忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)


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▼映画「マスカレード・ホテル」キムタク色に染め上げた東野ミステリー

 

公開中■映画:マスカレード・ホテル

 

ヒット作の影に必ずこの人ありの大人気作家・東野圭吾原作の実写映画化。

殺人予告のあった一流ホテルを舞台に、ホテルマンになりきって潜入捜査する刑事と

教育係を務める女性がぶつかり合いながらも事件の解決に挑む。

主演は木村拓哉と長澤まさみ。

共演は小日向文世、渡部篤郎、勝地涼、前田敦子、笹野高史、松たか子。

監督は「古畑任三郎」シリーズ、「HERO」「本能寺ホテル」の鈴木雅之。

 

 

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予想していた通りやはりこれはキムタク映画であり、それ以上でも以下でもない。

私は原作未読なのだが、東野圭吾原作にしてはドラマが薄く、

ミステリーとしても腑に落ちない点が多いので原作をかなり改変したのではないかと思う。

湯川学(「ガリレオ」シリーズ主人公)や加賀恭一郎(「新参者」シリーズ主人公)に比べ

キャラクター作りが平板で、「ちっ、ったく」と面倒臭そうにしながら

鋭い洞察力と迅速な行動で事件解決し、ヒロインに好かれるキムタクがそこに居るだけだ。

「真夏の方程式」の湯川や「祈りの幕が下りる時」の加賀はいずれも黒子に徹していて、

真犯人の抱える孤独や犯行に及ぶ動悸に深いドラマがあった。

しかし本作では、犯人すらキムタクのカッコ良さを押し上げるための素材でしかない。

ホテルマン達も、警察の同僚や上司も、ホテルを訪れる多くのサイドキャラクターも

全員が全員、花束を抱えながら登場し、キムタクに手渡して去って行くような作りになっている。

生瀬勝久など、靴でも舐めにでも来たのかと思うほど

あからさまなキムタク上げキャラでしかなく、ここまで徹底されると逆に感心する。

 

接客担当のフロント係として高級ホテルに潜入捜査するというのに

髪の毛ボサボサで汚い口調など普通に有り得ないし、

英語が堪能な帰国子女のためフロント係の潜入を命じられた割には

結局最後まで得意なはずの英語を披露する場面はない。

(唯一あったと思ったら高校の回想シーンで別人が演じていた)

頭脳明晰で偏屈な湯川や、不器用ながら情に厚い加賀のような

「こういう人」というイメージが本作の主人公・新田浩介には無いのだ。

まぁ、英語を披露するとまずいことでもあるのかも知れないが。

 

スター映画とは本来そういうものでもあり、

今さら木村拓哉の芝居に何かしらの新味を期待したわけでもないものの、

同じグランドホテル形式で作られた

三谷幸喜監督の「THE 有頂天ホテル」がかなり好きな作品だったので

さすがにこのクオリティでは期待はずれと言うしかない。

昨年同時期公開で、制作スタッフも被っている「本能寺ホテル」と

同程度には楽しめたが、木村拓哉主演でそれは許されないだろう。

 

 

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本作のミステリーとしての最大の欠陥はキャスティング。

またまた三谷作品を引き合いに出してしまうと、

ミステリー仕立てで進行するコメディ映画「ザ・マジックアワー」で

皆がずっと探していた幻の殺し屋「デラ富樫」の正体は浅野和之演じる清水医師だった。

妻夫木聡も綾瀬はるかも香取慎吾も中井貴一も天海祐希も唐沢寿明もいたのに、である。

実力は充分持っていて、かつ物語に埋没することの出来る役者がいてこそ

グランドホテル形式のミステリーが謳う「この中に真犯人が」は成立する。

しかし「マスカレード・ホテル」には、

ただ独り圧倒的に知名度の高い客がいて、フロントに立った瞬間に

犯人認定されるレベルの不自然過ぎる姿で登場する。

「古畑任三郎」のように、最初から犯人が分かっているタイプの

ミステリーではないのだからもう少し上手く騙して欲しい。

 

東野圭吾の世界観すら上書きしてしまう木村拓哉のスター性は認めるものの、

ミステリーとしては並以下と言わざるを得ない。

キムタク主演作と聞いて興味を持ったファンならばお薦め。

 

映画「マスカレード・ホテル」は本日公開。

 

余談。

映画の後半にキムタクと長澤まさみが揃ってフロントに立ち

長話しているところを二人の後方から撮るシーンがある。

二人とも後ろを向いているので純粋にスタイルに目がいってしまい、

ウエストの位置も肩の位置も長澤まさみが上なのに

頭部でごぼう抜きして最終的にキムタクの方が背が高いというのは

事務所的にOKだったのだろうか。

良いシーンなのに少し笑ってしまった。


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