キャラクターパワーに全てを賭けた「幽遊白書 FOREVER」 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)



■PS2:「幽☆遊☆白書 FOREVER PlayStation 2 the Best」


「スーパーロボット大戦」は別格として、
「サモンナイト」や「サッカーライフ」など
それなりに評判も良いヒット作を生み出すようになってもなお、
バンプレストに対する「キャラだけ」感が拭い切れないのは
こういうソフトを定期的に出してくるからであろう。

★「暗黒武術会編」から「魔界統一トーナメント編」
 までのストーリーを完全網羅。
★イベントシーンだけでなく、
 戦闘シーンやモード選択画面まで全てフルボイス。
★超必殺技や一撃必殺奥義発動時にはカットインムービー挿入。

あたりがウリであろうか。
TVアニメの最高視聴率は25%、
原作コミックの1巻あたりの売り上げ平均は240万部、
最近リリースされた完全版も平均30万部と、
数字的に見れば「ドラゴンボール」のほぼ8掛ということらしい。

これらの状況を踏まえてバンプレストが提示した
初回提案数は25万本。
PS2版「ドラゴンボールZ3」の売り上げが60万本を
突破したことを考えるとまんざら大風呂敷というほどでもないが、
肝心の内容はと言うと、
先月発売された「聖闘士星矢」に勝るとも劣らない、
かなりキャラ人気に寄りかかった作りのアクションゲームであった。
馬渡松子の「微笑みの爆弾」を聞いて
「こりゃあ懐かしい」と胸がときめいたものの、
プレイ後にはときめきは鎮まっていた。
「ペガサス幻想」を聞いて高まった期待が
プレイ後に萎んでいったのと同じ流れである。
原作に相当な思い入れのあるファンならば別だが、
「ちょっと知ってる」程度のにわかファン(私)には
少し厳しいかも知れない。
もし25万本を突破したとすれば、
それは取りも直さず原作のパワーであろう。

ちなみに、某機関の予約ランキングでは
「ベルウィックサーガ」と並んでトップであった。
前人気は高いようだが、さて。

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:幽遊白書 FOREVER
   機種:PS2
 メーカー:バンプレスト
  発売日:2005年5月19日
   価格:7140円(税込み)
公式サイト:http://www.banpresto-game.com/yuyuhakusho/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★