Judas Priest/Screaming For Vengeance | Sinn音楽館

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「Judas Priest/Screaming For Vengeance」・1982年・8th

01  The Hellion

02  Electric Eye

03  Riding On The Wind

04  Bloodstone 

05  (Take These) Chains

06  Pain And Pleasure

07  Screaming For Vengeance

08  You've Got Another Thing Comin'

09  Fever

10  Devil's Child

(PV&参考:

 

●ジューダス・プリースト(Wiki)

1969年結成のHMバンド。メンバーは、ロブ・ハルフォード(Vo)、イアン・ヒル(B)、K・K・ダウニング(G)、グレン・ティプトン(G)、デイヴ・ホーランド(Ds)

 

●8th:「復讐の叫び」(Wiki

7th「Point Of Entry」の1年5ヶ月後リリースの8th。

 

①ツイン・リードが美しいHMの様式美なオープニング。

②リフ&GソロにハマるドラマティックなHM。オープニングでノック・アウトされた人多し。

③「嵐の出撃」:ドラムの連打からスタートする疾走曲。刻むリフと唸るギターが最高♪

④キャッチーなアメリカン・ハード・ロック路線。この曲でクール・ダウンした人多し。

⑤「運命の鎖」:日本人ウケしそうなメロディアスな哀愁サウンド。

⑥気怠くちょっとブルージーな曲。本作ではちょっと異色曲かも。

⑦「復讐の叫び」:まさにロブの叫びが凄いハイ・スピード・ナンバー。Gソロも◎

⑧ガリガリと刻むリフ、ロブの熱唱が光る曲。ノリの良い曲でライブの定番曲。

⑨物悲しいサウンドが初期を彷彿させる曲。哀愁ツイン・リードもイイ感じ。

⑩シンプルでグルーヴィーなHR。キャッチーすぎるコーラス・ワークが印象的。

 

⑧全英66位、全米67位、⑤、②

2001年リマスターは⑪「Prisoner of Your Eyes」、⑫「Devil's Child」(live)を追加収録。

30周年記念盤はボーナス・トラック6曲、1983年USフェスティバルを収録したDVD付。

 

アメリカン・ナイズされ不評だった前作から一転しHMの王道路線へ。

イギリスだけでなくアメリカでもヒットし、ジューダス・プリーストの最高傑作に推すファン多し。

 

改めて思うのはアメリカで受けそうな音作りな事で、ブリティッシュ・ロックに拘った同時期のアイアン・メイデンと対象的。

それがどうした?ですが、ジューダス・プリーストの立ち位置が判って面白いアルバムかも。

 

 

●参考&過去記事