Amazonの配送料が変更、ではプライム年会費はいくらまでなら出せるか | 忍之閻魔帳

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▼Amazonの配送料が変更、ではプライム年会費はいくらまでなら出せるか

本日(4月6日)よりAmazon.co.jpの配送料が変更された。
2010年11月に開始された全品配送料無料が廃止され
合計金額2,000円未満の場合は送料350円(税込み)が必要となる。
(ただし、書籍とAmazonギフト券については今後も無料)

私も加入しているAmazonプライム会員については変更はなく
これまで通りお急ぎ便も含め全品送料無料が継続される。
Amazonは昨年からプライム会員向けのサービス増強として
ビデオ、フォト、ミュージック、パントリーを続々スタートさせ、
通常利用時についてもサイバーマンデー開催や
タイムセールへの優先参加権、タブレット端末「Fire」の大幅値引きなど、
これでもかと言わんばかりにプライム会員への優遇措置が導入されている。
Fire購入時の値引額(4,000円)はプライムの年会費(3,900円)と相殺されるため
今回の値上げでプライムへの入会者がさらに加速する可能性は充分ある。

私としては、現プライム会員のため負担増はなし。
1,500円以上で送料無料だった頃からの利用者なので
商品購入時にも単価の低い商品を1点で配送してもらったことはなく、
例えばmicroSDカードを購入するにしても複数にしたり
いつか買おうと思っていた別の商品をついでに追加したりしてきた。
楽天に目を移しても、楽天ブックス以外で
送料無料を謳っているショップはそれほど多くなく、
送料無料までの最低金額を5,000円、8,000円に設定しているショップも多い。
(最低金額に届かない場合の送料も700円ぐらい取るところが結構ある)
そう考えれば、2,000円で無料にしてくれるなら
Amazonはまだまだ良心的な方だろう。
そもそも、1,000円未満の商品を無料で発送してくれていたこと自体がおかしいのだ。




Amazonプライム
★【30日間無料体験】Amazon プライム会員 特典一覧
★【6ヶ月間無料体験】Amazon Student 特典一覧
★【30日間無料体験】Amazonプライムビデオ
★【30日間無料体験】Amazonプライムミュージック

Amazonプライムの年会費は2016年4月現在で3,900円。
学生を対象にしたAmazonスチューデントなら
半年の無料お試し+年会費1,900円+2,000円分のクーポン付与と至れり尽くせり。
私はAmazonの回し者ではないが、ゲームソフト1本分にも満たない金額で
これだけのサービスを提供してくれる通販サイトは他にないし、
今後ここに勝負を挑んでくるライバルも出ては来ないだろう。
改めて以下にサービス内容をまとめてみる。



<配送特典>
・お急ぎ便、お届け日時指定便が使い放題
・対象の予約商品はお急ぎ便にて発売日にお届け

送料無料はもちろんのこと、
お急ぎ便の着荷の早さは一度利用してしまうともう止められない。
欲しいな→ポチる→翌日午前にはもう届いてしまう。
最近は通常会員への発送が遅延しがちになっているらしいが
プライム会員ならばそういったストレスとは無縁だ。




発売中■Kindle:「Fire タブレット 8GB ブラック」
(プライム会員なら実質4,980円

発売中■Kindle:「Fire タブレット 16GB ブラック」
(プライム会員なら実質6,980円

1,170円■ETC:「Transcend microSDHCカード 32GB Class10」
2,180円■ETC:「Transcend microSDHCカード 64GB Class10」

<Kindleオーナーライブラリー>
・Kindle電子書籍リーダー、またはFireタブレットをお持ちユーザーは
 対象のKindle本から好きなタイトルを毎月1冊無料で提供

Kindleアプリをインストールした他社端末は対象外ではあるが
「Paperwhite」や「Fire HD」など、Amazonのタブレット端末所有者ならば
膨大なKindle本の中から毎月1冊好きなタイトルを無料で読むことが出来る。
本好きならば年間12冊もらえるだけでも年会費を相殺してお釣りがくるはず。
Amazonが販売している格安タブレット「Fire」ならば
実質4,980円(6,980円)で購入できるので、
オーナーライブラリー目当てならばこちらがお薦め。
実際手にとってみると、思っていた以上にコスパの高さを実感できる
『質の高いおもちゃ』。まだ持っていない方はかなりお薦め。



Amazon プライム ビデオ
<プライム・ビデオ>
・指定の映画やTV番組が見放題
・テレビ、パソコン、スマホ、ゲーム機など各種デバイスに対応
・動画にはDL機能があり、Kindle Fireならば通信環境なしにどこでも楽しめる

コンテンツの数だけで比較すれば「Hulu」には敵わないものの、
プライムの年会費に含まれる『サービスのひとつ』として考えれば
これ以上ないほどの価値があるのが、このプライムビデオ。

最近は「ミニオンズ」や「007」シリーズといった人気タイトルを始め、
「孤独のグルメ」のスタッフによる新作ドラマ「昼のセント酒」や
1974年に放送された「仮面ライダーアマゾン」の世界を踏襲した
完全新作「仮面ライダー アマゾンズ」(全13話)の独占配信など
おまけサービスの域を超える勢いでコンテンツの充実を図っている。

私が現在加入している定額映像配信サービスは、
「Hulu」(933円)、「Netflix」(950円/HD)、「auビデオパス」(562円)。
「auビデオパス」は、東宝シネマズのポップコーンセット半額目当てで
加入しただけで、月に2回も利用すれば元が取れてしまうので
コンテンツそのものには期待していない。
全方位的に充実しているのは「Hulu」。
独占コンテンツの多い「Netflix」はすっかり視聴頻度が落ちてしまった。
Amazonプライムビデオはおまけサービスだが
仮にプライムビデオのみで年間3,900円だとしても月額は325円。
競合他社と比べても圧倒的にリーズナブルである。



Amazon プライム ミュージック
<Prime Music>
・対応の楽曲(2016年4月時点で100万曲以上)が聴き放題

続々開始されるプライム向けサービスで
今のところ本当におまけ的な存在になっているのがAmazonミュージック。
取り扱い曲数が100万曲と、Appleミュージック(約3,000万曲)や
Google Playミュージック(約3,500万曲)とは勝負にならないが
Amazonも手をこまねいているだけではないようで
BABY METALの取り扱いを開始するなど、徐々に拡充しているようだ。

私は音楽に関しては自分の好きなアーティストのCDを買って
PCに取り込んで,,,という昔ながらのスタイルを未だに続けているので、
AppleやGoogleは月額を支払うほどの価値は見出せず未加入。
よってこのプライムミュージックをBGM代わりにたまに利用している。



Amazon プライム フォト
<プライム・フォト>
・カメラやスマホで撮影した写真を何枚でもクラウドに保存
専用アプリ「Amazon Photo」(無料)を使用すれば自動保存にも対応

クラウドサービスに後ろ向きな私はiCloudすら利用していない。
よって写真も端末保存のみ。
既にクラウドを活用している方なら、無制限の自動保存はかなり便利なはず。



Amazon タイムセール
<会員限定先行タイムセール>
・通常より30分早くタイムセールに参加が可能

今やプライム会員向けセールと言っても過言ではないAmazonのタイムセール。
プライム会員の優先入場を導入してから、
目玉商品はあらかた先行(30分)の間に売れてしまい
通常会員は残り物に福を探すしかなくなっている。
とはいえ、本当の人気商品はプライムでもなかなか買えなかったり。



Amazon パントリー
<Amazonパントリー>
・食品・日用品など、細々とした低価格商品を
 スーパーで買い物するようにまとめて梱包して配送するサービス
・取扱手数料はひと箱あたり290円
・Amazon定期おトク便・おまとめ割引の対象商品が
 カート内に3点以上含まれていれば最大で15%OFF



ざっと振り返ってみたが、どうだろうか。
私としては、お急ぎ便も含め送料無料だけでも年間3,900円は価値有りと思える。
そこにプライムビデオとオーナーライブラリーが付いて
さらにはミュージック、タイムセール、パントリーがあるのだから
月額325円のサービスと考えれば破格以外の言葉は出て来ない。

今回の送料改定はプライムの年会費を上げるための下準備だと見る向きもあるが、
「Hulu」「Netflix」でそれぞれ年間1万2千円払っていることを考えれば
私としては今の倍額、年間7,800円ぐらいまでなら100%継続する。
とはいえ、いきなり倍はやめてね。
上げるならせめて5,800円ぐらいでよろしくお願いします。