている」

 

ってのもいい。

 

 

 

 

 

STEP2期に興味を持っていて、コーチングを学びたいと思ってくれてるなら、それは、

 

「自分や子どもを幸せにするために」

 

っていう目的で参加してくれるんだと思う。

 

 

 

その目的で参加するのはすごくいいし、そりゃ当たり前だと思う。

 

STEP2期の6ヶ月間かけて学んでいくのは、

 

「他者信頼」

 

「他者貢献」

 

の精神です。

 

 

 

最初は、

 

「自分や子どもを幸せにするために」

 

でいいんやけど、そこに留まらないでほしいのね。

 

 

 

自分や子どもが幸せになるのなんて、簡単なんよ。

 

そこに6ヶ月も使う必要なんてない。

 

そこだけに留まるなら、それは

 

「自分や子どもさえ幸せであればいい(=他の人はどうなったって知らん)」

 

ってなる可能性もあるやん?

 

 

 

そんな精神を子どもに教えたくないやんか。

 

そんな精神でいたら、仕事もままならないわけやからね。

 

 

 

自分や子どもも幸せになる。

 

その上で!

 

自分の周りの人たちや、そのさらに外側の人たちのことも幸せにしようとしてみる。

 

 

 

それが「仕事」になってくわけです。

 

その仕事を必要している人がいるからこそ、仕事として成立します。

 

誰も必要としていないことをやっても、仕事にはなりません。

 

 

 

親が

 

子どもに何かさせたい

お金あげたら、させられるんじゃないか

子どもにやらせる

お金をあげる

 

っていう魂胆で、子どもにやらせたことには何の価値もありません。

 

 

 

「価値の無いことでも、やればお金をもらえる」

 

なんていう誤った学習をさせちゃうと、子どもが社会に出た時に苦労します。

 

 

 

だからこそ、僕ら親が

 

「価値のあることをしたから、お金をもらえるんだ」

 

「お金をもらえなくても、価値あることをしよう」

 

みたいなことを体現し続けてきたい。

 

 

 

そして、その精神を子どもに教えていくことで、子どもはお金に縛られなくなり、他者に貢献し、価値のある仕事をする。

 

それをするために、勉強や練習をするモチベーションが高まる。

 

 

 

僕は、どうせコーチングを学ぶなら、今の親子関係や家庭環境がどれほど悲惨な状態であっても、いつかそういうところまでたどり着けるように思ってSTEP2期に参加してみてほしいなぁ、って思っています。

 

コーチングを使う時にも、コーチ自身がそういうところに軸を置いてコーチングをしてほしい、って思います。

 

 

 

STEPで学ぶコーチングは、そういうコーチングです。

 

 

 

もうちょっと締め切りまであるので、良かったら説明会動画を見てみてね。

 

参加特典の無料コーチングも、25名まで増やしました。

 

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親のためのコーチング講座 STEP2期

説明会動画 申込フォーム

 

※申込締め切り10月7日(金)23:59まで

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