Fruupp/Future Legends | Sinn音楽館

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「Fruupp/Future Legends」・1973年・1st

01  Future Legends

02  Decision

03  As Day Breaks With Dawn

04  Graveyard Epistle

05  Lord Of The Incubus

06  Olde Tyme Future

07  Song For A Thought

08  Future Legends

 

●フループ(Wiki

1971年アイルランド・ベルファウストで結成されたプログレッシヴ・ロック・グループ。

メンバーはヴィンセント・マッカースカー(G)、ピーター・ファレリー(Vo、B)、スティーヴン・ヒューストン(Key)、マーティン・フォイ(Dr)

 

●1st:「知られざる伝説」

フループのデビュー・アルバム。

 

①「知られざる伝説」:優雅なヴァイオリン&ストリングスによる美しいインスト。

②「審判」:メランコリックな哀愁HR。中盤以降の劇的展開が凄い。

③「夜明け」:クラッシック+アートロック+プログレな幻想的な曲。インストパート◎

④「土に埋もれた書簡」:異国情緒漂うミステリアスな哀愁プログレ。

⑤「悪魔の神」:勇壮なフォーク・ロック。ドラマティック&プログレ展開の中盤◎

⑥「過ぎ去りし未来」:悲壮感漂う泣きのメロディの繊細な曲。

⑦「瞑想の詩」:「静」と「動」の対比による哀愁イタリアン・ロック風。

⑧「知られざる伝説」:①のアレンジ違いのエピローグ。

 

近年の再盤は⑨「On A Clear Day」を追加収録。

この曲は初盤LPに収録されるも権利関係から長らく削除されていた曲。

 

「光と影」を表現したファンタジックなアルバム。

泥臭いブルース・ロック、ハードロックをベースに、クラッシック、ジャズ、プログレッシブ・ロックを取り込んだ作風。

 

劇的というか仰々しく大袈裟な展開が面白いかも。

聞いて真っ先に思い浮かんだのがアートロック路線のディープ・パープル。哀愁ボーカルや異国情緒漂うサウンドはイタリアン・ロック風かも。

 

 

●参考&過去記事