夫はスーパーヒーロー、妻はお姫様 | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

夫婦関係を考える時、これも忘れちゃいけない。

 
夫はスーパーヒーロー
妻はお姫様
 
ってこと。
 
 
 
表現は何でもいいんだけど、
 
「夫も、妻も、素晴らしい存在である」
 
「夫も、妻も、存在や、人格は否定されるべきではなく、尊重されるべきである」
 
ってことです。
 
 
 
ここを忘れると、伝える側が
 
「相手のダメな部分」
 
を見ちゃう。
 
 
 
いや、より正確に言えば、
 
「本当はダメな部分なんて無いのに、ダメな部分を作り上げてしまって、ダメな部分があると強く信じ込んでしまう」
 
ってことです。
 
 
 
 
夫が、いくら
 
「産後だけどシたい」
 
って言ったとしても、あかんのはその
 
「考え方」
 
「行動」
 
「関わり方」
 
であって、それをしたからと言って、
 
「夫の人格そのもの」
 
「夫の存在そのもの」
 
は否定されるべきではないし、尊重したまんまでいたい。
 
 
 
 
ここが崩れるなら、そもそもの結婚生活を見直す必要が出てくるんでないかな。
 
 
 
 
で、夫はスーパーヒーローなんだ。
 
だとしたら、
 
「本当に、スーパーヒーローがそんなことするんかな?」
 
って考えてみる。
 
 
 
スーパーヒーローがさ、
 
「赤ちゃん産んだばっかりなのは分かってるけど・・・シたい」
 
ってきたらさ、
 
「あれあれ!?スーパーヒーローがどうした!?」
 
ってなるじゃない。
 
 
 
「なんかおかしいぞ。どうした?」
 
ってなる。
 
 
 
 
スーパーヒーローは、その物語は、
 
「常勝ではない」
 
です。
 
 
 
負けることもある。
 
失敗することもある。
 
おかしなことをすることもある。
 
敵に洗脳されて、意味不明な行動をしてしまうこともある。
 
 
 
でも、それらは全て、
 
「スーパーヒーローのレベル」
 
を上げるための試練。
 
 
 
勇者も、最初はレベル1だし、装備も「ひのきの棒」だったりする。
 
でも、それでも、勇者は勇者なんだよね。
 
 
 
お姫様だってそう。
 
シンデレラのように、最初は自分がお姫様だって気付いていないところから始まることもある。
 
でも、魔法をかけられ、王子と出会い、さらに、わざわざ王子が探し出してくれもする。
 
お姫様なんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
僕は、個人で仕事してるから、時々、収入のことで不安になることがあります。
 
今の手持ちの金額のことも合わせて、そのことを妻に話すと、
 
「何の心配もない」
 
「和也なら何とかできるって信じて疑っていない」
 
と言われる。
 
 
 
別に、世の女性たちにそう言え、って話ではないんだけど、僕の場合は、妻にそう言われると、
 
「逃げ道が無くなる」
 
(笑)
 
 
 
不安を口にする時って、その時の心理は、
 
「その心配が実現しても、許してよね」
 
「万が一、そうなっても、僕を責めないでね」
 
「本当にそうなってから一気に責められると、メンタルの落差が大きいから、今のうちに少しでも責めておいてね(僕の気持ちの落差を軽減するために)」
 
みたいなものがあります。
 
 
 
だから、不安を口にした時には、
 
「責めてほしい」
 
「焦ってほしい」
 
「困惑してほしい」
 
そして、
 
「この不安を一緒に担いでほしい」
 
みたいな気持ちが働く。
 
 
 
この時、もし妻が責めてくれたり、一緒に心配してくれたり、可哀想だと思ってくれたりすると、気持ちが楽になる。
 
そして、僕としては、
 
「易きに流れる」
 
 
 
本当は、やれる力があるのに、出し惜しみして、行動するのをやめてしまう。
 
「がんばらなければいけない」
 
っていう話ではないです。
 
 
 
「自分でスーパーヒーローであることを忘れようとしてる」
 
ってことです。
 
 
 
「スーパーヒーローであることを忘れる」
 
ってことは、自分の役目も忘れて、自分が本当は色んなことをできるのも忘れて、
 
「自分は何もできない」
 
と思い込み、
 
「自分は役に立たない」
 
と思い込み、
 
「自分は無価値である」
 
と思い込み、自分で自分の勇気をくじく方向に解釈をしていく。
 
 
 
「勇気をくじく」
 
とは、
 
「行動する意欲を無くす」
 
ってこと。
 
 
 
だから、何もしなくなる。
 
 
 
「やりたいことしかしなくなる」
 
のではなくて、
 
「やりたいことすら、しなくなる」
 
そして、次第に、
 
「やりたいことが何だったのか、思い付けなくなる」
 
ってのが起こる。
 
 
 
これが僕がさっき、
 
 
「逃げ道が無くなる」
 
って書いた
 
「逃げ道」
 
です。
 
 
 
これは、子どもに対しても同じで、ゲームばっかりやってる子のやりたいことは、
 
「ゲームのみ」
 
ではないんだよ。
 
 
 
だから、子どものことも信じて、任せていくと、子どもはできるようになっていくし、自信もついていくし、自立していく。
 
僕は決して、
 
「ゲームばかりしていてもいい」
 
なんて思ってないよ。
 
「親が子どもを管理したり制限したりするのは、不信からくる行動だよね(=勇気くじき)」
 
って言ってるだけで。
 
 
 
 
 
 
読んでみてほしい。
 
 
 
ある女性が、夫から突然のLINEに驚く話。
 
そのコメント欄に、
 
「ちょっと今日のご飯豪華にしてあげようと心に決めた」
 
「3日間罰金払い続けてもいい(=家事とかしてもいい)くらい嬉しすぎる」
 
なんてある。
 
 
 
これって、
 
「行動したくなってる」
 
ってことよね。
 
 
 
つまり、その旦那からのLINEで、
 
「妻に勇気づけが起こった」
 
ってこと。
 
 
 
 
そして、今日の記事の趣旨に沿った言い方をするならば、
 
「妻がお姫様かのように大事にされていると感じた」
 
ってことだと思うのよ。
 
 
 
不信や、心配、不安みたいなものは、勇気をくじき、人を動かさずに、動けなくする。
 
信頼や、安心、愛情みたいなものは、勇気づけになり、喜んでもらおう、行動しようという意欲に繋がる。
 
 
 
僕が妻に、仕事や収入の不安を伝えた時、
 
「何も心配してない」
 
「絶対できるって信じてる」
 
って言われてしまったから、勇気が湧いてしまって、がんばらざるを得なくなった(笑)
 
 
 
もちろん、この時の行動は、
 
「やるしかない」
 
「やりたいー!!」
 
です。
 
 
 
やらされてるんじゃなく、自分の心の底から湧いてくる気持ち。
 
これが勇気。
 
 
 
ってなわけで、今日もコーチングスクールのアドバンスクラスに行って参ります。
 
 
 
 
P.S.
 
スーパーヒーロー
 
に対応するのは、
 
ヒロイン
 
 
 
お姫様
 
に対応するのは、
 
王子様
 
 
 
だと思うんだけど、個人的に
 
「王子様」
 
って言われるよりも、
 
「スーパーヒーロー」
 
って言われた方が上がるので、こういう感じにしてみました(笑)
 
 
 
自分がしっくりくる表現に変えてね。
 

 

 

 

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