先生がコミュニケーションを学ぶと、不登校が減る | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

子どもが学校に行かない3つの理由をまとめてみました(あくまで佐伯の主観です)

 

っていう記事でね、2つ目の理由に、

 

2.学校が安心安全の場ではない(人間関係の問題)

 

っていうのを書きました。

 

 

 

これさ、学校側の責任として追及されるされることが多いけれど、そもそもですよ。

 

僕が個人的に、日本の教育の最大の課題の1つだと思っているのが、

 

「教育課程で心理学やコミュニケーションを学ぶ機会が無い」

 

っていうことです。

 

 

 

早くて大学です。

 

大学でも、心理学を学んだとしても、コミュニケーションを学ぶかどうか。

 

 

 

コミュニケーションは、知識を学んだだけでは、訳知り顔で、上から目線で物言う鬱陶しいヤツに成り下がります。

 

こっちがどれだけ熱心に伝えても、

 

「あなたの本心は、それじゃないわ」

 

とかって言われるの。

 

 

 

「黙っとけ」

 

って思う(笑)

 

 

 

コミュニケーションは、知識はあった方がいいけれど、無くても実践練習を積み重ねれば確実に上手くなります。

 

でも、知識があっても実践練習をしていないなら、いっこうに上手くなりません。

 

 

 

だから、そういう意味では、大学でコミュニケーションを学ぶのも、それが生きるかどうかは、どれだけ実践練習をしたか?っていうことがかなり大きく左右します。

 

「実践練習をする場」

 

っていう意味で、大学まで含めた教育課程には、コミュニケーションを身に付ける機会はありません。

 

 

 

たとえ大人であっても、コミュニケーションを身に付けていないが故に、夫婦関係や、親子関係、家族の雰囲気とかがあんまり良くない感じになるわけね。

 

だから、逆を言えば、親子関係や、夫婦関係を良くしたければ、コミュニケーションを学んで、上手くなればいい。

 

コミュニケーションを学んで、本心に気付いたが故に、離婚するケースもあるんだけどね(笑)

 

 

 

 

 

もちろん、コミュニケーションを学ぶ機会が無いことは、学校教育にも多大なる影響を与えています。

 

例えば、いじめ。

 

いじめがあることも、子どもが学校に行かなくなる理由の1つ。

 

友人関係で勇気をくじかれてしまうわけね。

 

 

 

いじめの解決も、

 

・先生がコミュニケーションを学ぶ

 

・子どもがコミュニケーションを学ぶ

 

っていう両方をやると解決できます。

 

 

 

先生は、いじめを悪とした『勧善懲悪』をやめること。

 

そして、子どもの心の発達、コミュニケーション力の向上に努める。

 

 

 

子どもは、自分の気持ちに気付き、自分の気持ちを相手に伝え、相手から伝えられた気持ちを受け取る。

 

現代の教育の現場では、きっと、

 

「相手の気持ちを考えましょう」

 

とかって言われてるんじゃないかな。

 

 

 

相手の気持ちを考えて、自分の気持ちをないがしろにすれば、いじめかうつが起こります。

 

いじめは、抑え込んだ自分の気持ちの発散。

 

うつは、自分の気持ちを限界を超えて抑え込んじゃう。

 

 

 

コミュニケーションを学ぶことによって、子ども同士の関係性を良くすることができます。

 

 

 

 

 

また、子どもが学校に行かなくなる理由の中で、案外多いのが、

 

「先生が怖いから」

 

っていうもの。

 

 

 

先生が、子どもの勇気をガッツリとくじいちゃうのね。

 

宿題をやってこないから。

 

何かイタズラをしたから。

 

ルールを破ったから。

 

態度がマジメじゃないから。

 

勉強をしないから。

 

 

 

先生は、先生なりの正義と、怒りを持って、子どもを断罪します。

 

その結果、先生の正義は貫かれるんだけど、その代わりに子どもの心は傷ついて、先生や、学校、引いては大人や人間に対して恐怖心を抱くようになります。

 

 

 

コーチングを始める前は、こういう事例って、珍しいことだと思っていました。

 

でも、今の子育て・教育の活動を始めた時、こういう事例は珍しくないことだ、ってことを思い知らされました。

 

 

 

不登校の本人や、その親から、何人もからそういう事例を聞きました。

 

みんなの前で一人の子どもに対してガチギレする先生とか。

 

 

 

ある子を無視する先生がいて、その母親が先生に問い合わせたら、

 

「○○ちゃんの方が先に無視してきたから、無視されたらどんな気持ちになるのか味わってもらっていました」

 

っていう先生がいたりとか。

 

 

 

友達とジャレ合っていたら、片方の子だけ呼び出されて、

 

「何いじめてんだ!謝れ!!」

 

ってガチギレされたり。

 

 

 

不登校になった子や、その親から話を聞くと、先生のびっくりするような生態の話を聞く機会が多いです。

 

だからね、

 

「コミュニケーションを学びましょう」

 

っていうのは、

 

「子どもにコミュニケーションを学ばせましょう」

 

って意味じゃないんすよ。

 

 

 

先生もコミュニケーションを学ぶ必要がある。

 

親もコミュニケーションを学ぶ必要がある。

 

子どももコミュニケーションを学ぶ必要がある。

 

 

 

じゃあ、誰がコミュニケーションを教えんの?って言われると、コミュニケーションを教えられる人は決して多くない。

 

その理由はさっきも書いた通り、コミュニケーションを学ぶ機会が教育課程において、用意されていないから、です。

 

 

 

「先生や、友達との交流が、コミュニケーションの練習になる」

 

っていうのは、半分正解で、半分間違いです。

 

 

 

なんでかっていうと、理論に基づいたコミュニケーションでなければ、身に付けるコミュニケーションの質は、出会ってきた人によりけりになってしまう。

 

良いコミュニケーターに出会ってきたら、コミュニケーションは上手くなる。

 

良くないコミュニケーターに出会ってきたら、コミュニケーションは上手くならない。

 

 

 

そんな偶然の産物に委ねるのであれば、『教育』とは呼べないよね。

 

考え方や、理論に基づいて、実技を学ぶべきだと思うんだよね。

 

 

 

 

 

コミュニケーションを学ぶとどうなるのか?っていうと、

 

4年間で僕が学んだことをシェアします

 

の記事で書いたように、子どもが人間関係を築くことに自信を持てるようになります。

 

 

 

また、『親のためのコミュニケーション講座 -BASE-』でも親にコミュニケーションを教えているのですが、そこでの変化は、

 

・子どもに怒らなくなった(怒っている理由が分かった)

 

・子どものことを信じられるようになった

 

・子どもの笑顔が増えた

 

・子育てが楽になり、楽しくなった

 

・子どもの知的好奇心が高まった

 

などの変化がありました。

 

 

 

コミュニケーション力を高めることの変化は簡単に書けばこんな感じです。

 

親子の関係や、子どもの状態で、

 

「これ以上どうしていいか分からん・・・」

 

っていう状況でも、コミュニケーションを学ぶことで突破口が見えることがあります。

 

 

 

家庭でこういう変化が出ているから、これはきっと学校でも同じような変化が起こるんじゃないかな、って思います。

 

そして、先生がコミュニケーションを学ぶことで、不登校を減らせたり、学校を子どもにとっての安全基地にできるんじゃないかなぁ、って思っています。

 

 

 

 

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