Judas Priest/Point Of Entry | Sinn音楽館

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「Judas Priest/Point Of Entry」・1981年・7th
01
  Heading Out To The Highway
02  Don't Go
03  Hot Rockin'
04  Turning Circles
05  Desert Plains
06  Solar Angels
07  You Say Yes
08  All The Way
09  Troubleshooter
10  On The Run

(PV:①、②、③)

 

●ジューダス・プリースト(Wiki)

1969年結成のHMバンド。メンバーは、ロブ・ハルフォード(Vo)、イアン・ヒル(B)、K・K・ダウニング(G)、グレン・ティプトン(G)、デイヴ・ホーランド(Ds)

 

●7th:「黄金のスペクトル」(Wiki

6th「British Steel」の10ヶ月後リリースの7th。

 

①「嵐のハイウェイ」:キャッチーなロックンロール。リフとツインリードが◎

②シンプルでカラッとしたアメリカン・ロック路線。PVの印象強すぎ。

③ハイテンションなスピード・チューン。GソロがイイーPVはヒーヒー笑わせてくれます。

④ポップ&キャッチーな序盤から、タイト&ソリッドなロック・ナンバーへと変化。

⑤「雷鳴」:リズム隊大活躍なちょっとダークな哀愁HR。ライブで映える曲。

⑥「黄金のスペクトル」:ドラマテックなミディアム・ナンバー。

⑦ポップ寄りの分類しにくい不思議な曲。

⑧ここまで割り切った曲も凄いノリノリなロックンロール。やはりらしくない曲かも。

⑨行き着くところまで行き着いた感ありの、アメリカの空気が漂うポップ・ロック。

⑩ラストは縦ノリロックンロール♪ 頭3曲の出オチ、終盤の失速感が凄い。

 

②全英51位、①、③全英60位

2001年リマスターは⑪「Thunder Road」、⑫「Desert Plains」(Live)を追加収録。

 

アメリカ進出の為にアメリカナイズされすぎた失敗作・・・というのが昔からの評価。

聴けば失敗作とは思えずで評価が間違っていると思うのですが、一度ついた評価は変わらずで80年代から上記の評価は変わらず。

 

それゆえCBS時代のアルバムの中で購入が後回しにされるアルバム。

前後の6th「British Steel」、7th「Screaming For Vengeance」は最初の方に購入し、一番最後に本作を購入した人多しならマシで本作未購入も多し。

 

(左)US盤はジャケ違いで邦盤はUS盤準拠(現在はUK盤ジャケット仕様)。

本作はジャケットで損をしており、UK盤、US盤どちらのジャケットも印象薄し。印象が薄すぎてリマスター盤に買い直し時に、ジャケットが変わっている事に暫く気がつかずでした。

 

 

●参考

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