■ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版
■ALWAYS 三丁目の夕日 通常版
西岸良平原作の映画化作品で、
昨年から今年にかけてロングランヒットを記録し、
先日の日本アカデミー大賞でも各賞を総なめにした
「ALWAYS 三丁目の夕日」がDVD化されることになった。
私がこの映画を観たのは
封切りからかなり経ってのことだったのだが、
劇場は若者から年配のご夫婦まで
非常に幅広い層でほぼ満席状態であった。
私的には、時代の再現が上滑りな印象を受けたことや、
キャストの演技が大仰過ぎ（特に堤真一）て
かえって白けてしまったこともあり、
全体的には「まずまず」といったところだったのだが、
世間の絶賛の嵐を見ているに、
「ベタ」の威力というのは未だ絶大なのだと思い知った。
最大公約数を狙うなら、
この程度で止めておくのが正解なのだろう。
主演の吉岡秀隆はもちろん、六子役の堀北真希や
もたいまさこ、三浦友和等、
キャストは皆適材適所で文句なしだが、
個人的には薬師丸ひろ子が特に素晴らしかった。
ここ数年の薬師丸は、「レイクサイドマーダーケース」
「オペレッタ狸御殿」「鉄人28号」など、
様々な役柄にチャレンジしていて非常に面白い。
角川三人娘の呪縛からようやく解放されたのかも知れない。
【関連商品】
野ブタ。をプロデュース DVD-BOX
掘北真希で思い出したのでついでに紹介。
きっかけは、かつて三谷幸喜氏等と共に
「やっぱり猫が好き」の脚本を手掛けていた
木皿泉氏が脚本を担当するという理由だったのだが、
内容は期待以上だったように思う。
同局で「ごくせん」が作られていたとは思えないほど
学校の空気が上手く再現されていて、
ドラマと同世代でないジジィにも評判が良かったのではないか。
すいか DVD-BOX
上の「野ブタ」繋がりなのだが、
木皿氏が初めて脚本を手掛けた連続ドラマがこれ。
現在「神はサイコロを振らない」にも主演中の
小林聡美が主演。
ともさかりえ、市川実日子、もたいまさこ、浅丘ルリ子等、
癖の強いキャストが顔を揃えている。
緩い空気の中でのんびりと進んで行く物語は
血気盛んな若者にはピンと来ないかも知れないが、
「やっぱり猫が好き」ファンなら「コレコレ」と思うこと請け合いだ。
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タイトル：ALWAYS 三丁目の夕日
発売：バップ
発売日：2006年6月9日
監督：山崎貴
出演：吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、堀北真希、他
価格：豪華版・7140円（税込み）通常版・3990円（税込み）
公式サイト：http://www.always3.jp/
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