行ってきました、代々木。全日本男子ショートです。宇野昌磨選手がやってくれました。凄い演技でしたね!

羽生君が凄いのはわかっていましたからまあ「なんもいえねえ~」というところでしょうか?

とにかく昌磨君に浸りたいところですが、今さっき昌磨君応援ブログとかぐるっと回ってきて噛みしめているのでちょっと一息入れて本題に入ります。

 

高橋大輔選手と私の歴史・その3で、テレビでの断片的な映像だけで印象を語るのは云々~とか書いたので(あ、これを言っていたのは私ではありません)、ちょっとね、確かめたくなったのです。会場の印象とテレビの映像の違いを、ですね。

 

そうですね、一言で言えば「別物」という感じでしょうか?昔はそんなに感じなかったのですが(てか気にもしていなかった)。

う~ん、昔の映像ってもう少し例えばステップのところ辺りは俯瞰して見れるような引きの映像もあった気がするのですが、最近はやたら寄りが多いですね。会場自体もあまり遠くを映しませんし。私ここ数年、選手のリンクカバーがよくわかるような上の方の安席しか取らないんです。だから選手の顔がドアップで映るテレビ映像は別物に感じてしまうのでしょうかね~、ただ上の方にいると、アリーナやその近辺の事は全くわからないですね。まあ会場の雰囲気も自分の席の半径何メートルとか漠然とした情報はそんな感じです。もちろん誰々に上がっていた歓声が凄かったとか全体の事もわかったような気もしますが、このあたりも自分の席の近辺の情報が残りすぎているのか、後で映像を見直すとちょっとまた「あれ?」みたいな感じにもなったり~。

 

選手の演技が一番なのでそれをしっかり映してくれるのはありがたいです。例えばステップのところで足元を映さなかったり、なんてのは論外だと思いますし、天井カメラのスピン映像はちょっとやめてほしいですが最近はまあまあちゃんとしている気がします。

 

テレビカメラというのはライブであれば事実の一部を正確に映している、という事なのだと思います。もちろんすべてではありません。しかし会場全体、要するに客席ですね、もっと俯瞰でカメラに収めるような工夫が欲しいですね。観客がどのくらい選手の演技を称えているのか、どのくらい沸いているのか、選手のあいさつの時にでもちょろっとでも映せばいいものを、中間から上の方までがどのような反応をしているのかよくわからないんです。後すぐコマーシャルに行ってしまうのでそこも関係していますかね。CM自体は仕方ないのですよ、スポンサーがいなければ成り立ちませんから。でもそこも工夫してほしいです。後選手の演技後のスローの映像が流れている時はリンクに次の選手が流しながらアップしています。キスクラの映像も小窓に移されているので、次の選手も小窓に移すなどの工夫が欲しいと思います。スロー映像自体は会場では大型スクリーンに映され、かつキスクラも大型に映されていたと思います。テレビだとスローは当然大写しで見たいですからいいのですがこの辺も会場の臨場感を少しでもテレビで映してほしいな~と思います。だって次の選手がお気に入りの選手だったら気になるじゃないですか!

 

後何といっても6分練習ですね。これが最近はやたら短いんです。CMが多いですが、人気選手のVTR流したりすることもありますね。6分練習は視聴者にとっても貴重なのでCMの場合はやはり製氷などの時間もあるわけですからそっちに回してほしいですね。

会場に行ったところですべて覚えているわけがないんですよ。だから6分練習なんて後で録画を確認しようとするとほとんど映像がない、これはかなり脱力します。

 

後は上述しましたが最近なのか、私がそう思っているだけなのか、やたら寄りの映像が多い気がします。

最近は順位の高い選手の映像をもう一度流したりしますよね。で、あればですよ、例えばもっと俯瞰して撮った映像など(リンクカバーも一目瞭然のやつ)別のカメラ位置から撮った映像を流せばいいのではないかな、と思うのですよ。いいものはどっから見てもどの位置から見てもいいんですから。

先程テレビは事実の一部を正確に、と書きましたが、別のカメラ位置で撮った映像によって事実が増えていくのですよ。これは報道の役目ではないですかね!

 

ただですね、会場よりテレビの方が情報が早い事もありますよね。壺井達也選手の怪我による棄権は、会場では何が起こったのかチンプンカンプンでした(アリーナ近くの席の人はわかったかもしれませんが)。テレビ放送では棄権の理由と、その後抱えられるように戻っていった席で泣いている様子も映してくれました。

会場で私は「壺井君、壺井君」と一人ぶつぶつ言っていました。ちょっと、記事テーマと離れますが、壺井選手ほんとにきれいなスケートをする人なんです。4回転時代にあって無理をして、怪我が治りきらないうちに練習再開など繰り返してしまったのでしょうか?あ、いやその辺は単なる憶測です。兎に角あのスケーティングはほんとに貴重で美しいですから、今度こそ無理せず、しっかり回復してから少しづつ練習を始めてほしいです。後陸上だけでもできることは絶対にあるはずですから~、壺井君ファイトです。

 

結局、ここまで書いてきてテレビ映像だけでは結局不十分、という結論に達せざるおえないのでしょうか。

という事は、会場観戦プラステレビ録画、が今のところ最強なのでしょうか?

まあ会場の臨場感はちょっと癖になりますからできれば生観戦したいですよね。しかしながら仕事、居住場所、体調、病気、経済的理由など会場までいけない理由はたくさんありますし、何より今回のように、チケット取れただけで奇跡、と言われるほどチケット取るのは難しいんです。

それにですよ。仮に会場に足を運べたとしても、人間の記憶などあてになりませんから、一日たてばほとんど忘れちゃうんです、というか少なくとも正確なことは覚えていません。私も何人かの選手の瞬間を切り取った映像だけが頭に残っているくらいです。帰ってきてから録画を確認するとさらにそれとごっちゃになって、特に選手の演技については何が会場の記憶だかわからなくなります。

だからこそ、映像で残す(細工をしなければこれは事実)、この事をテレビ局にはしっかりやってほしいなあ、と今回この記事を書いて改めて思いました。

 

しかし人間の記憶が如何に曖昧かという事は、余程記憶力に自信がある人でなければそれぞれ思う事だと私は考えるのですが。つまり会場観戦などにたいした情報はないということ、だ・け・ど・・・ここまで書いてなにか引っかかります。そうです、会場観戦にはあのピリピリとした空気感、臨場感、緊張感、そこだけは肌で感じるのです。そこは覚えているのです(これも気のせいなのかもしれませんが)。

要はできうることなら会場観戦はすべき、という結論です。

 

しかし、このテーマは「映像はどこまで情報を伝えるか」、ということなんです。選手の演技に関しては、正確な情報を何割かは伝えています。会場の様子を気にするのは、その演技がどのくらいの人に響いたのか知りたいから。ですから会場の様子までを含めるとその何割か、がまた減っていきますね。さらに別の角度のカメラもない、結局映像自体も大して情報を伝えていないのではないかと思わざるおえません。

 

さて困りました。2012全日本で感じた事をもう少し書こうと思っていたのですが、事実のかけら程度の映像記憶しかありません(映像は順次確認はしていますが)。

 

あ、そうそう、今回大ちゃん、羽生君、昌磨君という日本が人気を誇る男子スケーターが結集するので大体どのくらいのそれぞれのファンが集まっているのかとひそかに調査してみたいと思ったのですが、はっきり言って全然わかりませんでした。羽生君はバナーも歓声も凄かったし、かといって大ちゃんの時の手拍子は見渡す限りやっていたように見えました。昌磨君がね~私みたいに昌磨君「だけ」のファンはどれくらいか、ちょっと国内試合だとわかりません。大ちゃんファンが昌磨君をかわいがっているのは知ってますし。この件に関しては調査失敗です。ただチケットは抽選だったので、確立としてはファンの数だけ、ざっくりだけど同じ比率で流れるんじゃないかと。まあ羽生君と大ちゃんで半々くらいですかね。

 

おかげさまで!なんだかんだ言って、昌磨君優勝しました!ゆづやぶりました。でもゆづもかなりお疲れだったようで、お疲れさまでした。ゆづに勝って優勝は初めてですよね!

なんだか今日はいい夢見られそうです。