「a-ha/East Of The Sun, West Of The Moon」・1990年・4th
08 Cold River
（PV：①、②、③）
●a-ｈa（Wiki)
1982年結成のノルウェーのロック・バンド。
モートン・ハルケット（Vo)、ポール・ワークター＝サヴォイ（G)、マグネ・フルホルメン（Key）
代表曲は「Take On Me」、「Hunting High & Low」、「The Living Daylights」等。
●4th：「イースト・オブ・ザ・サン、ウエスト・オブ・ザ・ムーン」
3rd「Stay On These Roads」の2年5ヶ月後リリースの4th。
①エヴァリー・ブラザーズのカバー。オリジナルと違った雨を感じる名カバー。
②哀愁漂う歌声が良いクール＆メロウなポップ・ソング。
③キャッチーなポップ・ソング。ピアノ＆サックスの音色が良いアクセント。
④メランコリーでムーディーな雰囲気。憂いたっぷりな歌声が印象的。
⑤悲しげな歌声が良い北欧の風と空気を感じるフォーク・ロック。
⑥ジャズやプログレッシブ・ロックからの影響を感じる曲。
⑦透き通った空気のような爽快ポップ・チューン。美メロとコーラス・ワーク◎
⑧なぜかロバート・パーマーが思い浮かぶ熱気を感じるロック・ソング。
⑨マグネが歌うジャジーなピアノ・バラード。曲は良いけど変なエフェクトが微妙。
⑩モートンの情感たっぷりな歌声が良い壮大な自然を感じる曲。
⑪ハートフルな歌声によるノスタルジックなフォーク・トラッド。
①全英13位、③全英44位、②全英78位、⑦日本のみ
①、④メンバーが出演する男性化粧品マンダム・キャッビーCMソング。
「Crying In The Rain」
エヴァリー・ブラザーズのカバーはキャロル・キング作。
数多いこの曲のカバーの中でa-haが最もヒット。PV監督はスティーブ・バロン。
アルバムタイトルはノルウェーのおとぎ話（民謡）から命名。
北欧らしい凛とした寒さと薄暗さを感じるアルバム。ファン人気の高いアルバムですが一般的には評価されずの不遇作。
デジタルとアコースティックを丁寧に混ぜ合わせたサウンドが心地良し。
それゆえ初期のエレクトリック・ポップ路線が好きなファンには不評。日本ではa-haと言えば80年代後半に偏っており本作以降は無視されがち。
●参考＆過去記事
