「機動劇団はろ一座 ガンダム麻雀DS」 | 忍之閻魔帳

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機動劇団はろ一座 ガンダム麻雀DS


「機動劇団はろ一座」の旗揚げ公演である
「ハロのぷよぷよ」は、苦笑いを誘う微妙な出来であったが、
今度はハードをDSに移して麻雀になった。
ゲーム中に挿入されるボイス約1000種類は
全てアニメ版と同じ声優を起用した録り下ろしという太っ腹で、
原作の名台詞をアレンジした様々な会話が飛び交う
異色の麻雀ゲームが完成した。

登場キャラクターは、アムロ、ララァ、ランバ・ラル、
マ・クベ、カイ、シャア、ブライト、ギレン、キシリア、ドズル、
スレッガー、ガルマ、の他、隠しキャラクターも複数用意されている。

モードは、アムロになってジオン軍を麻雀で倒していく「シナリオ対局」と
好みのキャラクターを使った「フリー対局」の2種類。
「フリー対局」では、固有の特殊効果を持ったMSフィギュアを
集めていく楽しみもある。
ワザゲージがMAXになると、
「見えるぞ、私にもツモが見える!」
(シャア:この後にツモる牌を先読みすることが出来る)
「ごめんよ、ボクにはまだ替えれる牌があるんだ!」
(アムロ:手牌を交換することが出来る)などの
「至言ワザ」を発動することが出来る。
無線通信を使って最大4人までの「通信対局」や
「MSフィギュア交換」も可能だが、
残念ながら人数分のカートリッジが必要となる。
「通信対局」だけでも1カートリッジ対戦を可能にして欲しかった。

「ハロのぷよぷよ」で苦笑いの元凶となっていた
掛け合い漫才も収録されているが、
今回はあくまでも音声付きの麻雀がメインなのであまり気にならない。
デフォルメされたキャラでなければ倍は楽しかった気もするが、
緩い気分でプレイするにはまぁこれでも良いのかも知れない。

各キャラクターの台詞もいくつか紹介しておこう。
キャラクター名は書かないので、
誰の台詞なのか考えながら読んでいただきたい。

「この仕掛け、配牌のおかげだという事を忘れるなよ!」
「急がせい!他のリーチに気を取られるな!」
「あえて言おう、カスであると」
「ドラ量産の暁には連邦などあっという間に叩いて見せる」
「お前ら手が遅くて見てられねぇんだよ!ニヒヒ」
「東とは違うのだと、東とは!」
「私からあがる・・・いけない人だ!」

問題にもならんわ、という方ならお勧めだ。
ただし、麻雀の強い弱いに関しては不明。
麻雀のシステムを使った
キャラクターゲームという認識を忘れなければ
無難に楽しめる1本ではなかろうか。



なお、初回発注数の50%には
「ガンダムカード麻雀セット」(136枚)や
「はろ一座からのお年玉付き年賀状」などが封入された
「ガンダム麻雀 お年玉袋」が付属する予定。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。

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  タイトル:機動劇団ハロ一座 ガンダム麻雀DS
       親父にもアガられたことないのに!
    機種:ニンテンドーDS
  メーカー:バンダイ
   発売日:2005年12月29日
    価格:5040円(税込み)
 公式サイト:http://www.haro-ichiza.com/
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