狂っちゃいないぜ | Sinn本館

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原題・「Pushing Tin」・1999年・アメリカ

●あらすじ
ニューヨークの空の安全を守る管制官・ニック。
ある日、新入りのラッセルがチームに加わることになり、最高の腕を持つというラッセルの噂に、ニックは彼をライバル視し、強い反感を持つ。

ニックはラッセルの妻・メアリーを寝取ってしまい、そこから事態は思わぬ方向へ・・・

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●感想・・・観たのは3度目
航空サスペンス映画ですが、バディ物の要素と、2つの家族のドラマが描かれます。
評価も別れそうな映画。

航空物映画の、ほととんどが飛行機とパイロットにスポットを当てた映画ですが、本作は航空交通管制官にスポットを当てた珍しい作品。
その為管制室内で、画面上で光の点でしかない航空機を誘導するシーンがほととんど。

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その光の点には数百人の乗員乗客が乗っており、その責任重大な職責からストレスで、神経をすり減らしていく姿が良く描かれております。

他の航空映画特にパニック、アクション絡みの作品と比べると、ドラマパートに比重が置かれております。
このあたりが好き嫌いの判れる所で、派手なアクションを期待した人には不評だったようです。

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この頃は今ほどビッグネームではなかった、ビリー・ボブ・ソートン、アンジェリーナ・ジョリー、ケイト・ブランシェットが出演しております。
特にビリーとアンジーは本作がきっかけで結婚(当然その後離婚)した、ホットなカップルでした。

一番のビッグネームはジョン・キューザックですが、本作では3枚目だけでなくゲス男役で、ファンが減りそうな役どころでした。

●出演者

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ニック・ファルゾーン役:ジョン・キューザック 航空管制官
今回は3枚目。不倫&妄想に捕らわれるゲス男役・・・こういう役も演じられるのは流石。

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ラッセル・ベル役:ビリー・ボブ・ソーントン 航空管制官
ビリー・ボブ・ソートンを知ったのは本作でした。寡黙な役が多いのはその風貌からか。

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メアリー・ベル役:アンジェリーナ・ジョリー ラッセルの妻
この作品をきっかけにビリーと結婚、そして離婚・・・この頃のアンジーは自然な美しさでした。

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コニー・ファルゾーン・役:ケイト・ブランシェット ニックの妻
出番はそれ程多くないのが残念。

●参考記事
グランドコントロール 乱気流」航空管制官を描いた映画