▼PS3「テイルズ オブ エクシリア」予約開始
09月08日発売■PS3：「テイルズ オブ エクシリア 初回限定版」
15周年を記念したシリーズ最新作「テイルズ オブ エクシリア」の発売日が9月8日に決定。
PS3がようやく本格的に立ち上がってきたところでの
マザーシップタイトル投入は絶好のタイミングで
バンダイナムコの販売施策にも相当力が入っている。
09月08日発売■PS3：「テイルズ オブ エクシリア 初回限定版」
初回特典は以下の通り。
・特製マスコットチャーム（4種のうち1つがランダムで封入）
・「テイルズ」シリーズ15周年記念衣装が手に入るプロダクトコード
・PS3カスタムテーマ10種が手に入るプロダクトコード
09月08日発売■PS3：「PlayStation 3 TALES OF XILLIA X EDITION」（Amazon）
09月08日発売■PS3：「PlayStation 3 TALES OF XILLIA X EDITION」（エビテン）
特別デザインを施したPS3本体（HDD160GB搭載）とソフトをセットにした
「PlayStation 3 TALES OF XILLIA X EDITION」も数量限定で同日発売。
09月08日発売■PS3：「テイルズ オブ エクシリア きゅんキャラパック」（ララビット限定）
バンダイの公式通販サイト「ララビットマーケット」では
・「テイルズ オブ エクシリア」ソフト
・ジュードとミラの交換ボディ
・アクセサリ付きの「きゅんキャラ」、
・特製カレンダー入りボックス
以上の4点がセットになった「テイルズ オブ エクシリア きゅんキャラパック」が
数量限定で販売。本日12時より予約受付が開始。
▼その他の新作
12月22日発売■PSP：「魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE THE GEARS OF DESTINY
GOD BOX 特製ヴァイスシュヴァルツPRカード2種&プロダクトID付き」
10月25日発売■HOBBY：「化物語 ブラック羽川」
10月25日発売■HOBBY：「WORKING!! 山田 葵」
その昔、フジテレビには「月曜ドラマランド」という枠があった。
斉藤由貴が「野球狂の詩」をやったり、小泉今日子が「あんみつ姫」をやったり、
南野陽子が「時をかける少女」をやったり、その他にも河合その子、高井麻巳子、
渡辺満里奈、渡辺美奈代、新田恵利ら、おニャン子CLUBのメンバーを主演に据えた
単発ドラマを毎週放送していた。
（ゲームジジィ向けのネタだと、城之内早苗の主演で「謎の村雨城」もドラマ化された）
青島幸男の「意地悪ばあさん」や明石家さんまの「心はロンリー気持ちは…」など
人気シリーズもあったが、基本的にはアイドル主演のドラマ枠と認識されていたはずだ。
学芸会以上、お芝居未満の代物であったとしても
主演が人気絶頂のアイドルであれば文句無し。
そんな月曜ドラマランドが、まさかの復活である。
原作は、250万部を販売したベストセラー
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」。
病気療養中の友人の代打として高校野球部のマネージャーをすることになった主人公が、
ドラッカーのビジネス本「マネジメント」にヒントを得て
バラバラのチームをひとつに束ねてゆく話。（ちなみに私は未読）
主演はAKB48の前田敦子、共演は同じくAKB48から峯岸みなみ、
「ランウェイ・ビート」の瀬戸康史、「ダイブ！」の池松壮亮、
「東京DOGS」「泣かないと決めた日」の川口春奈、「告白」の西井幸人、
青木さやか、石塚英彦、西田尚美、大泉洋。
監督は「うた魂♪」と「タナカヒロシのすべて」の田中誠。
あまりの酷さに1話の途中で脱落した「Q10」より格段にマシではあるものの
芝居がさほど上手くない前田敦子をメインに据え、池松壮亮、西田尚美、大泉洋といった
実力派が脇からサポートする布陣はアイドルドラマのセオリー。
主演に求められるものは技量ではなくオーラであり、
下手さも極まればインパクトとなる。なので、これはこれでいい。
しかし、この脚本の酷さは一体どうしたことか。
見当外れの買い物であるはずのドラッカーの書籍から数々のヒントを得て
弱小チームを甲子園まで導く物語のはずが、
この映画、ドラッカーは何の役割も果たしていない。
現在の監督（大泉洋）は前任の監督から話を聞いて投手（瀬戸康史）の悩みを知り、
その他のナインが密かに抱える不満は、療養中の夕紀（川口春奈）が聞き取り調査。
もうひとりのマネージャー（峯岸みなみ）は、終盤までただオロオロしているだけ。
「親はなくても子は育つ」の如く、主人公（前田敦子）がいなくても、
ドラッカーがなくとも、監督と選手達は勝手に成長しているように見える。
これで終盤になって「お前に吸い寄せられてひとつになった」と言われても、
観ているこちらは「？」である。
「スクール・ウォーズ」にしろ「ROOKIES」にしろ
弱小チームの成長を描くには挫折からの立ち直りと明るい兆し、
何よりも汗と土に塗れた努力が必要で、1年前に予選で敗退していたチームを
甲子園まで連れていくためには、連続ドラマぐらいの時間がどうしても必要になる。
栄光までのプロセスを2時間でどうにかしようとするのが土台無理とはいえ、
この映画は練習シーンがほとんど無く、選手達が上達していく様子が描かれない。
甲子園がこんなにお手軽で良いのかというほどにポンポンと勝ち進む。
青木さやかと石塚英彦の拷問のようにつまらないコントを放り込む余裕があるなら
もっとスポ根映画としての基礎を固めるべきだろう。
田中誠監督（脚本も兼任）は、エピソードを詰め込み過ぎて
消化不良を起こしてしまうクセがあるようで、本作でも同じ過ちを繰り返している。
合唱についてきちんと取材せず、ありがちなエピソードを
予定調和の青春讃歌でまとめた「うた魂♪」と同様、
本作は高校野球に対しての認識が甘いを通り越してナメている。
せめてフォームぐらいきちんと指導出来なかったのか。
登場人物についても、後半に重要なポジションを担う桜井（西井幸人）は
前任マネージャーとの関係をきちんと描かなかったために、
決勝戦のココ一番で桜井を交代させない理由付けが薄くなってしまったし、
川島（前田）と柏木（池松）との関係も中途半端なまま。
決勝戦のメークドラマで「なんとなくいい話だった」と思えるのはまだ救いだが
収拾のつかなくなった物語から逃げるクセを克服しない限り、
田中監督から名作が生まれることは無いと思う。
一番酷いなと思ったのが・・・以下ネタバレのため要反転。
携帯から閲覧している方は読み飛ばし推奨。
夕紀の体調が急変し、危篤状態に。
急いで病院に駆けつけたみなみに対して
「まだ耳だけは聴こえてるから声をかけてやって」とお願いする母親。
「目を覚まして、まだ頑張れるよ！」と声をかけるみなみ。
それを聞いていた母親が涙ながらに言う。
「もう止めてあげて、夕紀はもう今夜が峠だって言われてるの。
だから皆にも来てもらったの。
言ってなかったけど、夕紀はもとから余命が短いと宣告されてたの。
それが1年も生きたのよ。もう充分、楽にさせてやって」
おいおい、耳だけは聴こえてるんじゃないのか。
以上、ネタバレ終わり。
スポ根に難病モノをプラスし、AKBを主演にすれば客は入るだろう。
しかし、所詮は「月曜ドラマランド」である。
劇場のスクリーンであっちゃんを観たいんだというファンにのみお勧め。
余談。
私的には、「東京DOGS」で小栗旬の妹を、
「泣かないと決めた日」で榮倉奈々の妹を演じていた川口春奈が、
AKBの二人以上に印象に残った。今後の活躍に期待。
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■BOOK：「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
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■BOOK：「もしドラ Official Visual Book」
06月22日発売■CD+DVD：「Flower [ACT.1] Amazon限定生写真付き / 前田敦子」
06月22日発売■CD+DVD：「Flower [ACT.2] Amazon限定生写真付き / 前田敦子」
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
タイトル：もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
配給：東宝
公開日：2011年6月4日
監督：田中誠
出演者：前田敦子、峯岸みなみ、瀬戸康史、川口春奈、西井幸人、他
公式サイト：http://www.moshidora-movie.jp/
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09月08日発売■PS3：「テイルズ オブ エクシリア きゅんキャラパック」（ララビット限定）
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