指1本に凝縮された楽しさ。iOS「スーパーマリオラン」 | 忍之閻魔帳

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スーパーマリオラン SUPER MARIO RUN iOS


▼今週発売の新作ダイジェスト


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上・下セット 完全ストーリー攻略 + 完全アローラ図鑑」

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12月16日発売■Blu-ray:「ジャングル・ブック MovieNEX」
12月18日再販■Hobby:「Pokémon GO Plus ポケモン GO Plus」



▼指1本に凝縮された楽しさ。iOS「スーパーマリオラン」

スーパーマリオラン SUPER MARIO RUN iOS
配信中■iOS:「SUPER MARIO RUN / スーパーマリオラン」

15日(といっても日本時間では16日だったが)配信開始になった
iOS「スーパーマリオラン」は現在プレイ中。
1,200円支払って全てのステージはオープンしているが
そのステージを完璧にクリアしないと次に進めない私の性分が邪魔をして
まだ序盤を繰り返しプレイしている。

「メイドインワリオ」や「リズム天国」など
指1本で遊べるゲームを開発してきた任天堂らしく
スマホのタッチ操作だけでストレスなくマリオを遊んでいる感覚を味わえる。
手垢のついた「●●ラン」系かと思っていたので、正直予想以上だった。

スマホアプリ(特にLINE系)は総じてかわり映えのしないステージを
スタミナ回復を待ちながらアイテム頼み(課金圧力大)で突破するだけだが、
「マリオラン」は自分の努力次第でちゃんと全てのコインを入手出来るし
例えコンプリートできなくても遊べる範囲内だけでも十分楽しいという、
任天堂が長年かけてコンシューマーで培ってきた
「誰でも遊べる≠誰でもクリアできる」の精神が貫かれている。

それでいて「もう専用機でのマリオは要らない」とまでは思わせない。
ここで得られる楽しさはあくまでも「マリオのエッセンス」であり
膨大なステージを通し多彩なアクションを楽しめる
コンシューマー版とは似て非なるものだ。
1アイディア(強制スクロール)に着目し、掘り下げられるだけ掘り下げた
凝縮された面白さは、「将棋」と「詰め将棋」的な関係に近い。
同じゲームで例えるなら「テトリス」と「ボンブリス」だろうか。
本編には及ばずとも侮れない完成度は、
任天堂のスマホ本格参入第1弾タイトルとして非常に分かり易い仕上がりで
今後の展開を占う意味でもひとつの指針となろう。

残念な点は、本作が事実上の買い切り作品でありながら
カテゴリーは『無料アプリ』として提供されたこと。
序盤のステージを無料にしてバラ撒いたせいで
スマホ界隈に棲息する「無料で当たり前、有料=搾取」という
当たり屋の文句にも近い言いがかりでレビューが荒らされてしまった。
「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」「モンスターハンター」など
コンシューマーで名を馳せたタイトルの多くは
有料アプリでも関係なくランキング上位に入り、レビューも安定している。
無料でバラ撒いたところで集金できる上限は1,200円と決まっているのだから
基本無料+課金のビジネスモデルは本作には向かない。
ならば、最初から1,200円の有料アプリとして提供しても良かったように思う。

4,800円、5,800円で提供されるコンシューマー版の楽しさと比較して
この1,200円というのはなかなか絶妙な価格設定だったのではなかろうか。
大幅なアップデートやイベンドといった継続した仕掛けがあるのかは不明だが
他社に右に倣えの重課金アプリでなかったことは嬉しかったし、
課金モデルとの相性が良さそうな「ファイアーエムブレム」や「どうぶつの森」が
この精神で制作されていることを切に願う。

最後にひとつだけ。
15日と大々的に謳ったのであれば、日本時間の15日中に配信すべきだったし
正確な配信時刻がApple都合で未定なのであれば
日本の公式HPなりTwitterなりでその旨を記載すべきだった。
APPストアをマリオ一色にするほど力を入れているのであれば
そのタイトルを待っているユーザーのことも考えて欲しい。

iOS「スーパーマリオラン」は現在配信中。

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