3.11から震災から14年目の3.11を迎えます。
ブログ自体も久しぶりとなってしまっていました。
2019年の活動を最後にコロナの影響で保養活動も出来なくなり、
「10年は活動を続ける」としていた「しのばらんど」の初期目標を経過してゆく中、
「しのばらんど」の活動を終了することを決めました。

原発事故の元、野外で遊べない子供たち、不安を多く抱える親たちに
ゆったりと安心で安全な場所を提供し
子供たちは野山で活発に、親たちにはリラックスしてもうらおう!
そんな想いで「篠原の里」の有志で始めた活動でした。
当時は東北の人たちのために何かしたい!!
という気持ちが日本全体にあったと思いますが
私たちも素人集団でありながらも暗中模索しながら、
なんとか少しでも!と気負いながらも活動を続けてきました。
福島から来る方々とどう接していいのかもわからずのスタートから
接することによって生まれてくる更なる活動へのエナジーを加え
委託事業も含めて計17回の保養活動を行うことが出来ました。

当初より多くの方々の経済的、人的支援、
そして「NPO法人篠原の里」があっての活動でした。
あらためて深く感謝いたします。

また、しのばらんどの活動は終えますが
福島の現状はまだ安心とは言えません。
子供たちへの影響も長い目で見てゆく必要が続いてゆきます。
引き続き、支援や気持ちを向けてゆくことが必要とされています。


🔷事業概要
福島の親子のための宿泊型保養活動

・主催事業:15回(2011年~2019年)
・委託事業:2回(2012年、2013年)
・福島からんの参加者さん:計463人
・篠原の里滞在日数:88日
・福島での交流会や視察、放射線などの学習会、
  保養団体との研究会、支援のための活動など多数
・参加ボランティアさん:約650人
・協力団体さま:140団体
・正スタッフ:
・総活動費、約1200万円
※最終会計は記録紙の発送など終え、余剰金を寄付した後、報告いたします。


🔷「しのばらんど記録誌」について


9年間の記録をまとめた冊子を150部作りました。
約100ぺージに写真や文章などが掲載されています。
特にお世話になったところへお渡ししています。
篠原の里は勿論、藤野の以下の場所にも置いてありますので
どうぞご覧ください。

・藤野駅前観光案内所「ふじのね」
・カフェレストランSHU
・百笑の台所

また、記録紙はこのブログにも掲載しました。
ファイルの関係で画質が荒いので、こちらの別サイトにもアップしています。

 

 

縦横が整合性がとれていないページもあり、申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。


 

以下、画質が荒くなって読みづらくなっています。
別サイトにもう少し良い画質でアップしましたのでしっかり読みたい方はこちらをご覧ください。
縦横の整合性がファイルの関係で上手くいかないところもあり申し訳ありません。
 

 



福島よりメッセージが来ましたのでシェアします!

以下
_______

しのばらんどのみなさんお久しぶりです。
お元気ですか?

震災から10年経ちましたね。
いろいろありましたね。
いっぱい悩みました。
いろいろ考えました。
たくさんの人に出会いました。
あちこち行きました。
小さかった子供たちは成長し 中学生になりました。
今のところ心配したことは起こらず、元気です。
いい感じで反抗期真っ最中です。
でも、地震がある度、原発は大丈夫か心配です。
まだまだ終わらない…。
たぶん、私が生きているうちは続くんでしょうね。

震災から1年後の春、心も体もくたくた。
藁にもすがる思いでバスに乗り「しのばらんど」へ。
たくさんの方があたたかく迎えてくれ、子供たちは元気に外で遊んでいる。
忘れていたホッとできる時間、子供たちの笑顔、美味しい食事、音楽…まるで竜宮城のようでした。
夢のような時間を過ごし、心も体も癒されました。
帰りの辛かったこと。
涙涙で帰路に着いたのは忘れられません。
震災は辛い経験ですが、会ったことも無い福島の親子のために、たくさんの方が心を寄せてくださったこと、
震災がなかったら絶対に無かったたくさんの出会いと貴重な経験をさせていただいたこと、
今も日々感謝してすごしています。
しのばらんどのみなさんのおかげで救われました。
しのばらんどは私のこころの故郷になっています。
みなさんに出会えたこと。私の宝物です。
本当にありがとうございます。

子供たちは、震災を覚えている一番若い世代。
忘れないで伝えていく人になって欲しいと折に触れ話しています。
時々浜の方に行って、語り部の話を聴いたり、復興を自分の目で確かめたりしています。
たくさんいただいた恩を「恩送り」したいと思い、みんなが笑顔になれる活動を少しずつ準備しています。
本格的に動くのはもう少し先になりそうですが。

いろんなことが起こって落ち着かない毎日ですが、みなさんご自愛くださいね。
またお会いできるのを楽しみにしています!!

みんなが、笑顔いっぱいの日々を過ごせますように✰
 
怪獣1号 と2号 の母より



_______

以上です。

10年経ったということは、当時10才だった子は二十歳となっているわけですから、みんな大人ですね♪
でも1才だった子はまだ小学生。
一番身体を動かしたいときに外で思い切り遊べなかったのは親も子も
本当にしんどかったと思います。

子供がしのばらんどで
「初めてブランコに乗った!」
と言って喜んでいたお母さんもいました。
川に入ったりカニや魚を手で捕まえたり、砂遊びや泥んこ遊びも・・。
そんな多くの「初めて」を体験してもらえたこと
残していってくれたたくさんの笑顔、忘れていないです。

しのばらんどのスタッフのほとんどは子を持つ母親です。
まだ幼子を抱える母もいれば、私の家のように既に自立しているところもあります。
この10年でいつの間にか世代が大きく動いているなと感じます。
私たちの子供も福島の子供も一緒に故郷を感じていってほしいなとも思いました。

始まりは「子を持つ親の愛」。

それは人が存在する限り永遠ですね。


福島からのメッセージ、その1は前ページです。

 



しのばらんどスタッフ代表  ガイネ

 今日は3月11日。
 多くの方がこの日を境に人生が変わってしまった日。

私のパートナーは福島県郡山市出身で、この数日後の原発事故のTVを観ながら

「あ~福島が壊れてゆく・・・!!」
と泣いていた。

今はコロナでマスクは当たり前だけど、震災後一か月に訪れた郡山市ではマスクは全然当たり前ではなく、むしろ他県などから来た人が怖がってするものという風潮さえあったのを思い出す。様々な声、思い、情報が交錯し、何が正しいのかまっとうな考えなのかわからない時だった。

その後、「篠原の里」のメンバー中心で福島の親子の保養支援活動団体「しのばらんど」の活動が始まった。
この10年間、、「福島のお母さんたちの気持ちに寄り添う」をモットーに、15回の保養活動、福島での集いなどを行う中で、子を思う母親の気持ちがどれほど強いのか、大切なものかを強く感じてきた。
笑って語り合えることがどれだけ力になるか、口にすることがどんなに心をほぐしてゆくのか、小さな私たちの力ではあるけれども、笑いと涙の日々の中で、福島に住み生きてゆく力、神奈川の山里に住み活動を継続してゆく力、互いが力を得ながら進んできたのだと思う。

昨年は夏の保養、秋の福島での集いもコロナ禍で行えず、福島のみんなに会いたくても会えない、まさかこんな時が来るとも思わなかった・・。
長く続く事故処理、帰れぬ故郷、TVなどでも連日様々な今の福島を伝えていますが、いつ終わるのか知れぬこの問題は、ある意味日本の抱える歪みでもあるのだろう。

今日は、今月の篠原の里の会報に記事を書いてもらったしのばらんど参加者さんの文章を載せたいと思います。

寄稿してくれたAさん、ありがとう~!
______

福島に住んでいます、〇〇といいます。篠原の里で行われた「しのばらんど」へ、子ども達と4回参加させていただきました。先ほど長女に「しのばらんど、何が一番楽しかった??」と尋ねたところ、「え!?また行けるの?絶対行きたい!!」とのこと。原稿依頼があったことを伝え、じっくり話を聞くと「川遊びでしょ、泥に入っての田植えでしょ、あとはまた、散歩しながらやぎにえさをあげたい。みんなの前で(音楽やダンスを)発表したのも楽しかったし!!」とうきうきと話をしてくれました。子ども達は時々、しのばらんどでの写真をまるで絵本を読むかのように引っ張り出しては、写真を眺めて話をしています。そんな子ども達の姿を見る度に、楽しい思い出というのは人生をあたためてくれるものなのだなと強く思います。

 震災後福島に住むにあたり、いろいろな思いがありました。多かれ少なかれ、みんな同じような思いがあったことと思います。そのような中、友人が子どもの前で「震災前に戻りたい」とつぶやいた所、小学校1年生の娘に「お母さん、そしたら○○さんにも、○○さんにも会えなかったんだよ。」と言われたという話を聞きました。私はそれを聞いた時に心が洗われるような思いがしました。震災がなければ出会うことがなかったであろう、篠原のみなさんの顔を何度も思い出しました。娘達にはこれまでの人生がそうであったように、これからの人生、支えようとしてくれる人、気持ちに寄り添おうとしてくれる人がいることを忘れないでほしいなと願います。そして周りの人たちと支え合い、互いの気持ちに寄り添い合える人生を歩んでくれたらと願います。

震災2ヶ月前に始まった私の子育ては、震災後の歩みと共にありました。その子育てを支え、あたたかいものにしてくださった篠原のみなさんに、心から感謝いたします。私たちのために早朝からスイカや野菜を抱えながら校庭を歩いていた地元の方の姿も忘れられません。コロナ渦で閉塞感のある毎日ですが、みなさまどうぞご自愛くださいますよう。私たち家族は、今度は家族全員で篠原の里に遊びに行き、子どもを遊ばせながらのんびり過ごしたいなとわくわくしています。
 みなさまどうぞお元気で。


_

以上です。

当たり前が当たり前でなくなるのが震災。
過去の出来事としてとらえるのではなく、
今必要なことを感じてゆきたいですね。

2019年秋の福島での虹
日中に4時間以上も出続けた奇跡の虹です!

福島からのメッセージ、その2も続きます♪

ガイネ

 

 

福島を中心にまた大きな地震がありました。
福島のみなさん、大丈夫でしょうか?

10年前を思い起こさせる長く大きな揺れでした。
また東北の皆さんには本当に恐ろしい過去を思い起こさせる揺れだったと思います。

3.11の時も
「震源地は何処だ!?」
と思ったけれど、今回もまた東北という事で
それを知った時は神奈川と山梨の県境あたりに住む私にとってもとても怖く心配な瞬間でした。

津波予報は出ず、まだ不安は少なく済んで良かったですが、被害は少なからずあったようですし、今後の余震も含めて対処が必要な状況です。

私の家内の両親は郡山に住んでいます。
昨夜、すぐに電話しました。
戸棚などからいろんなものが落ちたり出てきたりして部屋の中に散乱してしまったようで、しかも停電しているということで片付けもままならない感じでした。
妹夫婦の家でも同じ状況だったとのこと。

今回の地震は10年前の余震だという発表がありました。向こう20年はまだこういった地震が予想されるとも。

いつ何時、何処で何が起こるか?
予想が出来ないのが自然災害ですね。
充分気をつけながら過ごしましょう。
被害が今朝から明らかになってきていますが、
困っていることなどあれば相談ください!
早い復旧と平穏な日々が続きますよう。

コロナの影響で昨年は夏のしのばらんども福島でのイベントも延期となってしまいましたが、今年はお会いできます時をしのばらんどスタッフ一同楽しみにしています!!


しのばらんど、ガイネ

コロナ騒動で世の中すっかり状況が変わってしまい、仕事に影響が出ている方も多い事かと思います。

私も音楽の仕事をしているので外仕事は全てキャンセルされ,しかも予定もたたずで本当に困ったものです。
ですが,お陰で久しぶりにゆっくりと時間を使うことができ、
山里に来た本当の理由を思い出したりしています。
また,私の母との同居も始まり、お互い向き合える時間があって良かったと思っています。

今後も難しい世の中なのでしょうが、なんとか生き延びてゆきましょう~!

そんな中,ちょっとホットニュース、2つ紹介します!


★~ガイネ編~

■あの「まんが日本昔話」が帰ってくる!!??

 

故・松谷みよ子氏の民話を元にしたお話しの日本昔話のシリーズが月一でBS放送で始まります。アニメのBGMをガイネが担当したので観れる方は是非どうぞです

 

BS-TBS 「むかしばなしのおへや」

N2oFhaKlSWnx98r5myk3NFwhttps://www.bs-tbs.co.jp/anime/mukashibanashi/?fbclid=IwAR3xtWMNqy5T6WeKK84LjEfUvS7StzW1NLZ-

 

 ・第一回614日日曜日10:30

 「桃太郎」

 「見るなの花座敷」

 ・語り:夏木マリ

 

私が担当したのは本編アニメ内のBGMです。

そして「お話のポイント」というコーナーでは

髙橋 全(あきら)さんとのコラボアルバム「TWIN VORTEX」の中から「WHITE RAIN」(あきらさん作曲)が使用されます♪

 

各回2話ずつ放映予定で、7月は12日の予定です。

 
様々な楽器を使用して各回雰囲気変えてますのでお楽しみに

アニメ作家さんも何人も参加されているのでお話しごとに絵柄も変わって楽しめます。毎回素敵なアニメとお話です!

松谷みよ子さんのお話しは桃太郎にしてもちょっと知っているのと違う感じの部分もあったり、

あまり知られていないお話もあったりしてそれも見所です

 

 ◆故・松谷みよ子 児童文学作家

 

「龍の子太郎」「いないいないばあ」「赤ちゃんの本」「モモちゃんとアカネちゃん」「現代民話考」「私のアンネ=フランク」「怪談レストラン」シリーズなどをはじめ、小説、詩集、エッセイなど多数を手掛けた戦後の児童文学の代表者の一人。

児童文学作家としての知名度が高いが、1985年に始めた『現代民話考』シリーズは、柳田國男のフォークロア収集の影響のもとに現代の都市伝説や現代妖怪譚を収集した重要な仕事として、民俗学的に評価されている

http://matsutani-miyoko.net/miyokosroom/publics/index/27/

 

 そして2つ目はやはり音楽家の遠藤芳晴氏。
遠藤さっちゃんの旦那さんで、しのばらんどにも歌いに来てくれてます!
コンサートができない中、Youtubeに毎日のように動画をアップし続けています。今やその数100本以上!!
芳晴の唄の世界に包まれてください~♪

 ★リンクをクリックしてください。動画がたくさん出てきます!

https://www.youtube.com/channel/UCN_Xk4LiL9ga3PUrXKZ5d4Q/videos

 


学校は再開と言うことですが、不安定な日々が続く中、気分転換に是非どうぞです♪
早く皆さんに会いたいなぁ~~~とスタッフ一同思っています!!

しのばらんど代表:ガイネ
 

◆問合せ 「しのばらんど」   sinobaland2011@yahoo.co.jp
 「うえるかむ!しのばらんど」ブログ
 https://ameblo.jp/sinobaland2011/
◆NPO法人篠原の里 (神奈川県相模原市緑区牧野2881)

 http://www.ops.dti.ne.jp/~shinoba/



 

 

 

 

 

 

コロナ禍による様々な自粛などが続いている日々ですが、小さなお子さんを持つ家庭にとっても大変なことと思います。

福島の知人さんのお話では、家で遊んだりするのは福島の家庭は慣れているから、とはおっしゃっていましたが、それはそうとしても友達と会えなかったり、思い切り身体を動かせないのはとてもしんどいことですね。

しのばらんどは放射線の影響で外で遊べない子供達と悩む親たちの手助けを少しでもしたいという想いからこの10年ほど活動を続けてきました。
今年の夏もできたら!という思いは強かったのですが、今の状況下での開催は無理があるという事で、夏のしのばらんどの開催は断念しました。

また、会場となっている篠原の里も宿泊数の制限なども設けることとなっております。
この山里にはまだ感染の波は訪れてはいないようですが、厳しい時がまだ暫く続くようです。

しのばらんどin福島も出来ず、夏もできずでみなさんにお会い出来なくて残念です。
コロナ問題が収束しましたら福島から篠原にもご家族で遊びに来て下さい。宿泊費の補助は少しですが行えます♪

元気にまたお会いしましょう!!


ジャガイモの花 可愛いです。

山里の空

そして夕焼け

3月末に福島市内において開催予定でした「しのばらんどin福島2020」は諸事情により延期とさせていただきます。
楽しみにしていた皆さん、大変申し訳ありません。
しのばらんどの皆はいたって健康ですが、世の状況をかんがみ、開催を断念しました。

延期とされた次なる開催時期は未定ですが、皆が安心して集える日を心より楽しみにしております。

2020年3月15日   しのばらんど代表:ガイネ

旧暦の新年も先日迎えました。
2020年、本年も、よろしくです!
 
昨年の秋には台風被害が関東でも福島でも多く起きてしまいました。
福島の知り合いにも冠水被害を受けた方が多くいたり、大変なこととなってしまいました。
縁あって須賀川の神社でガイネが復興祈願奉納演奏をさせて頂いたり、被災した方とお会い出来たりもした他は何もできずでした。申し訳ありませんでした。
 
しのばらんどのある藤野は山間地で、やはり土砂災害が起き、しのばらんどスタッフやボランティアで参加してくださった方々の家が被害を受けたりしてしまいました。家を失ったり、亡くなった方々もいて、自然災害の恐ろしさをまたしても痛感するところとなりました。
 
公民館や篠原の里は避難所となり、家に帰れない方がたが数十名、長らく滞在しました。新し住む家を見つけた方もいれば、紆余曲折あり、まだの方もいます。住めるべき家に住めないというのは本当につらいことですね。
篠原の里は宿泊施設でもあるので、お風呂がない以外は割と快適に過ごせていたと思います。行政の配慮でやまなみ温泉さんには無料で入ることもできたので、しのばらんどの時のような感じでもありました。公民館には布団や畳を貸し出したりもして、しのばらんどの活動が生かされた面もありました。
 
そしてそんなこちらの被害を知ったしのばらんどの福島の参加者さんが
「震災後、顔も知らない見ず知らずの私たちのために、自分たちの時間を削って暖かく迎え入れてくれた「しのばらんど」の方々が被災されている。今度は私たちの番!」
と寄付を集めてくれたのでした!
思わぬ展開に、ああ、人の繋がりって本当に暖かくて有難いものなんだ。助け合う、支え合う心ってこういうものなんだ。今まで活動してきたことがこのように繋がってゆくことは感慨深くもありました。
寄付を頂いた方、お心お寄せいただいた皆さん、ありがとうございました!お陰様で皆元気です!!
 
今年も「しのばらんど」開催のために頑張ります!!
 
文責 ガイネ
 
 
◆問合せ 「しのばらんど」   sinobaland2011@yahoo.co.jp
 「うえるかむ!しのばらんど」ブログ
 https://ameblo.jp/sinobaland2011/
◆NPO法人篠原の里 (神奈川県相模原市緑区牧野2881)

 http://www.ops.dti.ne.jp/~shinoba/

第15回「うえるかむ!しのばらんど」2019年7月25日~29日

参加者さんアンケートの報告です。

■プログラム

〇たくさんのプログラム、内容もとても充実しており、本当に全日楽しかったです。
自然とふれ合うプログラム、しのばらんどの魅力だと思いました。川が近かったり、お寺さん、ブルーベリー、温泉…魚のつかみ取り→朝食はとても良かったです。


〇「田植えにこんなに楽しく取り組むんだなあ、」「人前でもこんなにおどるんだなあ」など子ども達の福島では知らなかった一面を知ることができ親としてわくわくしました。また、ぐずったりしてプログラムに参加できない時も柔軟に動ける(施設に戻るなど)しのばらんどの雰囲気がありがたいです。


〇大満足以上に、驚きでした。皆さんのお気持ちに、ここまで甘えて(お客様で)いいのかとさえ思いました。県外に住んでいても、こういった「親子自然体験」はなかなか参加費が高いと行けないですし、ある意味、福島で保養参加に熱心な保護者のお子さんは恵まれているなと感じました。


〇普段の生活ではできないことをたくさん経験させていただき、貴重な時間でした!


〇天候にも恵まれて、全部のプログラムを成功させることができてとても楽しかったです。個人的には川遊びに2日も行く事ができました。福島ではできない体験をすることが出来てとても嬉しかったです。


〇近場でムリのないプログラムが多く、とても楽しくのんびりすごすことが出来ました。
たくさんの楽しいプログラムを用意して頂いて、子ども達も大はしゃぎでした。普段なかなか経験できないような遊びもできて良かったです!


45日という日程でしたが、毎日充実した楽しいものとなり、最高でした。


○川遊びや昆虫観察、低学年向けでちょうど良かったです。「うぇるかむ・しのばらんど」の曲があるのが良い。皆で歌えて楽しかったです。温泉も入れて・・・送迎ありがとうございました。


○毎日充実していて、とても子ども達もよろこんでいました。


○プログラム変更しながらのスケジュール組んで実行していただき、有り難うございました。子ども達も喜んで参加出来たこと大変感謝しております。安心して過ごせたこと、何事もなく無事終了出来たこと、親子共々感謝しお礼申し上げます。
 
■食事
〇どれもとっても美味しかったです。味つけも濃くなく、体にやさしい味わいでした。朝からお野菜たっぷりで、どれも手作り。心のこもった食事でいやされました。
みんなで作るお昼ご飯も楽しかったです。時間がかかりましたが、ブルーベリー早めに帰ってこられたので、ちょうど良かったと思います。


〇どれもとてもおいしくて感激でした。野菜が多いことが何よりもうれしいです。


〇大満足でした。ありがたかったと同時に、本当に必要としている方(シングル家庭など)が来られると良いなあと申し訳ない感情にもなりました。


〇優しく愛情のこもったお料理でおいしくいただきました。主婦、母となってからは自分で作る料理ばかりでしたので、人に作って頂くということがとても嬉しかったです。
〇毎日とても美味しかったです。私の一番は「台湾まんじゅう」と「スペアリブ」です。娘の一番は「胡麻あんまんじゅう」と「スペアリブ」です。


〇どれもこれも美味しかったです。みんなで作るのも楽しかったです。


○毎日おいしくて、健康的な食事で食べ過ぎてしまいました。レシピを教えて頂きたいです。
○全ての食事で、味・量すべて満足させて頂きました。


○どれもおいしかったです。台湾まんじゅうのレシピがほしいです。


○とてもおいしかったです。自分で取り分けするので残すことなく、食べられ、無駄にすることがなく良かったです。


○出来たての物でとても満足でした。少し嫌いな野菜でも、いろいろなメニューに変えているので少し、少しと食べていました。これをもっと多く食べられたらいいなと思いました。
 
■施設
〇小学校の面影が所々に残っており、幼少期、学童期に私も戻った気持ちになりました。食堂の雰囲気がオシャレ(木のぬくもりが感じられ。)でステキでした。


〇子ども達が自由に校庭に出てあそべるこの施設がありがたいです。


〇魅力あるものにしている、作っているスタッフの方々の楽しさがあふれている施設だと思いました。


〇子ども達が自然体でのびのび過ごせる空間だなと思いました。


〇シャワー室も、トイレも、いつもきれいで安心して使うことが出来ました。部屋は暑かったので、冷房があると嬉しいです。


〇たくさん蚊にさされましたがすぐシャワーを浴びれたし、暑すぎずエアコンのない生活もよかったです。


○少し暑いのと虫が多いこと以外はとても満足です。シャワーや洗濯機が使えることもありがたかったです。外に出ると校庭でのびのび遊べてよかったです。


○学校の懐かしい雰囲気の中で不自由なく過ごさせて頂きました。思ったほど虫もいなく、ぐっすりと眠らせて頂きました。


○暑かったけど、特に不便は無かったです。(温泉に連れて行ってもらえたので・・・寒い季節だったらシャワーのみはつらいかも)


○トイレやシャワー室がきれいで、とても気持ち良く使用させてもらいました。部屋がもう少し涼しくなると助かります。


○広々で子供にとっては大変良かったと思います。
 
■保養活動の必要性


〇昨夜少しお話しさせていただきました。郡山も車で少し走れば田んぼだらけですが、こんなに充実したプログラムで、知らない人と、というのは親だけの力ではなかなかできないので、とってもありがたかったです。子どもと1対1で向き合ったり、子どもの知らない面も見えました。放射能で外で遊べない・・・よりも、私は個人的に素晴らしい体験ができることの保養は続けて頂きたいと思います。もっとお金を出しても来たい。しのばらの魅力もありますが、人と人とのつながりが一番の魅力だと思いました。たくさんの人の手、想いに感謝感謝です。本当にありがとうございました。
何かあった時に助け合える仲間がしのばらにいる。逆もそうです。心強く、きずなも感じる5日間でした。家族のようです。ありがとうございました。


〇福島で生活していくことを選んだ家族はみんなそれぞれの「家庭の方針」を決めて生活しているように思います。どこまで気を使って生きていくかも家庭によってそれぞれですし、何が正しいのかもわかりません。我が家は「保養」というものが福島で生活していく上での大切なポイントになっています。もちろん家族での自主保養も行っていますが、しのばらんどのような保養ですと皆さんに助けていただけるので母親だけで子どもを連れだすことができます。それは本当にありがたいことです。今回も素晴らしい時間を親子でいただきました。子どもが自然の中で思いっきり遊んでいる姿をみることができ、幸せでした。本当にありがとうございました。


〇れい子さんと2nightしゃべりつくさせて頂き、ありがたかったです!今後、必要があれば、現地スタッフでも何でも、やらせていただきます。(本当はもっと若いお母さんが良いと思います!)恩を感じています。ありがとうございました。子育てのヒント、たくさんいただきました!


〇我が家は転勤族でここ数年の間いろいろな土地で過ごしてきました。引っ越し先でもいろいろな方にお世話になりながら過ごし、人との関わりの大切さを感じておりましたが、今回初めて保養活動に参加してみて改めて素敵な体験をさせていただいたなあと思いました。子どもを伸び伸び遊ばさせていただき、また娘(6か月)も皆さんに抱っこしていただき、家族が笑顔で過ごせた5日間でした。ありがとうございました!


〇初めて参加しましたが、スタッフやボランティアの方々がとても親切であっという間に45日過ぎました。とても楽しい時間でした。福島では、産地に気使って生活しています。今度もまだまだ子どもの体のことを考えると続けていこうと思っています。その為、保養を是非続けて欲しいと思っています。


〇原発事故から8年たち、事故の年に産まれた子どもももう8歳になります。当時は粉ミルクや母乳からも放射性物質が検出されて、一番被ばくしてはいけない時期に被ばくさせてしまった、と後悔が残っています。でもどうしても家族と離れて避難はできませんでした。子どもまだ赤ちゃんの頃、1か月続いた下痢や、毎月12週間40度の不明熱が出ていたりと、自力で解熱できず、2次・3次感染してしまう免疫力の低さを被ばくのせいではないかと疑ってしまい、しのばらんどの保養の情報を郡山市の子どものイベントのところで見つけてから、保養にでるようになりました。その時は参加できなかったのですが、今回やっとリベンジできてよかったです!今では色々な保養へ出かけたりスイミングで培った体力でたくましくなり、病気をすることも減ってきました。でも、福島の子ども達は外で遊ぶ経験は本当に少なかったと思います。そして今もそこら中にホットスポットはあります。子どもがいけるうちはまだまだ保養に参加していきたいです。これも保養を開催してくださる方がいることで本当に助かっています。今回は参加させていただき本当にありがとうございます。


○福島では、外遊び(特に山・川・海)で遊ばせるということはなかなかむずかしいので、このような機会を作っていただけて、とてもありがたく思っています。


○まだまだ保養を必要としている方はたくさんいると思います。
私もできることならまたしのばらんどにきたいです。


○子ども達が初めて会う子達と仲良く楽しく遊べることがすごく重要なことだと思いました。各種プログラムを通して成長させていただけました。


○地域のつながりの強さ、子ども達(子育て)やらいろいろと細かいことに目配りが出来ていて誰とでもつながっていること強く感じました。私たちも、とは思いますが地域が地域だけに(老人が多い)若者(子ども)が少なく、幼保合同保育になりとても淋しい地域になりつつ大いにあります。保養活動の内容を私達(福島)でも少し取り入れてくれる若者が表れてくれればいいなと思いました。


○これから先、どのような影響が身体にあるか、分からないので、保養に行くということは続けていきたいと考えています。どんどん保養も減りつつあり、スタッフの皆さんやボランティアの方々支援くださる方々の負担も大きいのではないかと思います。福島の人(参加者)も、出来ることはやる、(まかせっきりにはしない)、一緒に作っていければ良いのではないでしょうか。
 
■その他
〇今回ゴリラさんが来てくれ子ども達と本気になってあそんでくれました。水遊びやサッカーなど汗だくで遊んでいました。「家で遊ぶことばかりだったから、外でのあそび方が分からない」と言ってらっしゃった保護者の方もいました。そのような子どもにとって、とてもありがたい存在だなと思いました。


〇本当に楽しい45日でした。みなさんありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしております。


○ボランティアの方々に子どものみならず親にも気を使っていただき、ゆっくりと過ごさせていただきました。皆様大変ありがとうございました。


5日間大変お世話になりました。子育ての話(アドバイス)をきかせていただいたり、充実した時間をありがとうございました。


○スタッフやボランティアのみなさま、暑い中、本当にありがとうございました。子どもも初めての体験をさせてもらってとても喜んでいました。また来年も参加出来たらと思います。

◆2019しのばらんどアンケート 子ども

 
■楽しかったこと(重複した内容はまとめています)


かわあそびのふね
おかりな
川にとびこんだこと
ふねの所(スワン丸)でしゃてきをやったこと
キャンプファイヤーで楽器を作って発表したこと
スイカわりのとき、われて食べたこと
サッカーや川遊び、線香花火をしたことがすごく楽しかった
みんなとスタッフでいっしょに遊んでたいへん良かった
ぜんぶ
外でブランコをしたこと
花火をしたこと
流しそうめん
魚のつかみどり
さよならキャンプファイヤーをやったときに、「いつも何度でも」をやったこと
ピザ作り
プログラムが良かったので楽しかった
スワン丸でガイネさんとキラティたちと「おーい」「ガイネー」と言ったのが楽しかった
パプリカを皆でおどったこと
キャンプファイヤー
 
■困ったこと


虫かんさつの時クワガタがとれなかったこと
順番をぬかされた
ピザ作りのとき、ピザが焼きあがる間、けむりが目に入って痛かった
部屋に虫がいる
 
以上アンケート報告です。

今回の活動報告はこちらをご覧ください。
https://blogs.yahoo.co.jp/welcom_shinobaland/16854041.html

☆しのばらんど☆
 代表:ガイネ
メール:sinobaland2011@yahoo.co.jp