最新DVD情報「イン・ザ・プール」他 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

ゲームよりDVDの購入比率が圧倒的に高い私だが、
毎年秋口から年末にかけては
何故ここまでと思うほど、欲しい作品が立て続けに発売される。
そこで、備忘録もかねて新作の中からお勧め作品を
リストアップして紹介してみることにする。
興味を持たれた方はレンタルで良いので是非。
ちなみに今回一番のお勧めは「イン・ザ・プール」。
タモリの真骨頂は「タモリ倶楽部」にあり、と信じて疑わない方は
是非ご覧いただきたい。

■オオカミの誘惑 デラックス版
■サマリア

この2本は既に発売中。
どちらも購入済み。どちらも韓国映画だ。

「オオカミの誘惑」は非常にナンパな作りの映画ではあるのだが、
映画を観る時は小難しい単館系ではなく
東宝系の流行モノばかりをチョイスしているという方なら
間違いなくお勧めだ。
「いま、会いにゆきます」よりは確実に泣ける。
カン・ドンウォンはチョン・ウソンと並ぶ次世代韓国スター
(と言っても韓国では既にトップスターだが)の筆頭だ。

「サマリア」は、肩を寄せ合って生きる二人の女子高生の物語。
いつか外国に行く日を夢見て売春をする少女と、斡旋する少女。
ある日、売春をしていた少女が命を落としたことで、
残された少女は関係を持った男達を訪ねて回る。
少女を溺愛していた警察官の父親が全てを知った時・・・
前半と後半で別の映画かというほど
テイストが変わってしまうのが難だが、ラストは秀逸。

■海を飛ぶ夢
■アメナーバル・コレクターズBOX

10月5日発売。
「海を飛ぶ夢」は、「尊厳死」という重いテーマを扱いつつも、
ひたすら辛い思いをするだけの物語ではないところが素晴らしい。
監督のアレハンドロ・アメナーバルは
私がここ4~5年ほど注目している監督の一人で、
トム・クルーズ主演でリメイクされた
「バニラ・スカイ」の原案である「オープン・ユア・アイズ」や
ニコール・キッドマン主演のゴシックホラー「アザーズ」など、
いずれ劣らぬ秀作揃いなので未見の方はお勧めだ。

■ビヨンドtheシー ~ 夢見るように歌えば ~

10月7日発売。
ケビン・スペイシーが脚本・主演・監督の三役をこなし、
10年の歳月をかけて遂に完成させた
ショウビズ界のスター、ボビー・ダーリンの生涯を描いた映画。
名曲の洪水に負けていないケビン・スペイシーの熱唱に圧倒される。
DVDならBGVにも最適だ。

■イン・ザ・プール

10月19日発売。
今年観た邦画の中で、最もツボにハマった作品。
身内の間ではペ・ヨンジュンそっくりと話題の松尾スズキ初の主演作だ。
「ココロの病」を抱えた患者と、やる気があるのか無いのか全く読めない
ドクターとの脱力コメディー。
脚本・監督を務めた三木聡は
「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」「トリビアの泉」などを
手掛けた売れっ子の構成作家で、本作が監督デビューとなる。
既に2作目の「亀は意外と速く泳ぐ」も公開され、
今後がますます期待される注目の監督だ。
上に挙げたバラエティ番組やこのCMがツボにハマるという方なら
間違いなくお勧め。
私は「まだ伴奏編」と「食べました編」が一番好み。