来週はDVDも新作ラッシュ「キング・コング」「ウォーク・ザ・ライン」他 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

25日の大量の新作リリースを控えて
何を購入するか決めかねているゲームファンも多いと思うが、
私としては、ゲームは「ニューマリオ」と
「ドラキュラ」&「コントラ」という鉄板な組み合わせで
既に確定しているのでさほど悩んではいない。
それよりも深刻なのがDVDである。
24日~26日に発売される購入候補&お勧めのDVDは以下の通り。



■DVD:「キング・コング プレミアム・エディション」


どうしても外せないのがコレ。
以前の紹介記事でも書いた通り、
コング以外の島の生き物達が「漂流教室」の怪虫のように
現実離れし過ぎていることを除けばほぼ文句無しの出来。
188分という長尺も、DVDなら姿勢を変え放題だ。
25日発売。



■DVD:「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道 特別編」


これもどうしても外せない。
カントリーというジャンルのせいか
日本では今ひとつ知名度が低いが、
アメリカではエルヴィス・プレスリーに匹敵するほどの有名人である
ジョニー・キャッシュの生涯を描いた作品。
作りがあまりにも「Ray」(レイ・チャールズ)と被るため
映画としての新鮮味は薄いが、出来は良い。
オスカーを受賞したリーズ・ウィザースプーンはもちろん、
主人公を演じたホアキン.フェニックスも素晴らしい演技を見せている。
二人のライブシーンも玄人跣の歌唱力で、
久々にサウンドトラックCDも購入した。
26日発売。



■DVD:「ポセイドン・アドベンチャー
 コレクターズ・エディション (初回限定生産)」


いよいよ6月3日に公開を控えた「POSEIDON」の
原作である「ポセイドンアドベンチャー」が
コレクターズエディションになって再リリース。
ウォルフガング・ペーターゼンは「トロイ」も「パーフェクト ストーム」も
今ひとつピンと来なかったので嫌な予感はしていたのだが、
案の定「POSEIDON」も微妙過ぎる仕上がり。
子供の頃から何度も何度も繰り返し見続けてきた作品だけに
生半可なリメイクでは満足出来ないのだ。
72年公開と30年以上も前の作品だが、未見の方なら是非。
「POSEIDON」よりは100倍楽しめることを保証しよう。
26日発売。

●「POSEIDON」公式サイトはこちら



■DVD:「空中庭園 特別初回限定版」


角田光代の同名小説を、豊田利晃監督が映画化。
関係者の前評判はかなり高かったものの、
公開直前に監督が不祥事を起こしてしまい
大幅に規模を縮小して公開された不遇の作品。
すっかり女優業が板に付いて来た小泉今日子も悪くないが、
360°ダメ亭主を飄々と演じている板尾創路がなかなか良かった。
26日発売。



■DVD:「奇談 プレミアム・エディション」


豆しば殿あたりなら絶対に好きなはずの作家、
諸星大二郎の「妖怪ハンター」シリーズから
「生命の木」を映画化のがこの「奇談」である。
本作のプロデューサーである一瀬隆重は
何かと装飾過多な作品を好む傾向があり、
どうも私とは馬が合わないのだが、
これは小松隆志監督のテイストがうまく活きている。
ただあともう少し、もう少し、、、何かが足りない気がする。
25日発売。



■DVD:「悪魔の棲む家 コレクターズ・エディション」


古典ホラーの傑作が続々とリメイクされている中、
79年の大ヒットホラー「悪魔の棲む家」も遂にリメイク。
「テキサス・チェーンソー」でこの路線に手応えを感じたのか、
再びマイケル・ベイが製作に名乗りを上げている。
「テキサス」ほどの衝撃はないが、
イメージを壊すほどでもない、無難にまとまったリメイクといった感じ。
この中では一番後回しだな。
24日発売。