
2009年10月02日発売■BD:「クローズZERO II」
2009年10月02日発売■BD:「クローズZERO」
2009年10月02日発売■DVD:「クローズZERO II 最高エディション」
2009年10月02日発売■DVD:「クローズZERO II プレミアム・エディション」
2009年10月02日発売■DVD:「クローズZERO II スタンダード・エディション」
「ヤッターマン」もヒット中の三池崇史監督から届けられた次の作品は、
人気コミック「クローズ」をベースにオリジナルストーリーで実写映画化し、
興収25億円もの大ヒットを飛ばした「クローズZERO」の続編であった。
■YouTube:「クローズZERO II 予告編」
芹沢との勝負から数ヶ月、既に鈴蘭を手中に収めた滝谷源治は未だに満足していなかった。
あとひとり、最強の男と言われているリンダマンこと林田を倒さない限り、
鈴蘭を完全に制覇したとは言えないからだ。
が、勝負を挑むも返り討ちに遭い続ける源治を眺める仲間達の視線は優しく
芹沢達も今のポジションを納得している様子で、鈴蘭は表向き平穏な日々が続いていた。
そんなある日、休戦協定を結んでいたはずの鳳仙学園から刺客が送り込まれて来た。
芹沢が仕切っていた頃には平和だった両校の関係が、
トップ交代により崩れようとしていたのだ。
今度こそ鈴蘭を手に入れると一致団結する鳳仙に対し、
鈴蘭は未だにバラバラの状態。
果たして源治は鈴蘭をひとつにまとめることが出来るのか。
源治には「花より男子」「キサラギ 」で人気絶頂の小栗旬、
芹沢には「イキガミ」「鴨川ホルモー」の山田孝之、
鳳仙のリーダー鳴海大我にはRIZEの金子ノブアキ、
次世代の鳳仙を担うルーキー・美藤に「恋空」「奈緒子」の三浦春馬、
その他にもやべきょうすけ、高岡蒼甫、桐谷健太、上地雄輔、
「デビルマン」の名演も忘れられない伊崎右典・伊崎央登兄弟など
前作で登場したキャラクターも総出演している。

(C)2009高橋ヒロシ/「クローズZEROⅡ」製作委員会
10月02日発売■BD:「クローズZERO II」
10月02日発売■BD:「クローズZERO」
10月02日発売■DVD:「クローズZERO II 最高エディション」
10月02日発売■DVD:「クローズZERO II プレミアム・エディション」
10月02日発売■DVD:「クローズZERO II スタンダード・エディション」
難しいことを考えず、とにかく殴って殴って殴りまくれという
スタンスはそのままだが、本作では源治の内面にもスポットを当てている。
闇雲に「てっぺん」を目指し、ついに芹沢を打ち倒したにも関わらず
下級生達が懐く気配はなく、負けた芹沢グループも源治の傘下で動くつもりはない。
勝ち上がればそれで良いと思っていた源治が直面するのは
「力だけで人心までは掌握出来ない」という当たり前の現実。
力任せでは駄目だと悟った源治が、心を使って少しずつ仲間を増やしていき、
やがて大群を従えていく姿は、戦国武将の成長を見るかのよう。
後半に繰り広げられる「鈴蘭vs鳳仙」のシーンはまさに合戦で、
同週公開の「レッドクリフ Part II」にも決して引けを取らない。
また、前作では基本的に大人が登場せず
(やべきょうすけは狂言回し的なポジションなので特別枠扱いだと思う)、
ガキ同士の抗争に焦点を絞っていたのだが、本作では源治の心の成長を描くため、
源治の父親である滝谷英雄(岸谷五朗)が存在感を増している。
教師や生徒達の家族といった外野を排除しているので、
英雄が請け負う部分が余計にクローズアップされて見えるのだろう。
拳伝いに語りかける父親の愛情と、トップをはる人間の覚悟の深さに痺れた。
鈴蘭の中で起きていたトップ争いから他校との戦争へとシフトしたことで、
鈴蘭側のキャスト全員にまんべんなく見所が用意されているのも楽しい。
「デビルマン」であれほど使い物にならなかったFLAME兄弟が
美味しいポジションを担っている他、参謀役として下級生をまとめる高岡蒼甫や
前作で行われた手術にも無事成功し、今回は大活躍を見せる桐谷健太など、
三池作品ならでは悪ノリが全開で、劇中何度も声を出して笑ってしまった。
前作で敵対していた山田孝之は、本作では小栗旬を支えるNo.2へと格下げ。
確かに出番は減っているのだが、先代トップとしての存在感は
むしろ前作以上で、人間的に一回り成長した芹沢を見せてくれる。
とくに、後半のとあるシーンは鳥肌モノ。
と、鈴蘭側のエピソード、キャストには特に不満はないのだが
敵対する鳳仙側がかなりぞんざいな扱いを受けているのが気になった。
何しろ全員が丸坊主&同じ制服のため
ゲームで言うところの「ザコキャラ」にしか見えないのだ。(実際ザコなわけだが)
主要メンバーについても、鳴海大我を演じた金子ノブアキは演技力にやや難アリ、
三浦春馬演じる美藤は数シーン登場するだけのお飾りで、
上手く膨らませればもっと面白くなったであろう漆原凌(綾野剛)も活かし切れず。
結果、鈴蘭側と比べてかなり見劣りしてしまった。
シナリオ上では鈴蘭を押しているはずの鳳仙に全く脅威を感じないのは惜しい。
黒木メイサのへなちょこダンス&歌唱シーンなど挿入する暇があるなら
その時間を使って鳳仙側をもっと掘り下げて欲しかった。
私は原作未読なので、「クローズZERO」の続編として見た本作は大満足。
前作が面白かったという方なら間違いなく楽しめると思う。
ただし、前作を観ているという前提で作られている節があるので
未見の方はまずレンタルで予習しておくべし。
▼関連グッズ

■DVD:「メイキング オブ クローズZEROII」
■Book:「クローズZERO2 OFFICIAL PHOTO BOOK」

■CD:「クローズZERO II オリジナルサウンドトラック」
■DVD:「クローズZERO スタンダード・エディション」

■Book:「クローズZEROII THE BLACK BIBLE」
■Book:「BLACK KINEJUN 「クローズZEROII」特集号 2009年 4/11号」
■Book:「bino! Vol.4」
■Book:「+act. mini Vol.4」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
タイトル:クローズZERO II
配給:東宝
公開日:2009年4月11日
監督:三池崇史
キャスト:小栗旬、山田孝之、三浦春馬、他
公式サイト:http://www.cz2.jp/index.html
公式ブログ:http://ameblo.jp/crows-zero/
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