Europe/Prisoners In Paradise | Sinn音楽館

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「Europe/Prisoners In Paradise」・1991年・5th

01  All Or Nothing

02  Halfway To Heaven

03  I'll Cry For You

04  Little Bit Of Lovin

05  Talk To Me

06  Seventh Sign

07  Prisoners In Paradise

08  Bad Blood

09  Homeland

10  Got Your Mind In The Gutter

11  Til My Heart Beats Down Your Door

12  Girl From Lebanon

(PV:③、⑦)

 

●ヨーロッパ(Wiki

1979年結成のスウェーデンのHRバンド。1992年活動停止、2003年再結成。

メンバーはジョーイ・テンペスト(Vo)、ジョン・レヴィン(B)、イアン・ホーグランド(Ds)、ミック・ミカエリ(Key)、キー・マルセロ(G)

代表曲は「The Final Countdown」、「Seven Doors Hotel」、「Carrie」等。

 

●5th:「プリズナーズ・イン・パラダイス」

4th「Out Of This World」の約3年後リリースの5th。

 

①軽快アメリカンHR、ヘア・メタル(LAメタル)風のオープニング。

②疾走感溢れるキャッチーなポップ・メタル。

③アメリカン・テイストのキャッチーなカントリー・バラード。

④キャッチーなサビが印象的な産業ロック。ジョーイのエモーションルな歌声◎

⑤微風のような爽やかな雰囲気の哀愁ハード・ポップ。

⑥スリリングなリフがカッコイイ、カラっとドライなヘア・メタル?

⑦ドラマティック&メロディアスなAORなバラード。

⑧ブルージーでグルヴィーなアメリカンHR。

⑨ノスタルジックな哀愁バラード。泣きのメロディ&ギター◎

⑩ポップ&キャッチーなアメリカンHR・・・ウィンガーっぽいけど。

⑪ブルージーなスロー・ロック。

⑫スリリング&キャッチーな北欧メタル。ひんやりとした質感がイイ感じ。

 

⑦スウェーデン8位、③全英28位、②全英42位

邦盤は⑬「Break Free」、⑭「Yesterday's News」を追加収録。

 

レコード会社の圧力でプロデューサーにボー・ヒル、外部ライターを招聘した5th・・・

ヨーロッパというバンド名とは裏腹に、アメリカ市場を意識しすぎたアメリカン・テイストの産業ロック。

ミック・ミカエリのキーボードが大減少しており、よりドライなサウンドに感じるのかも。

 

前作4th「Out Of This World」は賛否あったけど好きなアルバム。

本作はジョーイとバンドの迷走苦悩を感じるアルバム。邦盤ボーナス・トラック⑬、⑭の方がヨーロッパらしいで、この辺も悩めるヨーロッパを感じるばかり。

 

賛否以上にセールスの落ち込み幅が大きすぎ長期休止を選択。

2004年「Start From The Dark」で復活。

 

 

●参考&過去記事