宮下英樹/ヤマト猛る! | Sinn本館

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「宮下英樹/ヤマト猛る!」

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・出版社 講談社 全6巻
・出版年 2002年~2003年
・入手度 普通(絶版) 
・ジャンル スポーツ 相撲
・おすすめ度 ★★ ガリガリ土俵革命児。

ぶちかませ突っ張りケンポー!ぶん投げろデケェ奴!幼い頃、小さな身体で誰よりも強かった相撲少年・和泉大和。5年後、体格に恵まれなかった彼は、入部した茨垣高校相撲部で最弱部員に成り下がっていた。
ところが、ひょんなことから中国拳法の打撃技・掌底と遭遇。大和はそこに、もう一度デケェ奴をぶん投げるための突破口を見出した・・・!!

今回初めて読んだのですが、やはり絵は宮下英樹の漫画だなと思うばかりでした。相撲漫画はあまり読んだことがない上に異色の小兵の相撲部員が活躍する漫画ですが、努力というかド根性で頑張る頭(の悪い)主人公はどことなく仙石権兵衛に似ているかな?

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主人公和泉大和。

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前半は団体戦がメインで、こんなチームで勝ち抜いていきます。後半はライバル中曽根虎徹との戦いがメインで、なかなか読みごたえのある作品となっております。
小さい物が大きい物に打ち勝つというのは見ていて爽快ですが、現実的にはかなり厳しいはずで、漫画ならではの展開も多いです。

本作は思ったほど成功しなかったとの事でした。お話は完結しているけど、終盤の展開の速さがちょっと勿体なかったかも。この次の作品は大ヒット作「センゴク」です。