■DVD：「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲」
■DVD：「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦」
●史上初！“伝説を呼ぶ！オトナだけのクレしんNIGHT”
at VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ（東宝公式）
詳細は公式で確認していただくとして・・・
「嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲」と
「嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦」は、
どちらもかなりハイクオリティな作品にも関わらず、
題材が「クレしん」ということで
今ひとつ認知度が低い、不遇の作品だ。
「オトナ帝国」の公開当時、映画ファンの間で
「子連れで観に行ったら親の方が泣いてしまった」という声が続出し、
下降気味であった「クレしん劇場版」の興行収入も大きく持ち直した。
お下品さも含めて嫌いではなかったものの、
たかが「クレしん」ごときを劇場にまで観に行く気など
サラサラ無かった私も、熱心に勧められて観に行った。
泣いた。
まさかこの歳になって
「クレしん」で泣くハメになろうとは夢にも思っておらず、
原恵一監督の名は、その日のうちに私の胸に刻み込まれた。
レンタル化されてから、若年層にも少しずつ認知され始めたが、
それでもまだまだ「クレしん？ケッ」と思っている方は多いと思う。
「そんなまさか」と思った方は、是非一度レンタルしてみて欲しい。
二十代後半以降の方なら、「オトナ帝国」が特にグッとくるはずだ。
冗談でも何でもなく、
「オトナ帝国」は「ALWAYS 三丁目の夕日」を超えているし、
「戦国大合戦」は「たそがれ清兵衛」と互角だと私は思っている。
「クレしんNIGHT」の日程は
3月24日
「アクション仮面VSハイグレ魔王」
「ブリブリ王国の秘宝」
「雲黒斎の野望」
3月31日
「ヘンダーランドの大冒険」
「暗黒タマタマ大追跡」
「電撃！ブタのヒヅメ大作戦」
4月7日
「爆発！温泉わくわく大決戦」＋短編
「嵐を呼ぶジャングル」
「嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲」
「嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦」
4月14日
「嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」
「嵐を呼ぶ！夕陽のカスカベボーイズ」
「伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃」
「伝説を呼ぶ 踊れ！アミーゴ！」
となっている。
都合の良いことに、
「オトナ帝国」と「戦国大合戦」が同じ日に入っているので
私が行くとするなら間違いなく4月7日だ。
4月7日の深夜、六本木のシネコンで「クレしん」を観ながら
涙を流しているジジィを見掛けたら、それは多分私だ。
【関連商品】
■GBA：「クレヨンしんちゃん 伝説をよぶオマケの都ショックガーン!」
■GBA：「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶシネマランドの冒険 !」
前作「シネマランド」は、発売されるや品切れが続出、
再販に再販を重ね、累計15万本以上のヒットとなった。
私も発売日に購入し未だに持っているのだが、
歴代の「クレしん劇場版」がそのまま各ステージになっているので
これ1本で劇場版の歴史を振り返ることが出来る。
ファミコンっぽい小気味の良さはかえって新鮮で、
しゃべりまくる音声も相まってかなりハマった。
今週23日に発売になる「ショックガーン」は、
劇場版のスタッフが脚本や作画を手掛けた
完全オリジナルストーリーの新作。
システム的には前作とほぼコンパチなので、
前作が気に入った方ならばお勧めだ。