
第14章 製品とサービスを売るのを止めよう♪
この夏、
猛暑が予想されています。
6月23日の気象庁発表によると、
この夏、向こう3ヶ月は
猛暑が予想されるそうです。
これを受けて国内ビール大手4社では、
缶チューハイの増産を決定しました。
6月に入り、ビール類の値上げで
売上に影響を受けていましたが、
今年の猛暑をチャンスに変えて、
巻き返しを図るようです。
おはようございます♪
都野建二郎です。
夏場のビールや飲料は、
気温が上がると売れるモノの代表例ですが、
日本気象協会は
こんなリストを発表しています。
◆1度上がるとコレが売れる♪
20度 エアコン
21度 ポロシャツ
22度 ビール
23度 浴衣・甚平
24度 水着
25度 麦茶
26度 蚊取り線香などの殺虫剤
27度 アイスクリーム
28度 鰻の蒲焼き
29度 日傘
30度 かき氷/アイスクリームは売れなくなる
一日の平均気温が1度変われば
消費者の購買行動がこうも変わと知ってれば、
売り場作りに役に立ちますし、
それは当然、
その日の売上にも直結しますね。
そして、
お客さんの購買行動に
影響を与えるものは気温だけではありません。
◆ひと言変わると売上が変わる♪
売れる広告、
効く広告を作る一番のポイントは
ヘッドラインで何を言うか
です。
『涼しくくっすり眠れる方法。
熱帯夜でも平気♪』
これは、
家庭用エアコンメーカーの広告ですが、
実はこのときもう1つ、
別のヘッドラインが試されていました。
『湿気退治は除湿もできる
新型クーラーで♪』
このエアコンのウリが除湿であり、
部屋をドライにすることが
人を涼しくすることになるからです。
でも、
この広告キャンペーンの担当者たちは
『ドライ』対『クール』の軍配が
どちらに上がるか予測しかねていました。
そこで、
1週間ごとに交代で、
発行部数50万部の新聞に
テスト広告を出すことにしたのです。
その結果、
この2つの広告は、
その反応に2.5倍の差が生まれました。
そしてテストに勝利した
『涼しくぐっすり眠れる方法。〜』
の広告は、
複数の全国紙に掲載されて、
大きな売上を作ることが出来ました。
◆ベネフィットを売る♪
このエアコンの広告の成功には
成功する広告の秘訣が含まれています。
1つ目は『ベネフィットを売る』こと。
メーカーはエアコンを売るのが目的ですが、
消費者が買うのは『涼しさ』であり、
『快適な睡眠』です。
『ドライ』な環境はお客さんに
『涼しさ』を予感させるには弱かった
ということです。
2つ目はテストすること。
もし始めから
全国紙への広告しかしなければ、
どうなっていたでしょうか。
2つの広告を出すのは
コストがかかりすぎますから、
どちらか一方を選ばなければいけなかったでしょう。
その結果、もしかすると、
『湿気退治』の広告が選ばれていたかもしれません。
それでも全国紙に広告を載せれば
それなりの売上は上がりますし、
テコ入れの広告や販促を行って、
そこそこ売れたかもしれません。
そして、
テストさえしていれば、
2.5倍の効果が見込めたことや、
余計な宣伝費や販促費といったコストも
必要なかったかもしれない
という事実には
誰も気が付くことが出来ません。
見込み客の感情に訴えて売ること。
お客さんが求めていることは何か
適切に把握して売上を増やすために
テストすること。
これは誰に何を売る場合にも
あなたの成功を左右するポイントです。
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◆著者紹介:ダン・ケネディ
















