「ゲームボーイウォーズアドバンス」には
ショーグンブレイクという要素が盛り込まれていたが、
今回の教授もまさに「ブレイク」と言っていいと思う。
発売後に開始されたテレビCMの効果も手伝って、
週間でも4万本を楽に超えるヒットとなった。
二次問屋などはあまり持っていないので、
消化率は8割前後ではないかと思われる。
1位こそ「幽遊白書」に譲ったものの、
ノンキャラクターの、
しかも1万も売れれば大ヒットと言われる教育系のソフトが
ここまで受け入れられたのは初めてのことではないか。
購入者の評判もすこぶる高いようで、
発売前から推していた私としても素直に嬉しい。
データサイトでは上位ランキング中の数字しか加算されないため
15万本程度と認識されているが、
実際には80万本近くを売り上げたという
64版「ゴールデンアイ」のような
隠れたメガヒットを期待出来るタイトルであろう。
同日発売の「ぶらぶらドンキー」は
1万本は何とか超えたものの、割と軟調な出足となっている。
「ヨッシーの万有引力」と同じく、
LRで操作するという「オモシロ操作」の先についてまでは
あまり煮詰められていない印象の残る作品なので
口コミはあまり期待出来ない。
出荷数は5万本前後ではないかと思うので、
大きな値崩れは無さそうだが。