■PS3：「ガンダム無双2」
■PS2：「ガンダム無双2」
■Xbox360：「ガンダム無双2」
■PSP：「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」
前作は時間差で発売されたが、今作は3機種同時発売。
PS2版「Special」が約30万本、「無双OROCHI 魔王再臨」が約40万本と
予想以上にPS2市場が健在なことから今回も継続して発売となったようだ。
お持ちのハードに合わせて。
PSPの「機動戦士ガンダム VS. ガンダム」も予約解禁。
こちらは11月発売予定。
▼予約急増中の2作
■PS2：「スーパーロボット大戦Z Premium Z Disc付き」
■DS：「クイズマジックアカデミーDS 初回限定版」
本格的なプロモーションが開始されたPS2「スパロボZ」と
発売が2週間後に迫ったDS「クイズマジックアカデミー」の予約数が
先週あたりから一気に倍増中。
装着率50%と割と高めのため悠長に構えていた「スパロボZ」だが
この勢いが続くようなら、発売前の在庫切れもあり得るか。
購入予定の方は、そろそろ注意しておいた方が良いかも知れない。
▼今週発売のDVD
■DVD：「クローバーフィールド/HAKAISHA コレクターズ・エディション」
【紹介記事】一発アイディアの映画。「クローバーフィールド」
今週のDVDは「クローバーフィールド/HAKAISHA」から。
何の前触れもなく突然現れた謎の破壊者に
ニューヨーク中が大パニックに陥るパニックムービーの佳作。
全編ハンドカメラの映像で進行するため、臨場感はあるものの
目の疲労度も尋常ではない。画面酔いし易い方は要注意。
この手の手法の映画を観たことのない方なら、新鮮な感覚で楽しめると思う。
DVD版には、劇場版で採用されなかった別エンディング（2種類）が収録されている。
本作公開後、謎の感染症でマンション住人が次々にゾンビ化する
「REC」という作品が公開されているのだが
個人的にはこちらもかなりお勧め。
ちなみに、サブタイトルの「HAKAISHA」は、
日本の怪獣映画好きで知られるJ.J.エイブラムスが自ら付けたらしい。
配給会社が付けたものと勘違いしていた。失敬。
■BD：「ヒットマン 完全無修正版」
■DVD：「ヒットマン 完全無修正版」
ゲームファンには知名度の高い「ヒットマン」の実写映画化作品。
派手なアクションを重視した作りで、シナリオは意外と淡白。
「アンダーワールド」「ジャンパー」「Mr.&Mrs. スミス」などの
「話は後回し系」のアクション映画がお好みなら。
最新作のボンドガールに大抜擢されたオルガ・キュリレンコ嬢が美しい。
■DVD：「やわらかい手 スペシャル・エディション」
今週発売のDVDで私のイチ押しはこちら。
1960年代を代表するポップ・アイコンであり、
またミック・ジャガーの恋人として世間を騒がせ、
「あの胸にもういちど」を見てひと目惚れしたモンキー・パンチが
彼女をモデルにして「ルパン三世」の峰不二子を作り上げるなど、
日本でも知名度の高いマリアンヌ・フェイスフル主演のヒューマン・ドラマ。
ロンドン郊外で平凡な日々を過ごしていたマギーは
今まさに人生の岐路に立たされていた。
彼女の最愛の孫、オリーが難病に冒され、命に危険が迫っているのだ。
担当医の説明によれば、6週間以内にオーストラリアに渡り
手術を受けなければ、オリーは天に召されてしまうという。
しかし、決して裕福ではないマギーや、マギー以上に生活に困っている息子夫婦には、
手術代はおろか、オーストラリアに渡るためのチケット代すら捻出出来ない。
途方に暮れたマギーの目に飛び込んで来たのは、「ホステス急募」「高給」の文字。
「高給」の文字に誘われて入った店は、なんと風俗店。
仕事内容を聞き、一度は逃げ出したマギーだったが、
可愛い孫のため、ついに決意を固める。
風俗店で働く老女という、かなりショッキングな題材ではあるが、
冒頭でも書いたように、ヒューマン・ドラマとして素晴らしい作品。
「難病の孫のため、文字通りひと肌脱ぐ祖母」に対して
いち早くその才能を見出したオーナー、ご近所の冷たい視線、
母親の仕事に対して激しい拒否反応を起こす息子、
同じ母親としてマギーの行動を理解し、感謝する嫁の気持ちなど、
マギーと、マギーを取り巻く人間達の心理描写が非常に良く出来ている。
いくつもの別れやドラッグ中毒など、人生のどん底を味わった
マリアンヌ・フェイスフルの頬に、手に、背中に、
彼女が重ねて来た人生が見える。これは買い。
ただし、内容が内容なので、大学生以上推奨。
■DVD：「ダージリン急行」
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ライフ・アクアティック」の
ウェス・アンダーソン監督の最新作。
主演は「ナイト ミュージアム」のオーウェン・ウィルソン、
「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、
「マリー・アントワネット」のジェイソン・シュワルツマン。
絶縁状態だった兄弟が父の死をきっかけに再会し、ダージリン急行に乗り込んで
インド旅行に出掛けるのだが、すんなり仲良くといくはずもなく・・・というお話。
当BLOGでも以前紹介した「リトル・ミス・サンシャイン」あたりの
ロードムービーがお好みならばお勧め。
エイドリアン・ブロディの新たな魅力が発見出来たのは嬉しかった。
■DVD：「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 コレクターズ・エディション」
独特のセンスでハリウッドセレブからの指名も多い
女性写真家アニー・リーボヴィッツの半生を追ったドキュメンタリー。
アニーの名前に聞き覚えがなくても、暗殺される直前のジョン・レノンと
オノ・ヨーコが抱き合っているポートレートに見覚えのある方も多いのでは。
■DVD：「黒い家 韓国版 スペシャル・エディション」
■DVD：「黒い家 日本版」
大竹しのぶが血の通っていない金の亡者を演じ、
日本では「ほとんどホラー映画」という位置付けになっている
貴志祐介原作、森田芳光監督の「黒い家」が韓国でリメイク。
大竹演じる幸子のモンスター性が前面に押し出された日本版に比べ、
韓国の経済事情を背景に絡めた分、より人間らしく、
リアルな怖さが感じられる作りになっている。
日本版でも登場した地下室が「SAW」かと思うほど広いのは興醒めしたが
全体的には良く出来ている。日本版も同時に再発売。
どちらも未見の方は、両者を見比べてみるのも面白い。
▼今週発売のゲーム、および関連商品
■Xbox360：「無双OROCHI 魔王再臨」
■DS：「ブルードラゴン プラス」
■PS3：「廉価版・The Elder Scrolls IV: オブリビオン」
話題作の多いDVDに比べ、ゲームは今週も閑散とした状況。
旧譜も含め市場全体が上向き傾向にある
Xbox360の「無双OROCHI 魔王再臨」は、
新規ユーザーの増加した今ならばそこそこ健闘するのでは。
DS「ブルードラゴン プラス」は、360用ソフトで歴代トップの記録を持つ
大ヒットRPGの関連作。DSで出すのならば、いっそベタな2D・RPGとして
アレンジ移植した方が良かった気がするのだが。
■CD：「ソウルキャリバーIV オリジナル・サウンドトラック」
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