コミュニケーションが取れない夫と結婚しているくらいなら、シングルの方が楽 | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

これも妻との会話の中で考えたこと。

 

妻とは毎日のように色んな話をしてて、僕の考えをよく理解してくれている上で自分の意見を述べてくれるので、なかなか楽しい。

 

 

 

「コミュニケーションが取れない夫と結婚しているくらいなら、シングルの方が楽」

 

って言うのね。

 

 

 

例えばさ、

 

料理をする ⇒ 味や調理法に文句を言ってくるのに、自分ではやらない

 

掃除をする ⇒ 掃除機の音がうるさいとか、掃除するよって言っているのに片付けない

 

洗濯をする ⇒ 匂いがどうのこうのとか言ってくる

 

とか、

 

「自分では動かないのに、文句だけ言う」

 

「言われないと動かない」

 

「『俺は仕事しているんだから、偉いんだぞ』的な態度」

 

「そもそも、仕事しない」

 

「すぐ拗ねる。会話にならない」

 

「子育ての辛さ、大変さを理解しないどころか、理解しようともしない」

 

みたいな夫であれば、

 

「いない方が楽」

 

なのではないか、って話なんです。

 

 

 

僕も10年ほど一人暮らしで、料理・洗濯・掃除くらいはやってきました。

 

あ、掃除はしてねーや(爆)

 

思い出せる回数くらいしかやってない・・・

 

 

 

この3つだけでも、なかなかに大変なのですよ。

 

僕は料理が好きだから、言われなくてもやるし、どんどん改良もしていく。

 

 

 

それでも、

 

 

1.献立を決める

 

2.冷蔵庫の中身チェック

 

3.買い出し

 

4.冷蔵庫にしまう

 

(料理作るモードに気持ちのスイッチを入れる)

 

5.食材を切る

 

6.調理

 

7.盛り付け

 

8.配膳

 

9.食す

 

10.食器を洗い場に持っていく

 

11.食器を洗う

 

12.乾いた食器を食器棚にしまう

 

 

くらいの工程があるんです。

 

これくらいの工程を毎日毎日やっているんです。

 

 

 

そこにさらに、掃除や、洗濯も入ってきます。

 

僕は、料理は好きだけど、洗濯はそんなに好きじゃなくて、必要に駆られてやっていました。

 

掃除は、もう、半年に一回とかでいいや、って早いうちになったので、そんなに大変ではありませんでした(笑)

 

 

 

洗濯のやり方も、1人暮らしの間は適当だったので、結婚してから、

 

「あ、柔軟剤って普通使うもんなんだ・・・」

 

「え、色物とそうでないやつに分けるんだ・・・」

 

「あれ、どれが色物だっけ?」

 

なんてやりながら、今更に学ぶことがあります・・・笑

 

 

 

 

 

で。

 

 

 

 

家族で過ごす場合、ここに

 

『子育て』

 

が加わります。

 

 

 

料理・掃除・洗濯

 

に加えて、

 

子育て

 

です。

 

 

 

そして、色んな親や、妻からも話を聴くと、間違いなく

 

「子育てが一番工程が多く、一番ハード」

 

です。

 

 

 

子育て >>>>>> 掃除 >> 洗濯 > 料理

 

くらいの大変さ。

 

 

 

そこに、

 

「自分ではやらないのに、文句だけ言う」

 

「言われないとやらない夫」

 

「こっちは大変だから、やらなくてもいいから、話くらい聞いてほしいのに、会話が成立しない」

 

「上から目線、客観的な目線で、すぐにアドバイスしたり、改善策を提示してくる」(これ、超ムカつくやつ)

 

「ほんとに、仕事しかしない」

 

「家事や育児の一部(一番おいしいとこ)だけやって、『俺はちゃんとやってる』って態度でいる」

 

っていう夫が加わるんです。

 

 

 

そりゃ、

 

「コミュニケーションが取れない夫と結婚しているくらいなら、シングルの方が楽」

 

って言いたくなる。

 

 

 

 

 

 

 

子育ての大変さでよく聞くのが、

 

「自分のスケジュール通りに動けないこと」

 

「自分がやりたいことを中断させられる」

 

ってやつです。

 

 

 

「コミュニケーションが取れない夫」

 

であれば、夫とのコミュニケーションに対しても、この子育てと同じくらいの大変さを妻は感じるわけです。

 

だから、心なしか、シングルのお母さんの方がイキイキとしている人が多いような気がします。

 

 

 

昨日の記事にも書いたけれど、

 

「離婚率は、子どもが0歳~2歳の時が最も大きい」

 

です。

 

 

 

以前、子どもに家事を教えよう、みたいな活動をしている人が教えてくれた話では、

 

「離婚率は、子どもが0歳の時に最も大きい」

 

っていうデータもあるようです。

 

 

 

だから、

 

「結婚してから、子どもを産むまで」

 

いや、もっと早く、

 

「付き合ってから、結婚するまで」

 

にいかに夫婦間でコミュニケーションが取れる状態にしておくか、っていうのはすごく大事なんだな、って思います。

 

 

 

どれだけ家事や育児をしてくれる人だとしても、コミュニケーションが成立しなかったり、こっちの家事や育児に口出しをしていくるようなら、それはそれでストレスになるはず。

 

夫婦で共同生活を営む以上、

 

「会話が成立しない」

 

っていうのは、かなり致命的だと思うのね。

 

 

 

昔から、

 

「亭主元気で留守がいい」

 

なんて言うけれど、協力できないならば、経済的な大変さはあれども、その方が幸せを感じられるのかもしれない。

 

 

 

「いない方が幸せ」

 

ならば、さっさと離婚しちゃうのもあり、ってことよね。

 

シングルであろうとも、子どもがちゃんと育つのは、多くの人が実証してくれているはずです。

 

 

 

 

 

 

 

もはや、

 

「男は、外で仕事をしてくるだけで十分」

 

「家のことは、全て妻に任せる」

 

なんて、時代遅れも甚だしい考え方だと思うのです。

 

 

 

それでいて、子育てや家事に口出しをするなんて、意味不明だと僕は思うのね。

 

だってさ、自分が携わっていないのに、その実態を分かるわけないじゃんね。

 

携わっていないならば、その男の言う文句や、口出しは、ほぼ100%見当違いです。

 

 

 

どれだけ論理的な思考ができる人であっても、

 

「それをやる妻の気持ち」

 

を見落としてしまっていたら、見当違いなわけです。

 

 

 

ほんで、もし、論理的な思考ができる人であれば、

 

「自分がやりもしていないのに、口出しをする(口出しできると思っている)」

 

っていうことの矛盾には気付くはず。

 

 

 

その矛盾に気付くならば、男がやることは1つです。

 

「家事・育児に対して、自ら動く」

 

ってこと。

 

 

 

でね、イクメンブームみたいなので一部で増殖してたのが、

 

「俺はちゃんとやっているんだから、文句を言う権利はある」

 

って思っている男たち。

 

 

 

これは、ほんとにタチが悪いなぁ、って思う。

 

僕がこの記事で書いていることは、

 

「男が家事・育児をやるかどうか」

 

ではなくて、

 

「夫婦間でコミュニケーションが成立しているかどうか」

 

です。

 

 

 

だから、いくら家事や育児をやっていたとしても、

 

・妻へダメ出しする

 

・そっけない態度を取る

 

・自分のやり方、考え方を妻に押し付ける

 

みたいな関わり方をしていれば、

 

「コミュニケーションは破綻している」

 

って言えるわけです。

 

 

 

だってさ、自分の言葉で妻が傷つき、ストレスを感じているんだとしたら、そのコミュニケーションは

 

「少なくとも、妻との関係では破綻している」

 

って言えるわけです。

 

 

 

たとえ、妻以外の人とそのコミュニケーションの取り方で、コミュニケーションが成立しているとしても、妻の気持ちを傷付けたり、ストレスを溜めさせてしまっているなら、

 

「そのコミュニケーションは、妻との関係に限って破綻している」

 

ってことです。

 

 

 

これは、

 

「家庭を『安全基地』にする」

 

っていう意味では、かなり致命的です。

 

 

 

夫婦関係が良くなかったら。

 

すなわち、夫婦間でコミュニケーションが破綻しているならば、それは間違いなく親子関係にも影響は出ています。

 

 

 

これは、もう、父親も、母親も、どちらががんばったところで、どうしても影響は出ちゃう。

 

今回の記事では、

 

「男子がもっとがんばろうぜ!」

 

って話をしていますが、基本的に男女は対等なので、

 

・男子側のコミュニケーションの取り方がおかしい

 

ってのもあれば、

 

・女子側のコミュニケーションの取り方がおかしい

 

ってのもあります。

 

 

 

そこには、教科書的なものや、正解があるわけではなく、

 

「そのコミュニケーションで、自分か相手が傷ついているよね」

 

「そのコミュニケーションを取り続けると、信頼関係が崩れるよね」

 

「そのコミュニケーションは、お互いの気持ちや言いたいこととズレてるよね」

 

みたいな結果があって、初めて、

 

「おかしい」

 

って言えるわけです。

 

 

 

だから、コミュニケーションの正否は、僕が決めるのではなく、

 

「その夫婦間で、何が起こっているか」

 

によります。

 

 

 

ってことは、コミュニケーションが取れていなかったら、

 

「このコミュニケーションは、合っているか間違っているか」

 

ってことすら判断がつかないんです。

 

 

 

一般的にダメだと言われているコミュニケーションでも、自分たち夫婦では上手く機能している場合もあるし、その逆もあります。

 

だから、コミュニケーションのことを議論する時には、

 

「理論ではなく、現場を見る」

 

っていうのが鉄則です。

 

 

 

机上の空論には何の意味もありません。

 

 

 

「自分ではやらないのに、文句だけ言う」

 

「言われないとやらない夫」

 

「こっちは大変だから、やらなくてもいいから、話くらい聞いてほしいのに、会話が成立しない」

 

「上から目線、客観的な目線で、すぐにアドバイスしたり、改善策を提示してくる」(これ、超ムカつくやつ)

 

「ほんとに、仕事しかしない」

 

「家事や育児の一部(一番おいしいとこ)だけやって、『俺はちゃんとやってる』って態度でいる」

 

みたいなのに当てはまる夫は、ほぼ間違いなく、

 

「現場を見ずに、理論を振りかざしているだけ」

 

です。

 

 

 

もし、家事や育児に参加していなくても、せめて

 

「妻への感謝」

 

はしておきたい。

 

 

 

仕事が大好きで、打ち込みたいとか、今は仕事で重要な時期、ってのはあるでしょうからね。

 

その時には、本来なら自分も父親として、夫としての役割があるにも関わらず、それを妻が代わりにやってくれているわけですから、感謝の気持ちは必須だと思うのです。

 

形だけ、言葉だけではなく、気持ちから。

 

 

 

 

 

自分は、家事や育児をやらず。

 

感謝もせず。

 

それどころか、文句ばっかり言う。

 

妻へのダメ出しばかりしてしまう。

 

 

 

そりゃ、

 

「夫がいない方が楽なのに」

 

って思っちゃうよね。

 

 

 

僕だって思うよ。

 

もし、妻が家事も育児もやらず、感謝もされず、文句ばっかり、ダメ出しばっかりするなら、

 

「妻がいない方が楽なのに」

 

って。

 

 

 

自分を1だとして、妻も1だとして。

 

夫婦関係において、

 

1+1<2

 

すなわち、自分と妻を足して、2未満になるのであれば、一緒にいない方がより効率的に、より幸せに生きられるわけです。

 

 

 

夫婦関係において、

 

1+1≧2

 

すなわち、自分と妻を足して、2以上になるのであれば、一緒にいた方がより効率的に、より幸せに生きられる。

 

 

 

一緒にいた方が、別々でいるより不幸になるならば、一緒にいる意味は無い。

 

一緒にいた方が、別々でいるより幸福だと思うから、一緒にいようと思うはず。

 

 

 

ここを男性はもっと真剣に考えなきゃいかんのじゃないかな、っていうのが僕の考えです。

 

あくまで僕の考えです。

 

 

 

 

 

 

 

★メルマガ登録はこちら★

「子どもが自分から勉強を始める親のコミュニケーション」