TVCMより口コミに期待「天地の門」 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

6月17日発売のファミ通PS2 7/8号増刊号
体験版UMDが付属することでも話題の「天地の門」だが、
TVCMを打たないということに関しては

「コアユーザー向けの本作の場合は
 不特定多数に訴えかけるCMより
 専門誌などで広告展開する方が効果的」

との判断から断念されたようだ。
確かに、ターゲットによってはCMの効果は薄い。
ギャルゲーのCMをゴールデン枠でバンバン流したところで
世間的から眉を顰められるのがオチある。

SCEとしては、
「三國無双」「鬼武者」タイプの剣術アクションを好む
コアユーザーは現在約20万人いると想定しているらしく、
「天地の門」はこのユーザーの約半数、
10万本を販売目標としている。
「GENJI」は剣術アクションのコアユーザーより
さらに広い層へ訴求しようとしているので、
大量のTVCMを投下しているのだろう。
「義経ぶーむ義経ぶーむいうとるが・・・」の清原で
どれだけ効果があるかは甚だ疑問ではあるが。

個人的な感想で言えば、コア層の支持を期待しているなら、
キャラクター設定が突き抜けている
「戦国BASARA」の方がまだウケは良さそうな気がする。
(しかもフォーマットが違うとはいえ同日発売)

ファミ通PSPの価格が1280円というのも痛い。
これでは「おまけ付き」のバリュー感は薄く、
「体験版を販売」しているようなものだ。
CMを打たないと決めたのなら、
せめて雑誌ぐらいは、同じく最新号でロムを付けていた
ファミ通Xboxと同等(600円~700円)で
出すべきではなかったか。
この辺はSCEの努力次第でもう少し何とかなったと思うのだが。

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 タイトル:天地の門
   機種:PSP
 メーカー:SCE
  発売日:2005年7月21日
   価格:5040円(税込み)
公式サイト:http://www.playstation.jp/scej/title/tenchi/
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