「Graham Bonnet/Underground」・1997年・5th
01 Underground
02 Whiplash
03 Breakaway
04 Movin' On
05 The Strange
06 Sail On
08 Cajun Pink
09 Winter Skin
●グラハム・ボネット(Wiki)
1968年デビューのイギリス人R&B、ロック・シンガー。
ソロ以外ではマーブルス、レインボー、マイケル・シェンカー・グループ、アルカトラス、インペリテリなどに参加。
本作参加メンバーはダニー・ジョンソン(G)、パット・リーガン(Key)、ケヴィン・バレンタイン(Ds)、ジェイミー・カーター(B)、トニー・フランクリン(B)等。
●5th:「アンダーグランド」
4th「Here Comes The Night」の6年後リリースの5th。
①ダーク&ヘヴィなオープニング。
②冒頭からこれぞグラハムな血管がブチ切れそうなシャウト!
③ポップ&キャッチーなロック・チューン。
④ハードなカントリー・ロック風。アコーステック・ギターが印象的。
⑤ブルース、ブギーを取り込んだミステリアスな曲。
⑥メロウでムーディーなバラード。グラハム本来の音楽性のAOR。
⑦ジミー・ヘンドリックスのカバー。気怠く熱いカバーで面白し。
⑧ブルース・テイストのハード・ポップ。ダニー・ジョンソン趣味?
⑨カントリー・テイストのアコースティックバラード。ちょっと地味すぎかも。
⑩レインボーのセルフカバーはちょっとモダンなアレンジ。この曲目当ての人多し。
グラハムのソロにしては珍しくハード&メタリックな仕上がり、その分ソフトロック、AOR、ポップさは減退。
グラハムらしくないというか(妥協してちょっと)ハード路線に振った感有。
アルカトラス3代目ギタリスト・ダニー・ジョンソンの参加効果大で、ある面アルカトラスの4thアルバム的な内容かも。
古参ファンにはダニー・ジョンソンはウケ悪しですが、個人的にはお気に入り。
間にブラックソーン「Afterlife」を挟んでのリリース。
本作は日本を始め極一部の国のみのリリース。そして唐突にリリースされたで、グラハムのコアなファン以外は本作を知らずかも。
●参考&過去記事