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▼映画「GODZILLA 怪獣惑星」ゴジラである必要性のない凡庸なSFアクション

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「シン・ゴジラ」が累計80億円を突破し勢いにのる東宝が
次に仕掛けたのが、シリーズ初の長編アニメーション化。
今度の舞台は2万年後の世界。ゴジラにより地球を追われた人類が
激しい闘いを繰り広げながら故郷の奪還を目指すSFアクション。
映画は全三部作の構成を予定しており、本作はその第一弾となる。
ストーリー原案・脚本は「魔法少女まどか☆マギカ」
「PSYCHO-PASS サイコパス」の虚淵玄。
アニメーション制作は「シドニアの騎士」「亜人」のポリゴン・ピクチュアズ。
キャラクターデザインは「ファイアーエムブレム ヒーローズ」のコザキユースケ。
監督は「シドニアの騎士」の静野孔文・瀬下寛之で、
演出の吉平“Tady”直弘、シリーズ構成を共同で手掛ける村井さだゆきなど
他にも「シドニアの騎士」に関わったスタッフが多数参加している。
この作品は最初からゴジラを想定して書かれた物語なのだろうか。
観終えてすぐに抱いたのが、そんな疑問だった。
本作に登場するゴジラには、これまで私達が抱いていたゴジラ像が
風貌と咆哮を除いてほぼ残っていないし、もっと言えばゴジラである必要性がない。
人間以外の生物が地球を支配する物語を展開するのであれば
「エイリアン惑星」でも「モンハン 恐竜惑星」でも
「コング 猿の惑星」でも成立する。
プロットの段階では未知の生物を想定して書かれていたものに
東宝が横槍を入れてきたので首だけすげ替えてゴジラ映画にした。
そんな気すらしてしまうのだ。

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「シン・ゴジラ」はこれまでのゴジラを充分に咀嚼した上で紡がれた
全く新しい、しかし紛れも無いゴジラ映画だった。
登場人物がまくしたてる速射砲のような掛け合いの向こうに
「神としてのゴジラ」「ゴジラが醸し出す威厳と恐怖」
「現行法や体制への批判」といったメッセージを浮かび上がらせつつ、
初代へのオマージュもきっちり盛り込んで
ゴジラを観て育った世代のハートを鷲掴みにしたのである。
しかしこの「怪獣惑星」からは、そういったゴジラ愛を感じない。
ただそこにあったSFの脚本にゴジラを乗せてみた、というだけである。
SF映画として観ても、現在の地球の状態やゴジラの生態、
ゴジラ討伐における作戦のグダグダ加減など粗ばかりが気になって
どこに力点を置いたのかが良くわからない。
人間ドラマならばキャラクターの描写が薄過ぎるし
アクション映画ならばほぼ動かないゴジラでは観客は満足すまい。
CGの美麗さがゴジラの生物感を失わせた上に
「シン・ゴジラ」の変形のような常識を覆す仕掛けもなく、
これでは虚淵ファンもゴジラファンもどちらも納得しないのではないか。
「亜人」のアニメ版では人間っぽさが希薄であることが
プラスに働いていたが、本作では明らかなマイナスになっている。

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ギレルモ・デル・トロの「パシフィック・リム」や
ジョーダン・ボート=ロバーツの「キングコング 髑髏島の巨神」
ギャレス・エドワーズの「ゴジラ」など、
近年の怪獣映画は、海外制作のものでも怪獣やゴジラへの愛に溢れた作品が増えている。
レジェンダリー・ピクチャーズは2019年公開予定で
モスラ、ラドン、キングギドラが登場する「三大怪獣 地球最大の決戦」も準備中。
こんな状況で、よりにもよって日本制作のゴジラがこれで良いのだろうか。
さらに言えば、本作は尺が89分しかなく
内容は編集次第では60分程度にまとめられるボリュームしかない。
「シン・ゴジラ」の本編上映前の15分程度の短編ならば
見応えはあったのだろうが、三部作の序章としてももう少し
満足のいくまとめ方は出来なかったのだろうか。
言い方は悪いが、これでは89分かけた予告編でしかない。
圧倒的な強さの前に為す術もない人間の非力さを描くのあれば
主人公がそこまでゴジラにこだわる理由を掘り下げる必要があったし
リーダーに抜擢されたならば、それなりの能力を発揮してくれないと困る。
ややネタバレになってしまうが、映画の終盤で戦闘を終えたところで、
多くの仲間を失ったばかりの主人公が
「もうパターンは見切ったので次はもっと上手くやれるさ!」と
威勢の良い台詞を吐くシーンがあり、あまりの無責任ぶりと
現状把握能力の欠如ぶりに眩暈がした。
アニメであってもそこに居るのは人間ではないのか。
この映画が「シン・ゴジラ」のような
予想外のヒットになる可能性はかなり低いだろう。
第二弾の「決戦自動増殖都市」は2018年5月公開らしいが、
これを観て次も必ず劇場で観なくては!と思う方がどのぐらいいるだろうか。
映画「GODZILLA 怪獣惑星」は本日公開。
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