▼「大人の科学マガジン」最新号の付録は「トイ・レコードメーカー」
03月20日発売■書籍:大人の科学マガジン トイ・レコードメーカー Amazon限定版
(Amazon限定版はレコード10枚・針2本が増量)
03月20日発売■書籍:大人の科学マガジン トイ・レコードメーカー
時折強烈なジジィホイホイを送り出してくる「大人の科学マガジン」から
3月に「トイ・レコードメーカー」が発売決定。
スマホ収録の音源から5インチのレコードをカッティングできる優れもので
33/45rpm切替のついた再生機と替え用の針も付属する。
通常版はレコード盤10枚(黒5枚&白5枚)と針2本の追加セット付き。
Amazon限定版はレコード盤20枚(黒5枚&白5枚&黄緑5枚&水色5枚)と
針4本の追加セット付き。
収録時間の上限はレコードの片面につき最大3〜4分。
33回転で4分、45回転で3分となっているのでEPレコードよりはかなり短い。
発売中■雑誌:サウンド&レコーディング・マガジン 2018年11月号
そういえばコーネリアスがソノシートを付属したサンレコも買ったまま
聞いてなかったが、このプレイヤーで再生できるのだろうか。
【1月9日追記】
商品の仕様について、公式やAmazonの商品ページだけでは
わからないことが多すぎるので、直接問い合わせてみたところ
翌日に回答が届いたのでシェアしておく。
御社より3月に発売予定の「大人の科学マガジン」について
Amazon他に掲載された説明だけでは解決しない
疑問点がありましたので、以下に質問させていただきます。
Q:音質について
ソノシートと同等のクオリティが保たれているのでしょうか。
A:高音質ではありません。
Lo-Fiのアナログサウンドです。
編集部でカッティングした音源の動画公開を
予定しておりますので、今しばらくお待ちください。
Q:作成したレコードの再生について
付属の再生機以外のアナログプレイヤーでも再生可能でしょうか。
A:一般のターンテーブルでも再生可能です。
ただし、針圧が小さいため
再生時に出力を上げる必要がある場合があります。
Q:録音について
33回転で4分、45回転で3分とありますが正確な時間はどのぐらいでしょうか。
数秒の超過が発生した場合、カッティング前になんらかの警告が出るのか、
それとも実際に再生してみたら途中で切れてしまったものが出来上がるのでしょうか?
A:録音時間は33回転で4分、45回転で3分です。
カッティング自体はあと20秒ほど可能ですが、録音状態が悪くなる場合があります。
また、カッティングの終了前に警告は出ません。
Q:スマホ内音源について
説明にはスマホからの音源を使用するとありますが
Dropboxなどの外部に保存された音源を直接使用は可能でしょうか。
A:本商品は付属の3.5mmオーディオケーブルを
音源側のイヤホン端子に挿し、そこから出力される音をカッティングします。
イヤホン端子から出力される音であれば全て利用可能です。
Q:著作権について
スマホ内に保存した著作権ありの音源もカッティングして問題ないのでしょうか。
A:「私的使用のための複製」において可能です。
とのこと。
メーカー様の丁寧な返信により、抱いていた疑問はほぼ解消した。
時間内に収めなければ中途で切れてしまい、警告も出ないことを気をつければ
3分ないし4分のレコードを作成可能。ただし音質はアナログサウンド。
付属の再生機以外の一般のアナログプレーヤーでも再生可能。
音源はスマホ経由だけでなく、イヤホン端子から出力可能なものは全て利用可能。
ざっとまとめるとこんなところだろうか。
注意しておきたいのは、iPhoneユーザーが内部の音源を利用する場合、
イヤホン端子の排除された最近の機種を使っている方は
ライトニング端子をイヤホン端子に変換するケーブルが必要なこと。
以上、お役に立てれば幸い。
私はバリバリのアナログレコード世代だったので
今でも実家には大量のLP・EPが眠っている。
山下達郎や大貫妙子や吉田美奈子といったシティポップス勢の
アナログ盤もあるので、持って帰ってメルカリかヤフオクあたりに出せば
そこそこ儲かるような気もするのだが面倒臭い気もする。
子供の頃から几帳面な性格だったので、
レコードを買ってきてもすぐには聞かず
”NASAが開発した新時代のスプレー”なる謳い文句に惹かれて買った
艶出し&傷汚れ防止のスプレーを吹きかけて丁寧に拭く作業だけは怠らなかった。
替えの針も”安いものはすぐ劣化するし、劣化した針はレコードを傷める」と
近所のオーディオ店の仲良くなった親父から仕入れた情報を鵜呑みにして
学生の分際でありながら万単位の針を買っていたのを思い出す。
今思えば半分は商売目的だったのだろうが、
たまに実家に帰って引きずり出したレコードが
傷ひとつなく新品のような光沢を放っているのを見るにつけ
「いや、やっぱり正しかった」と思っている。
一体何の話をしているのだろう。
そうか、「大人の科学マガジン」か。
私的には「小さな活版印刷機」以来の物欲刺激号。
20枚作るかはさておき、金額の差からしても買うならAmazon限定一択か。