イチロー選手のエフィカシーの高さはピカイチ | メンタルを変え行動に導く。苫米地式コーチング

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過去に「おまえはダメだ」という評価を人から与え続けられてしまったために、自信喪失に陥ってしまい、本来できるはずなのに「私にはできない」と自分に自分の限界を与えてしまい、能力を発揮できず負のスパイラルから抜け出させずにいる人を助ける。
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■イチロー選手のエフィカシーの高さはピカイチ。

 

「これからも応援よろしくお願いします」とは僕は絶対に言わない。

これは、マーリンズと1年契約を結んだイチロー選手の入団会見での返答だ。

 

「新しい場所に行って新しいユニホームを着てプレーすることに決まったが、『これからも応援よろしくお願いします』とは僕は絶対に言わない。応援してもらえる選手であるために、やらなければいけないことを続けていく」

 

この発言にはイチロー選手のメンタルの強さを感じる。

 

スポーツ選手がインタビューを受けるとき、決まり言葉のように発している言葉。

「応援よろしくお願いします」

 

ここにメンタルの弱さを感じてしまうのです。

 

 

コーチング理論的に言えば、この言葉の裏には、

「応援して貰わないと、私はできません。だから応援してください」の

無意識が他者を頼っているマインドが隠れていることが読み取れます。

 

しかし、

イチロー選手は、「応援してもらえる選手であるために、やらなければいけないことを続けていく」と付け足している。

 

これは、イチロー選手が「主」でありファンは「従」であるという意識を持っている。

主体は自分自身で在ると、しっかりとした信念があるからこそ、言葉を選ぶように返答しているのである。

 

決して、ファンを蔑にしているのではなく、イチロー選手自身が、自分の信念と言葉を大切にしている想いが滲み出ている。

 

抽象度の高い意識と、ハイエフィカシーを持つイチロー選手だから出てくる言葉なのです。

 

 

 

本当にメンタルを強くしたければ、「応援があろうと、なかろうと、俺はスゴイ」と思い込んでいなければ、トップにはなれないのです。

 

そのためには、日常でのセルフトークが重要になるのです




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