「Yes/Drama」・1980年・10th
02 White Car
06 Tempus Fugit
●Yes(Wiki)
1968年結成のイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。1981年解散、1983年再結成。
本作時メンバーはクリス・スクワイア(B)、スティーヴ・ハウ(G)、アラン・ホワイト(Ds)、トレヴァー・ホーン(Vo)、ジェフ・ダウンズ(Key)
●9th:「ドラマ」(Wiki)
8th「Tormato」から約2年ぶりリリースの9th。
①重苦しいイントロから一転し弾けるポップなプログレ!
②「白い車」:ちょっとエイジアっぽい哀愁小曲。
③「夢の出来事」:テクノ・ポップ+プログレが面白い。クリスのベースがカッチョイイ♪
④「レンズの中へ」:バグルズ色の濃いドラマティックな哀愁ポップ。異色曲だけど◎
⑤「光を越えて」:各パートが弾け混ざりあうミステリアスな曲。
⑥「光陰矢の如し」:スリリングでポップな疾走プログレ。サビのノリノリな「YES!」が◎
④全米104位、⑤
アートワークはロジャー・ディーン。
ジョン・アンダーソン、リック・ウェイクマン脱退、トレヴァー・ホーン、ジェフ・ダウンズ加入。
イエス+バグルズによる異色作?
アルバムは全英2位とヒットするもアメリカではコケる・・・賛否別れるアルバム。
自分のリアルタイムのイエスは次の「90125」で、本作はほんのちょっと間に合わず。
本作を聞いたのは「閃光」、「結晶」の間の頃。
イエスのアルバムを一通り聴き、バグルズは「Video Killed The Radio Star」しか知らずの頃。
それゆえ自己評価よりも巷の定評に惑わされ、本作を異色作、微妙な作品として認知。
イエスとバグルズの作品をある程度聴いた現在の評価は、イエスらしいアルバムに変化。
正直イエス名義でなかったら評価されていたのではないかと思うばかり。バグルズも好きな自分には受け入れやすいアルバム。
日本での現在の評価を調べるも、評価以前にあまりとりあげられておらずで判らず。近年本作を取り上げる人は(高でなく)好評価が多し。
●参考&過去記事