【Proxy Fight】明日注目の大塚家具株主総会 | 住まいる@空き家管理(東大阪の不動産店)のブログ

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※趣味?の株式関連の投稿です。


経営をめぐって親子で対立している大塚家具では、27日の株主総会に向け、委任状争奪戦がぎりぎりまで続いている。

株主総会では、大塚 久美子社長の退任を求める株主提案と、勝久会長の退任を求める会社提案のどちらが多くの支持を得るかが焦点となる。

勝久会長は25日、3%余りの株式を保有する家具大手のフランスベッドから委任状を受け取り、これまでに25%以上の支持を固めたとみられる。

一方、久美子社長は、アメリカの投資ファンドなどから、あわせて20%程度を固めたもよう。

また、3%程度の株式を保有する社員持ち株会のうち、35%程度が意思表示し、このうち6割が勝久会長を、4割が久美子社長を支持しているという。

27日の総会は、会長・社長が、騒動後、初めて直接対決する場で、例年より、多くの株主が出席する見通し。

出典:フジテレビ系(FNN) 3月26日(木)12時29分配信


親子で対決している大塚家具の経営権争いが、ついに明日27日の株主総会で決着を迎えます。

株主総会において自らの(勝之会長vs久美子社長)株主提案を可決させるため、議決権行使にかかる他の株主の委任状を争奪する、委任状争奪合戦(Proxy Fight)が繰り広げられています。

勝久会長が提出した「株主提案」の議題とは、勝久氏自身を含む”取締役10人選任”の件と、監査役2人選任の2件です。

久美子社長側は、(2/13に)大塚家具の取締役会が決議し「会社提案」として株主総会に提出した久美子社長を中心とする”新経営体制”についてです。

(2/17に)勝久会長が株主総会に提出した上記の「株主提案」について、会社として反対することを取締役会で決議したと発表しています。

元々この攻防は、去年(2014)7月に勝久氏から久美子氏が一度社長職を解任された時から続いており、まさに「やられたら、やり返す」の”半沢直樹”状態です。
(久美子氏は去年の解任後、会社が平成26年12月期業績で営業赤字になり、今年1月の取締役会で久美子氏の社長復帰・勝久氏の会長専任が決定され現在は社長です。ナンノコッチャ)

この問題の根幹は、二人の営業スタイルの違いに端を発し、勝久会長の従来型会員制路線と、久美子社長の(IKEAなどを意識した)カジュアル路線の対決と言われています。

私は大塚家具をそれぞれの営業スタイルで二つの事業に分け(持ち株会社にして事業会社で分けるなど)従来型vsカジュアル型で切磋琢磨したら良いのでは?と思うのですが、ここまでこじれると、そう簡単にはいかないのでしょうね・・・。(オヤコナノニ・・)

勝久会長が「久美子は何でも私に反対。今も反抗期だ」述べたこともあるらしいです。
そういう意味では、やはり父娘ケンカなのですね。(苦笑)

この株主総会決議は、役員選任のための決議ですので特殊普通決議だと思います。
定款に別段の定めがある場合を除き、議決権を行使可能な株主の議決権の過半数を定足数とし、出席株主の議決権の過半数により決議します。(会社法上、定足数は3分の1迄設定出来ますが、大塚家具の定足数は知りません)

どういう結果になるのか、注目しています。



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