森秀樹/ムカデ戦旗 | Sinn本館

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「森秀樹/ムカデ戦旗」

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・出版社 小学館・全5巻(B6版) コンビニコミック有
・出版年 1997年~1999年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★★ 第一部完。

戦国最強と言われた武田軍を支えたのが、豊富な産出量を誇る甲斐の金山であった。その坑道を狙って隣国から侵入する忍びを見つけては取り締まる「金縛り」を努めていた左吉。彼はある日、金掘り衆の大頭から、次代の頭になるよう指名を受けるが・・・

戦国時代を舞台にした作品で武田家をメインに描かれており、武蔵松山城攻めから長篠の戦いの期間が描かれます。

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左吉はムカデの旗を受け継ぎ頭となる。

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田が攻める武蔵松山城の戦いに参陣し坑道を掘る事となるが・・・

前半は金堀り衆として描かれることが多く、金堀りの技も描かれます。後半は傭兵集団として描かれ、忍者のように活躍するムカデ(左吉)が描かれます。

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その後も二俣城攻め、三方ヶ原の戦いに参陣し、武田の勝利の為に暗躍する。

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作中では実在の武将が数多く登場します。

実際の歴史に微妙にフィクションを織り交ぜながら描かれる作品ですが、大筋は歴史通りでこの頃の各合戦が描かれております。

終盤は駆け足でお話が進み、第一部完で終了となります。残念ながら第二部はありません。