Devo/Freedom Of Choice | Sinn音楽館

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「Devo/Freedom Of Choice」・1980年・3rd

01  Girl U Want

02  It's Not Right

03  Whip It

04  Snowball

05  Ton o' Luv

06  Freedom Of Choice

07  Gates Of Steel

08  Cold War

09  Don't You Know

10  That's Pep

11  Mr. B's Ballroom

12  Planet Earth

(PV:①、③、⑥)

 

●ディーヴォ(Wiki

1973年結成のニュー・ウェーブ、テクノ、エレクトロニック、ノイズ、アートロック・バンド。

代表曲は「Whip It」、「(I Can't Get No) Satisfaction」、「Peek-a-Boo!」等。

 

この期間のメンバーはマーク・マザーズボウ(Vo、Key、G)、ジェラルド・キャセール(Vo、B)、ボブ・キャセール(G、Key)、ボブ・マザーズボウ(G、Vo)、アラン・マイヤース(Ds)

 

●3rd:「欲望心理学」(Wiki

2nd「Now For The Future」から10ヶ月後リリースの3rd。

 

①「欲望の原理」:シンプルなGリフが印象的なサイケデリック・ロック。

②チープなピコピコ・サウンドのポップ&キャッチーなシンセ・ポップ。

③鞭の音を効果的に使ったシンプルなポップ・ソング。バンドの最大ヒット曲。

④ファミコンそのものなピコピコな音色のテクノ・ポップ。

⑤「愛が溢れる時」:退廃的でアヴァンギャルドなテクノ。

⑥「自由という名の欲望」:古いSFドラマをモチーフにした奇天烈なPVが好き。

⑦「鉄の扉」:シンプルだけど印象的な爽快なエレ・ポップ。

⑧「冷たい戦争」:ゲーム音楽の祖のようなスペーシーなテクノ。

⑨ちょっとカーズ風なクールな音色のひねくれポップ・ソング。

⑩ギター・ポップとシンセ・ポップを混ぜ合わせた

⑪「ミスターBのボールルーム」:古いドラマの主題歌のようなレトロな曲。

⑫無駄をそぎ落としたキャッチーなテクノ・ポップ。サビのコーラスが印象的。

 

①、③全米14位、全英51位、⑦、⑥全米103位

バンドによるセルフ・プロデュースのディーヴォの代表作。

 

ジャケットに映る変な帽子はエナジー・ドーム。

エナジー・ドームは世界中のエネルギーを集める事が出来る帽子で、本作以降ディーヴォのトレード・マークとして定着。

 

「Whip It」:全米14位、全英51位

「デ・デ・デ・デ・デン、バン!バン!~デ・デ・デ・デ・デン、バン!バン!」繰り返しが好き。

歌詞はトマス・ピンチョン「重力の虹」、Gリフはロイ・オービソン「Oh, Pretty Woman」の引用。

 

本作収録曲はサウンドガーデン、ロバート・パーマー、ミニストリー等々がカバー。これ以外にもかなりのカバーが有り、ライブで取り上げられた曲は数知れず。

一番記憶に残るのはアル・ヤンコビックで、ディーヴォの曲をかなり取り上げております。

 

本作リリース後のツアーは日本からスタートし、追加公演の嵐で大好評だった模様。

来日時に「24時間TV・愛は地球を救う」に出演したそうで、真夜中に「Whip It」、「Freedom Of Choice」のPVも放映されたそうです。

 

 

●参考&過去記事